みどりの野原

野原の便り

ミズワラビ復活

2007年08月30日 | Weblog
「前に群生していたところがなくなった」と、いつもヤイノヤイノ言ってる
「ミズワラビ」ですが・・

ミズワラビ=シダの中でめずらしく水中又は湿地に生えるシダ。
       除草剤で激減し、所によっては絶滅危惧種になっている。
       奈良県ではちょいちょい見かける。

卓球のついでに又、見に行ったところ、目を凝らしてみると、あるじゃ
ないですか。出てきたじゃないですか。


          ミズワラビの若い芽

それとわかるのはまだ少ないですが、確かにあった。
しかも小さな幼苗がいっぱいあった。 よかった。
胞子が芽を出したんだろう。

           
                       幼苗がいっぱい

絶滅したかと思っていたが復活したようだ。

はかなげでいて、したたかな植物の生命力に乾杯!

 
一昨年秋にはこの左の区画(稲作はされていない)は一面にミズワラビが
生えていた。
こんな大群楽を見たのは初めてだったので感激した。
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川遊び ダッキー&カヤックツーリング

2007年08月29日 | Weblog
人数の都合で今日に変更になった。

昨日だったらいい天気だったのに、今日は雨模様。
各地で大雨警報が・・・どうなる?

五条は雨は降ってなくてホッ。

        
      水着の上に厚手のツナギ型ウェットスーツ。
      その上にフローティングベスト・ヘルメット・
      足元は水用の靴。

両端に水かきの付いたパドル(櫂)を持って岩を下り川へ。

そこにおいてあるダッキーというゴムボートが今日の遊び道具のようだ。
カヤックというのはダブルパドルで漕ぐ舟の総称らしく、いろんなタイプ
があるらしい。

メンバーは7人 カヌーを少しやっているという同年代の女性、その娘さんと
小学5年生の男の子、若いカップル それに私たち2人 ガイドが1人付いてく
れる。

説明や注意の後、水の中へ入ると、ウェットスーツを通してジワリと水の冷
たさが沁みてきた。

ライフジャケット(フローティングベスト)を着ているのでいやでもプカリ
と浮かぶ。楽チ~ン。冷たくて気持ちいい。

水になれた後、二人乗りのダッキーというゴムボートに前後に乗り、水の静
かな、溜まりの所で練習した。

ここは吉野川。紀ノ川の上流になる。
この後、4キロぐらいダッキーで川を下る予定だ。

そして、ガイドさんに続いて川の中ほどへ漕ぎ出す。

「ここから瀬で水路が狭くなるので1列で」とか「あの岩の左側を通ります」
とか「波を3回超えたら左へ寄ります」とか、言われる通りに行こうとするの
だが・・・
実際には思うようにはいかない。

このゴムボート「ダッキー」というだけあって、お尻フリフリ、細かく動ける
ようになっている。その分、クルクル回りやすく、まっすぐに進むのが以外に
難しかった。漕いだりブレーキをかけたりしながら下っていく。
2人のこぐ呼吸もあるのだが、それに加えて川底の変化、川の流れも影響する。

舟を操るまでいかず、舟に操られているようだ。

       
               ゆったりしたところは楽チン   

ところどころに、落ち込みのある流れの早いところがあり、悲鳴とともに突っ
込む。急なところでもしっかり漕がないといけないといわれたが、はじめは
それどころではなかった。
ひっくり返るかと思ったがなんとかすり抜けた。スリル満点。



深くてゆったりしたところでは、ぐるっと1周したり、ゆったりと景色を楽しむ。
周りは木や草が覆っている。大きな岩のところもある。静かだ。

浅くて流れの速い「瀬」のところでは、底につっかえないように、岩にかから
ないように、流れを探していかないといけない。

ガイドさんが通った水路を通ろうと思っても、思うようにいかないものだから、
岩にぶつかったり、底がつかえたり。

つっかえても決して舟からは降りないように言われた。
教えてもらったように、お尻を浮かせてヨイショヨイショと前に動かしたり、
そうしているうちに、ぐるりと回って後ろ向きに外れたり。

竹薮のそばを通るときは頭を下げて、ヘルメットで垂れかかった竹を避ける。

        
  途中で夕立が来た。すごい土砂降りの雨だ。でも平気。
  もともと水の中だから。


昼食をはさんで川へ降りると、川は土色に濁っていた。

最初「わあ~っ」と叫んでいた急流も、慣れれば快感。もっとないかな~。

ゆったりしたり緊張したり、楽しいわ~。気持ちいいー。

西表島・南大東島・奄美大島など何回かカヤックに乗ったことはあるが、
流れのゆったりした川だったので、
今回は又違って、変化のある面白いコースだった。病み付きになりそう。
 
           
 小学生の男の子に続いて岩から飛び込んだ。ほんとはちょっとドキドキ

ガイドさんに舟をひっくり返されてみんなドボン。面白かった。

コースの終点のゆったりした流れのところで、いろんなカヤックを体験した。

ガイドさんが乗っていた一人乗りで足もとの深いカヤックに乗ってみたが、
楽そうに見えたそれも結構グルグル回りやすく、やっぱり技術が必要だ。
ガイドさんは水の中で1回転して見せてくれた。

もうひとつの樹脂製の一人乗りのカヤックは乗りやすかった。
気持ちよくスイスイと広いところを漕いでまわり気持ちいい~!

他にも長~いカヤックもあった。

見上げたら道路から人が2人見ていた。
前は私もああして「見ている人」だったなあ。と思った。
今日くだった川はほとんど道路からは見えない。

たかがゴムボートと思ったけれど、終わって水から引き上げるのはすごく
重かった。
ずっとパドルを握っていたので、明日は腕が粘りそう。
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8月27日 金剛山へ

2007年08月27日 | Weblog
伏見林道からゆ~っくり登った。

谷川沿いの舗装した上り坂が続く。 
ヤブハギ・ゲンノショウコ・アキチョウジ・マツカゼソウなど咲いて、お山は秋だよ。
 
   
     谷川 涼しげな飛沫                   クサアジサイ 

 
           ヒナノウスツボ                      ナベナ
      小さくて、なかなか焦点が合わない

ヒナノウスツボを見つけて写真を撮ってると、「まあ。よくそんな小さい花、見つけましたね」
と登山の人が通り過ぎて行った。
まだツボミが多くて、花は1つ2つ咲いてるだけ。
自分でもよく目に留まったと思う。
他にもあるのかも知れないが、この道ではそこでしか見かけなかった。

10時半頃なのに、もう上から降りてくる人もいる。登山回数の捺印を集めている人たちかな?

ナベナやアキチョウジ・ヨシノアザミ・ツリフネソウ・イヌショウマ?ツルニンジン・ヒヨドリバナ・
オトコエシ等も咲きかけている。

他にはキンミズヒキ・ミズヒキ(赤・白)・アキノタムラソウは満開
山の上の風は涼しかった。 千早園地にはウスバキトンボが群れ飛んでいた。


            アキチョウジ
                    
                                   ツリフネソウ
                    花茎に赤い毛がびっしり付いているのに初めて気が付いた。


             ジャコウソウ
                   
                               ヤマホトトギス

+++ 出あった チョウ +++

   
        アサギマダラ                   モンシロチョウ

             
                キンモンガ この幾何学模様にはいつも感心する 
             
                           クロヒカゲ





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8月26日 貴志川で川遊び

2007年08月26日 | Weblog
子供たちが誘ってくれても、いつも他の予定とガッチャンコ。

今日も本当は重なってたが、まあいいか。今日はこっち。
紀ノ川の支流の貴志川へ、バーベキュー&川遊びに出かけることになった。

2時間ぐらいで川に着いた。

人間が6人・犬2匹 バーベキューを楽しんだ後、久しぶりの川遊び。


      泳ぐ 「ベーグル」 犬掻き うまいもんだ
                  
                     本当は水が嫌いな 「ころも」 必死に岸へ

子供たちは網や釣りで次々魚を捕る。
私も教えてもらって初めて魚釣りをした。

            
          サワガニ                       アブラハヤ

 
     カワムツが釣れた!        いっぱい捕れた ほとんどカワムツ

冷たい水に入って、暑さ知らずの一日だった。
釣った魚はみんな川に戻した。 元気でねー。
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8月25日 ザリガニ釣り イベント

2007年08月25日 | Weblog
水辺のいきものの観察会 ザリガニ釣りイベントのお手伝い 

プラスチックの入れ物を持った親子・孫連れで 午前午後各30~40名参加された。

先ず、先生からお話を聞いた後、釣竿を準備して池へ行くという予定。

水辺のいきものってどんなものがいる?
日本で生まれたのに何でアメリカザリガニって言うのかな?
先生の質問に元気な子供たちがめいめいに声をあげる。

食用ガエルの餌として80年前にたった20匹持ち帰ったアメリカザリガニが、今は北
海道を除く全国に拡がっているとのこと。

先日行った釧路では、この辺にはいない外来種「ウチダザリガニ」の持ち出し禁止
の看板を見た。

この辺にいるのはすべてアメリカザリガニということだ。

アメリカザリガニがこんなに増えたのは、少々汚い水でも棲めることと、何でも食
べる貪欲さがあるから。そしてメスが卵や子供を守るので、たくさん育つからとの
こと。

エビやカニと比較して体の特徴の説明。
呼吸の仕方は、エラブタのところから取り込んだ水から酸素を取り、口から出す
というのを、墨汁を使って実験。


          実験に子供たちも興味津々

最後に上手な釣り方の説明を受けて、竹竿に重石の石と餌のスルメをくくって、
さあ裏の池へ。

去年は私でも釣れるぐらいいっぱいいた。釣れるとうれしいものだ。
今年はどうかな?

池を覗いてみるが姿があまりない。
去年はあんなにたくさんいたのに。どうしたんだろう。
釣れなくてがっかりしないかなあ。釣れたらいいのになあ。祈るような気持ち。


       ご馳走のスルメだよ~ おいしいよ~ 
                      
                               1匹ゲット つかめるかな?

時間がたつとうれしそうな声も聞こえてきてホッとする。

4匹ぐらいゲットしたグループもあったが、午前の部は余り成果が多くはなかった。

ザリガニのいない場所に放さない。飼う時は数は少なく最後まで大事に飼ってと注
意を受けて、鈴虫のお土産ももらってバイバ~イ。

今年少ないのは、先日の大雨で流されたかららしい。それとアオサギもよく来て食
べているようだ。

さて午後は?ハラハラしたが、わりと釣れ、よかったよかった。


            一番の釣りポイント 
                
                      
                                   立派なおとな             

池の上には、シオカラトンボやギンヤンマ・ショウジョウトンボ・チョウトンボな
どが飛び回っていた。

最後にお母さんが一人 目の前で「ドボン!」でびっくりした。
数年前、南大東島の地底湖で「ドボン!」した思い出がよみがえった。

子供たち・じいちゃんばあちゃん・お父さんお母さんも夢中になれる夏休み最後の
イベント。
奄美大島から来ていた子供もいて、もって帰る方法を先生に尋ねていた。

自然相手に遊ぶ子供の姿をみるのはいいもんだ。







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8月23日 赤目四十八滝

2007年08月23日 | Weblog
起きたら雨が降っている。
今日は中止か。と思って、念のためお世話係のNさんに電話してみた。

「サークルは中止だけど、場所は変わるかもしれないけど個人的には行ってみます」とのこと。

でも7時ぐらいには奈良県北は大雨警報が。
テロップで橿原市の降水量は110ミリ・桜井市は120ミリ・天理市は130ミリの大雨が降った。とでている。
すごい降ったんや。(よく寝てて雨も雷も全く知らなかったよ~ん)

その後の天気予報では、雨もあがりそうかな?  行ってみるか。
雨具を入れて、おにぎりを作っている間に雨も止んできた。

結局9人の参加者が集まった。やっぱり赤目へということになり、予定通り行くことになった。

赤目はずいぶん前に行ったきりだ。久しぶりの滝めぐり。

協力金300円を払い、入山口の日本サンショウウオセンターから滝道へ

夕べの雨で谷の水は濁っていたが、滝はどれも水量たっぷりで迫力があった。
ゆっくり歩いて荷担滝まで行って、そこから引き返した。


                    私が選んだ滝 5選 
 
      不動滝(堂々とした姿)        霊蛇滝(灯篭?のようなものが浮かべてあった。
                            テレビ撮影でマナ・カナちゃんが来てた)               

            
   布曳滝(布をたらしたような細い流れ)      千手滝(オトコエシが咲いていた)


              
              荷担滝(振り分け荷物をかついでるのかな?)


花もいろいろ咲いていた
イワタバコは少し遅かったがまだきれいなのも残っていた。
キツネノカミソリはオオキツネノカミソリかも?
  
        イワタバコ          ヤマジノホトトギス     キツネノカミソリ

           
           ハグロソウ(舌を出したようなかわいい花 あちこちに見られた)



休憩所の屋根は植物の宝庫 コケマットの上にいろんな植物が生えていた
ミヤマウズラがあると教えてもらった。(写真はピンボケ・・クシュン)

水は濁っていたが、魚がたくさんいる。
「網を持ってみんなで追いかけたらいっぱい採れそうね」と横を見たら「禁猟区」
とあった。 国定公園なので当然。言ってみただけ。

                
                この川のどこかに「オオサンショウウオ」が棲んでいる。
                川の中の姿、見てみたいな。

山肌からは水が滴って、空中湿度も充分。コケや植物はたっぷりと水を吸って
みずみずしく、命が輝いているようだった。

私たち人間もマイナスイオンをたっぷり吸って、来た時よりも一段と美しくなった、はず。
参加を決めた私たちの勇気に雨も尻尾を巻いて逃げていったようだった。

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8月22日 スーパーまでウォーキング

2007年08月22日 | Weblog
3週間ぶりに卓球クラブに顔をだす。いつもながらの気ままな参加。
その分、当然上達はない。
でも2時間余り体を動かすと気持ちがいい。

外は相変わらずの猛暑だが、心なしか秋を感じる。

汗のついでに、遠いほうのスーパーへウォーキングを兼ねて焼き増し写真を取りに行く。

途中で知り合いに会って、一緒に歩き、田んぼの中の初めての道を通った。


     東の空には入道雲

珍しくまだ未舗装の道もある。
ネジバナがあった道は舗装されてなくなってしまったらしい。

それでも池があったり、家の近くとは雰囲気が違う。
またたまにはこの道を歩きに来よう。

違う道を通って帰り道、
イネを50センチぐらい控えて植えてあり、そこに草がたくさん生えている田んぼがあった。

当たり前のように聞こえるが、いつもあちこちの田んぼを覗いているが、きれいさ
っぱり、ほとんど草の生えてない田んぼが結構多いのだ。

だから草が生えてたらうれしい、

植えてあるのか、昔植えたものが今は勝手に生えているのかクワイも少しあった。
 
花は咲いてないが、コナギやアメリカコナギもある。
アゼトウガラシと思われるのは花盛りだ。タデも見える。
 
      田んぼ                     コナギ・アゼトウガラシ

 
            アメリカコナギ                       クワイ

ルンルンの気持ちで帰り道、よそ様の庭のシマトネリコに実がいっぱいなってい
た。

              シマトネリコ実

シマトネリコは、今でこそ流行で庭によく植えられるが、ちょっと前まではあまり
見られなかったのが、最寄り駅にわりあいに太いこの木を見つけ、何だろうと思っ
た。

艶のある葉や形から沖縄や東南アジアで見た「ゲツキツ」か?と思った。
詳しいFさんにたずねてシマトネリコだとわかった。

それは15年以上も前のことだ。

家に着くころには6時半になっていた。 二上山の北の方に日が沈んだばかり。

やっぱり真夏とは違う。


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8月21日 甘樫丘 草刈

2007年08月21日 | Weblog
里山クラブの森づくり隊の草刈の日

久~しぶりに参加した。
こんな暑い日なのに10人ぐらい来ておられた。

「暇やから来てんねー」といいながら、実は飛鳥を愛し、仲間を大切にしておられ
る方たちだ。
月2回の里山管理作業にいつも参加してくださってる方たちには本当に頭が下がる。

草刈り機は6.7台 
よく参加しておられる人は登録して鎌やナタなど「may道具」を置いておられる。

私は他の人の鎌を借りた。


              準備中


              作業場所
 
展望台近くの遊歩道の両側が今日の作業場所
草刈り機がぶんぶんうなる音を聞きながら、鎌で刈っていく。

ササやイネ科の草に混じってヘクソカズラの細いツルが這い回っている。
クズはひそかに勢力拡大中。今のうちにとツルを手繰ったら、だいぶ向こうの木の
そのまた向こうの斜面まで続いていた。
追跡はそこまで。手の届くところでツルを切った。

散歩の人、古典文学のグループがご苦労様と通っていかれた。

暑い時なので午前中で作業を終えたが、遊歩道沿いはスッキリした。
スッキリの写真がありません  見に行ってくださいね。

汗をいっぱいかいたが、木陰の風はさわやかに感じた。
今日刈ったところも又すぐに伸びてくるだろう。
草と人間のあくなき戦いは続く・・・

甘樫丘をちょっと一回りして帰った。
 
       ヤブミョウガ 花          ヤブミョウガ 実

        
ドングリをつけたまま落枝 チョッキリの仕業?        クサギ


       飛鳥川にアヒルが2羽 涼しそう
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8月20日 曽我川周辺

2007年08月20日 | Weblog
日中は雑用で車で出かけていたので、日が傾いてから散歩

曽我川堤防のイヌビワにいっぱい実がなっていた。
黒く熟したのを食べてみたら甘かった。
たくさんあればジャムにできるかも。
といってもいっぺんに熟さないので実際には無理かなあ。



 

キクイモと思われる葉があった。
2,30年前は川の斜面にたくさんあったのに、最近はあまり見ない。
今度掘って、芋を確かめてみたい。

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8月19日 飛鳥 クログワイ

2007年08月19日 | Weblog
連続真夏日、カンカン照りの毎日、

スケッチ材料を探しにちょっと飛鳥を歩く。

家の庭の草花たちはこの暑さにちょっとげんなりしているように見えるけれど、
さすが大地に根を張った雑草。こんなに暑くても花は咲いているものだ。

ヒメムカシヨモギやオオアレチノギクのような地味な花からツユクサやガガイモ
など20種類ぐらいの花が咲いていた。

さて、来月の表紙絵はどれにしようかな。

 
             ガガイモ                     キカラスウリ

田んぼにクログワイがあった。カヤツリグサ科の目立たない草だ。

「芋」があるはずだけど見てみよう。
抜けるかな? そっと引っ張ってみた。
しっかり根を張っていたが、どうにか切れずに抜けた。

家に帰って根の泥を洗ってみた。
あるある。根の間に黒い芋(塊茎)が1個。
直径が1cmあまりのクワイのような芋が付いていた。

 
      クログワイ                 黒いのが塊茎
      
食べられると聞いているが、食べるほどでもないのでしばらく鑑賞することにした。
調べてみたら、平安時代まではクログワイが正月の煮しめにされたそうだ。

わあ根気がいりそう。
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