みどりの野原

野原の便り

12月31日 ぐるっとひと歩き  小学校 妙法寺池 さくら池 柿本人麿神社 地黄 供橋(きょうきょう) 

2022年12月31日 | Weblog

今日は大晦日。
家族の協力もあって早く片付いた。お節も作った。

忙中閑あり。
外はいい天気。ちょこっと散歩行こか。・・と言うことで・・
3人で出かけた。

バイパス側道を歩いていると、ペタッ。何かが降ってきた。


帽子を拭うと・・赤い血?


道路にも点々と赤い血?


見上げると、黄色いくちばしが見えた。犯人はムクドリか~。

ヨウシュヤマゴボウの実を啄んだのか・・赤い落とし物だった。


子どもたちの母校 小学校 
私は思い出はそんなにないけれど、大きいソテツやヤシがある。
アツバキミガヨランの花が咲いている。

子どもたちはいろいろ思い出を持っている。
昔はこっちにプールがあってん。なくなって広くなったな~。
その後、体育館ができて屋上にプールが作られてん。

藤棚もあってんけどな。 あった!


3本あるフジの1本は皮だけ残った状態。樹齢は何年になるのか・・ 
これでも枝を出して生きている。すごいな。

岩石園や。ここ好きやってん。石灰岩と大理石が好きやったわ。
今も名札が残ってるのかなあ。
学校のフェンスのこちらから覗く。
ああ。観察池なくなってるわ。好きやったのになあ。よく遊んだわ。

小学校のフェンス沿いに懐かしい母校を眺めたあと、北妙法寺へ。


細~い路地を抜けると北妙法寺池のいつも見る反対側に出た。
こんなとこに出るんや。よく歩いているのに知らんかったわ~。


さくら池 うちの子供たちだけかもしれないが、その形から「パンツ池」と言って馴染んでいた。
周辺は住宅地になって昔の面影はなくなっていて、しばらくぶりの娘はその変わりようにビックリしていた。



柿本人麿神社 拝殿の前には門松が建てられていた。
あ、そうかあ。明日はお正月やね。


近鉄の電車の下のトンネルをくぐってみる。
これはトンネル?なんていうの? 調べてみたが・・
拱橋(きょうきょう)? アンダーパス? 言い方がはっきりしない。

それをくぐって・・

道なき道を歩き・・


北妙法寺町 春日神社 こじんまりした社だが、立派な門松が設えられている。


バイパス 側道植樹帯の木は切り倒され、地面も均されて・・無残な姿。

ぐるっとひと歩きのつもりが4キロほどのお散歩になった。

夜はちらし寿司。

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12月29日 ミシシッピアカミミガメ 「もよぎ」& クサガメ 「あんこ」

2022年12月29日 | Weblog

娘が飼っているカメ2匹


今日は大掃除。汚れた水も替えてきれいにしてもらっていた。

ミシシッピアカミミガメ「よもぎ」と、クサガメ「あんこ」2匹いる。
どちらも飼い始めて20年以上になると思う。

初めは室内の小さい水槽で2匹同居 その後別居。
どんどん大きくなって外のテラスの大きな鉢2個に移され住み続けている。


ミシシッピアカミミガメ「よもぎ」名は色が青かったから。
ミドリガメというもんね。身体測定 20㎝
特定外来動物ではあるが、ずっと以前から飼い続けているので今後も飼い続けることになるだろう。


ミシシッピアカミミガメ「よもぎ」お腹(腹甲)の模様はこんなんだ。

過去の写真を見ると、甲羅の脱皮や産卵(無精卵)などの記録がある。


2006年5月「よもぎ」甲羅を脱皮した。
べっこう柄だが薄い。セルロイドのようだった。


2009年12月「よもぎ」卵を産んだ。1匹暮らしだから無精卵。


こんな大きさだった。


2011年7月卵を2個産んだ。
これ以後卵を産んだのかどうかわからない。


クサガメ「あんこ」甲羅の長さ14㎝ 名は黒かったから。
頭を引っ込めているが、頭や手足は黒い。甲羅に盛り上がった筋がある。


「あんこ」の腹(腹甲)の模様

飼い始めた頃の子亀の時の写真を撮っておいたらよかったなあ。残念だ。 

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12月26日 鹿児島のオオイタビ 雌の果嚢だと分かる。

2022年12月26日 | Weblog

鹿児島で見たオオイタビの果嚢

家に残したもう1個、気になって切ってみた。


いつも見る果嚢とは形が明らかに違うように思う。


切ってみた。これは雌の果嚢だという。(ピンボケ)

先日教えてもらったのとどう違う?
これを持って行ってもう一度確認したいと思う。

過去の写真を調べてみたら・・


2015.03.24 五島列島に行った時のオオイタビの写真が出てきた。
雌果のうじゃないかと思って撮ったようで、雌果嚢?の名前が付けてあった。
これも確認しよう。

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12月25日 散歩 安寧寺 バーチカルポンプ お陰井 非常用飲料水 貯水槽

2022年12月25日 | Weblog

年の暮れ。気は急くけれど・・忙中閑あり。

畝傍御陵前から橿原神宮~橿原市運動公園あたりをひと歩き。


深田池 マガモが目立った。

池の南側の遊歩道を歩いていたら・・


大きいフナ?が落ちていた。 
カワウが捕まえた獲物を落としたのかな?

橿原神宮を出て、歩いたことのない道を通ったら・・


安寧寺 お寺らしい雰囲気もないし、人は済んでなさそう。
近くの「安寧天皇 畝傍山西南御陰井上陵(うねびのやまのひつじさるのみほどのいのへのみささぎ)」に由来するのかな?


軒先にある筒は何? 
筒の下には「村用消火器」の看板が。




筒の上にあったプレート「ツルミバーチカルポンプ」

バーチカルポンプを調べると、
「揚水機の一種で、1912(大正10)年頃から1965(昭和40)年頃まで潅水用具として用いられた」
「村用消火器」の看板が付いているということは、これで揚水して消火用に使用したのか?
それとも農業用の揚水に使用していたのか? 


安寧寺のそばには、太神宮灯籠や「御陰井」と書かれた石柱と井戸もあった。


高取川の橋を渡って西へ。欄干のない狭い橋。
昔は木の橋だったのだろう。

橿原市運動公園の中を通る。


駐車場の看板 「耐水性貯水槽(容量100㎥)
1人1日3ℓ(最低必要)として11000人分3日間の飲料水が確保されているとのこと。
非常用飲料水の貯水槽 初めて知った。


山本町あたりから北の景色。
今は遮るものがなく、若草山も見える。
県立医科大の用地が広がっているので、建物が建てば見えなくなる。


山本大師 恵泉寺 弘法の杖突井戸が残る(右側手前)

6キロぐらい歩いたようだ。

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12月24日 クリスマス飾り

2022年12月24日 | Weblog

クリスチャンでもないのにメリークリスマス。

夜の町へは出かけません。お家派です。

若い時はクリスマスソングを歌うのが好き。
誰かと一緒なら下のパートでハモってました。

そんな機会もなくなりましたが、クリスマスは飾りをあちこちに飾ります。


うちのクリスマス飾りです。

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12月22日 桃谷 鶴橋 コリアタウン

2022年12月22日 | Weblog

ボランティアガイドさんの案内で歩く。
出発地の桃谷駅はJRで通りはするが、降りたことがない。


駅すぐそばに桃谷商店街 


新鮮な魚や魚介が並ぶ。
アーケードは長さ600mとか。買い物しやすそう。


広い通りは「そかいどうろ」聞き始め。(写真は合ってるかな?)
何かと思えば、第2次世界大戦中に、延焼防止を理由に立ち退きをさせて作った広い道路のこと「疎開道路」


「つるのはし」跡
高津宮から河内・大和方面への交通路をひらくため、百済川(後の平野川)に掛けられた橋。
日本書記の仁徳天皇14年の条に「猪甘津(いかいのつ)に橋渡す・・名付けて小橋(おばせ)という」と記され、我が国最古の架橋の記録という。

仁徳天皇の頃(5C)は、海が内陸まで入っていた河内湖の時代と言われる。
ここより少し北に入江があり、百済川(後平野川)が注いでいたらしい。
河口付近は「猪甘の津」という港で栄えていたらしい。

「つるのはし」の名の由来は、鶴がよく飛んできたので「鶴橋」(説)
「津の橋」が訛った(説)などがあるとのこと。

江戸時代の記録によると「つるのはし」は全長36.4m 幅2.3mの板橋だったらしい。
その後、石橋に改修され、大正12年には新平野川が開削されて、流れは変わり、旧の川は埋め立てられ「つるのはし」も廃橋となった。
後の世に伝えるために、橋のあった近くに親柱4本を保存した。

もう1本の川、元 高麗川(こまがわ)と言われていた猫間川は現在は暗渠になっている。


平野街道 道標 慶応2年に建てられた。
右)八尾 久宝寺 信貴山 (信貴山詣での人のためのもの)
左)大阪 (つるのはしを通って大阪へ向かう人のため)
江戸時代には「大坂」の字が用いられることが多いがここでは「大阪」の字がつかわれている。
坂は「土に返る」で縁起が良くないため、明治になると「阪」の字が使われるようになったのだとか。

木村権衛門の邸宅の跡地に立ち寄ったり・・
真宗大谷派安泉寺では江戸時代、寺子屋を開いていたという話を聞いたり・・


御幸森天神宮 主祭神は仁徳天皇
この辺りは元は森で、仁徳天皇は鷹狩りや、宮廷に献上する豚を飼育していた百済人「猪飼部」の様子を見るために幾度も行幸された。
天皇崩御の後、猪飼野の百済の人たちが天皇の御神霊を祀ったのが「御幸森天満宮」の始まりらしい。
立派な社殿は登録有形文化財に指定されている。

鶴が飛んできたとか鷹狩りとか・・想像もできないなあ。


「灯明台」旧平野川を行き来する船のための灯台。
たくさんあったが今残っているのはこれ1基のみだとか。

日本に漢字などを伝えた王仁博士の歌碑などもある。

先に書いた、仁徳天皇の 「猪甘(いかい)の[津]」は入江が陸地化して 「猪飼 [野]」になるが、後の1973年の住居表示制度による町名変更で「猪飼野」の地名は消滅した。


「猪飼野橋」「猪飼野保存会館」などに猪飼野の名が残っている。

御幸通り商店街(通称コリアタウン)
色彩豊かな賑やかな通り。若者が多いらしい。


食料品や飲食店や衣料店などが並んでいる。
キムチの種類の多いことは驚くばかり。


キャベツ チンゲンサイ カブラ ニラ ワケギ セロリ モヤシ ネギ シシトウ レンコン ゴボウ ワラビ ラッキ ・・ホタテ カキ タコ タラコ 豚足・・
ここまでやるか~。需要があるのか・・

 
済州島の守り神らしい。

その後

鶴橋商店街

司馬遼太郎はこの商店街が故郷だとか。(今はもうない)

ここで終了となり、鶴橋駅へ。


今日のお土産はホルモンポッカ 
どんなものかわからなかったが、おいしいおつまみだった。

以前に鶴橋から1.2回来たことはあるが、ほとんどなじみのない所だったが、ガイドさんの説明や帰ってから調べたりして少しだけわかった。
ゆっくり歩くと面白い所だ。

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12月19日 鹿児島の旅 朝大阪港に到着。

2022年12月19日 | Weblog

フェリー利用の鹿児島の旅。
雨にも雪にも負けずにいっぱい楽しんできました。

7:40大阪港に到着。
途中で娘と分かれる。
娘は今日も仕事。私は今日はゆっくり片付けようかな。
計画に運転に頑張ってくれた娘 ありがとう。
留守番の家族にもありがとうを言おう。

昨日今日はどこも冷え込んだようで、自宅周辺もうっすらと雪が積もっていてびっくりした。

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12月18日 鹿児島の旅 3日目ー② 嘉例川駅・蒲生の大楠・蓬の郷・普賢堂湧水源・志布志の大楠

2022年12月18日 | Weblog

嘉例川駅(かれいがわえき)に到着。


鉄道ファンには超有名な嘉例川駅 
明治36年に営業開始した築100年以上のレトロな木造駅舎は登録有形文化財。


JR九州 肥薩線 無人駅ながら現役の駅舎。
全国でも珍しい特急の停まる無人駅だとか。
今は地元自治体の管理となっているそうだ。


待合室


2代目観光大使さんちゃんはお出かけのよう。
乗務員室もそのままの感じ。

時刻表を見ると、しばらく待つと列車が通ることがわかり、駅の写真展や歴史などの展示を見て待つ。


ホームへ出てみる。


高尾山上陵 天津日高彦火火出見尊(山幸彦)が近くにあると、案内の標柱があった。
見に行くには時間がない。

列車の到着近く、どやどやと団体客が入ってきた。


吉松行きの列車が入ってきた。


俄か鉄チャンの私。

単線を走るディーゼル車 錆も目立つが頑張っている。
列車から降りる人はなし。乗った人は3人。
団体客は去っていく。
私たちも同じ「見てるだけ」の人だが・・

入場料を取るとか・・収入源はないのかな。
今日は日曜日なので、2・3のお土産や駅弁を売っていた。
駅弁がおいしいらしいが、今日お昼は食べる所が決まっている。
せめてと「がね」というものを買った。
「がね」はサツマイモ入りの野菜かき揚げで、揚げた姿が、がね=蟹に似ているのが名の由来の郷土料理とか。

次へ移動。


山間部は吹雪になり・・雪はやがてみぞれになり・・雨に変わった。


蒲生八幡神社に到着(姶良市蒲生町)
ここは私の一番の希望地。一度は見たいと思っていた木。


蒲生の大楠 蒲生八幡神社 


日本最大のクスノキ。
高さ30m 根回り33.5m 目通り幹周24.22m 樹齢約1600年


コケやシダや小さい木など着生 ナンテンが実を付けていた。


根元にできた空洞。

気の遠くなるような年月を生きて、どんなものを見てきたのか・・
どんな体験をしたのか・・思いも及ばない。
ただ、たたずんで見上げていた。


お天気が良くなった。海岸線に並ぶヤシの木。

東九州自動車道に乗り、蓬の郷に着いたのは13:22分
今日も昼ごはんは遅い。


建物を撮り忘れた。蓬の郷(志布志有明町)

どんなところか知らなかったが、有明の観光の中心的な施設らしい。
入浴施設やレストラン、親水公園などがある。

レストランで娘のお勧めウナギを食べる。
鹿児島県は養鰻生産量日本一ウナギ王国だそうだ。


うな重 香ばしくておいしかった。

外の親水公園へ。


公園の中を川が流れる。


池ではアヒルやカモの交雑種?が寄ってきた。


池は3つあるようだ。水は澄んで美しい。
ハッチョウトンボなど38種類のトンボが生息するらしい。


「普賢堂湧水源」の看板 遊歩道を歩いて行くと・・


きれいな水辺があった。水草が揺れている。
飛び石が配され、渡れるようになっている。


水草の中にヤブミョウガのような葉もある。


飛び石を渡っていくと・・ここが湧水源のようだ。
あふれ出る湧水。
この水が池へ流れ込んでいるのだ。


涼し気な湧き水と水草の風景。
さぞ、水は冷たかろうと触ってみると・・温かい!
これにはびっくり。
何回か来たことがあるという娘も、温かい水(冷泉?)が湧き出しているとは知らなかったようだ。
ネットでしらべても「湧水が温かい」ことは出てこない。なぜ?
でも、確かに温かかったよ。

『湧き水は現在は田んぼの用水の他、一部は蓬の郷のお風呂にも利用されている』(説明板)

娘は、ここはきっと私が気にいるだろうと連れて来てくれたのだ。
うん。好き好き。

蓬の郷から10分ほどのところの山宮神社に到着。


山宮神社(志布志町安楽)


志布志の大楠 (志布志市安楽 山宮神社)
う~ん。これもデカい。
樹高22.0m 目通り幹周18.6m 根回り24.3m
樹齢1200~800年


この大楠にも洞がある。

今回の鹿児島の旅で出会った3本の大楠
塚崎の大楠・蒲生の大楠・志布志の大楠 いずれもすごいとしか言いようがない。

ただ、ドーンとそこにいてください。いつまでも。

いよいよ帰路に。
レンタカーを返却して志布志港へ。


さんふらわー きしりまに乗船


お天気も回復して、夕日が見れた。


夕空にカモメが飛ぶ。

さんふらわーで鹿児島の旅の最後の夜を過ごす。

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12月18日 鹿児島の旅 3日目ー① 雪が積もってる~。霧島温泉郷 (噴気 丸尾の滝 カジロが湯)

2022年12月18日 | Weblog

鹿児島の旅3日目 夕方のフェリーに乗るので、実質最終日だ。

朝食を食べに食堂へ。そして外を見る。 


エエ~ッ雪? 外は真っ白! 頭も真っ白!

とりあえず朝食を食べて・・・。

外へ出てみる。

 
第2関節ぐらい。あ、メジャー持ってる。深い所で5㎝
平均4㎝ぐらいの積雪。
この辺でも初積雪だそうだ。
普通なら大喜びのところだが・・
帰れるか?今日一日の計画はどうなる?


箒を借り、タオルも使って除雪。視界を確保した。

幸い、車道は何とか走れそう。


みちやさん出発。

昨日降りてくる時に見た源泉の噴気を見に行く。

大きいホテルの並ぶあたり。


谷の方n道のそばにはいくつかの源泉があり噴気が立ち上っている。


風向きによっては道に流れ込んで、車が走れないぐらいホワイトアウトになる。
温泉らしい風景だ。

道からそう遠くないところに滝がある、というので、車を停めて見に行くことに。

川沿いを下る。道に雪はない。


山側の溝には温泉が流れ、湯気が上がっていた。
それで雪がつもってないのか。

娘は車を取りに戻り、私は下る。


雪をかぶっているのは ナチシダ


左の川に滝があった。これかな? 白濁した水。温泉の滝だ。
それにしても滝の名が書いてないなあ。
・・と思っていたら娘が車で下ってきた。
「ごめん。間違えた」 この滝ではないらしい。


さっき車を停めた所から入るのだった。

少しあるくと、滝が現れた。


丸尾の滝 温泉の滝だ。さっきの滝の上流になる。
滝つぼも温泉色。
説明板によると「霧島山の噴火により流れた溶岩にかかる滝」とのこと。
「熱い溶岩が冷えて固まり、縮む時にできた柱状節理に沿って滝ができている」
「滝の上部は柱状節理の断面を見ることが出来る」とのこと。
温泉の滝は他で見たことがない。


下る途中に立ち寄り湯「ガジロが湯」が見え、入っていくことにした。

霧島温泉市場は思っていた市場ではなかったが、蒸気蒸しや、天気がよければ足湯もできたよう。
「坂本龍馬ハネムーンロード」の説明板があった。

民宿を通り過ぎて下っていく。


しばらくは雪景色の中・・・美しい・・・
その内、雪はなくなった。

長くなるので、次に続く。

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12月17日 鹿児島の旅 2日目ー② 旧田中家別邸(建築 モクセイ 庭園 オオイタビ)みちや荘

2022年12月17日 | Weblog

2日目の②
13:30 お昼御飯がまだなのだった。
時間がもったいないので、コンビニのおにぎりで済ます。

海岸線を北へ~・・東九州自動車道~霧島市~海辺に出る。


海岸線に出ると目の前に桜島が見え、車を停める。
やっぱり頂上付近は雲がかかっている。


足元にタチアワユキセンダングサが咲いていた。

ほどなく、計画していた 旧田中家別邸に到着。

旧田中家別邸。(霧島市福山町)
実業家として大阪で活躍。政界でも活躍。大正7年に私立福山中学校を創設した故田中省三が郷里の福山に建てた別邸。
大正11年完成。
大正8年の棟札と共に鹿児島県の有形文化財に指定されている建造物。
田中家の手を離れた後、今は福山町の所轄らしい。

娘は以前にも訪れている。

玄関を入って記帳 見学


入ってすぐに広い洋室 外見和風建築の中にこんな洋室があるとは。
天井を飾るレリーフ・シャンデリア・大理石の暖炉・窓・・
技術の粋が集められた贅沢な造り。


大広間 手前の欄間 


大広間の畳3畳の床の間 その右側には床脇がついている。
細かい組子の明り取り。


大広間 まわりに縁側がつく。
欄間やガラス戸の模様が美しい。


欄間
見どころはたくさんある。

玄関を出る。


玄関横の変わった灯籠 その横の木は・・


きれいに刈り込まれたモクセイ。


よく見ると、果実が付いている。

実は、娘が前回来た時(2020年2月)実を見つけ、尋ねると、案内してくれた方は黄色い花が咲くキンモクセイと言われたとか。
「キンモクセイに実がなっている」とメールを送ってきた。
見たことがなかったので、枝を貰って送ってもらったのだった。

雄しか導入されていないとい聞くキンモクセイの雌木なのか?
でも、その時はよくわからなかった。
今回自分の目でぜひ見たいと思ったのだった。


上の写真の横の門を入ると庭園で、その中にも数本同じような木があり、実が付いているものもあった。


葉をよく見ると細かい鋸歯がある。全縁の葉も混じっている。
ウスギモクセイかもしれない。
帰宅後、もらってきた枝を大阪自然史博物館の学芸員さんにお尋ねしたところ、ウスギモクセイでしょうとのことで、一件落着。

裏庭から見た旧田中家別邸


庭園は池泉回遊式庭園で、霧島市の有形文化財に指定されている。
春には桜・ツツジがきれいだそうだ。


庭にいっぱい生えているのはオキナグサだそうだ。
これも春に花が咲くのできれいだろうな。
遊歩道もあり、時間があれば廻って見たかった。


旧田中家の塀に絡みついているオオイタビに果嚢がいくつもついていた。

いつも見るものより丸い果嚢。ひょっとして雌の果嚢か?


これもお尋ねの結果 雄の果嚢だった。 
残念。雌の果嚢を見たい。

立派な建築物を見学し。私の疑問も解けた。
本当はウスギモクセイの花も見たいところだが・・ちょっと遠すぎる。

旧田中家を後に、北上。宿のある霧島温泉郷に向かう。

17時50分 少し遅れて、今夜の宿「民宿 みちや荘」に到着。


夕食は鶏刺し 豚 カマ焼きなど鹿児島の郷土料理。 
硫黄の温泉に入って疲れをほぐす。

志布志港から大隅半島の肝属郡錦江町~鹿屋市~曽於市~霧島市へ。
よく走った~。(私じゃなくて、娘が・・)お疲れ様。

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