みどりの野原

野原の便り

1月31日 今日も長居公園 イスノキの虫こぶ 講演巨大カルデラ噴火

2016年01月31日 | Weblog
夕べは娘のところに泊って、今日も長居公園

昨日も話を聞いたクスノキの枝落とし。
  
木の下に小枝がいっぱい。カラスの仕わざらしい。 右)ハトが落ちた実をついばんでいた。

このクスノキはまだ果実がたわわ。木によって実の付き方、なくなり方もずいぶん違う。

イスノキ
葉の上に着く小さい虫こぶ。枝の付け根あたりにできる大きい虫こぶ(ヒョンの笛)
虫こぶにもいろいろあり、虫こぶを作るアブラムシにも何種類もあることは聞いたことがある。


今日見た大きい虫こぶには先に刺状のものが付いていた。
今までには見たことがない(気付いたことがない)

講演は「巨大カルデラ噴火」のお話。
約7300年前に南九州で起こった「鬼界アカホヤ噴火」という「巨大カルデラ噴火」
巨大火砕流と東北地方まで及ぶ広範囲の降灰で九州縄文人が絶滅したといわれる。
桜島大正噴火・富士山の噴火などの山体噴火とは規模も(数十倍~数千倍)発生メカニズムも違うという。
起こる場所によっては日本喪失も・・との話にぞっとする。

日本は世界一の地震・火山大国で地球上の1割が集中している。
御岳・阿蘇・桜島・口永良部・西之島・箱根・・これらの噴火は日常的な活動で、地震と関連していない。
頻発する地震・火山活動は変動帯に住む者の性であり、試練である。またその恩恵も受けている。
温泉・軟水は地殻変動の産物であり、和食の出汁に適す。
恩恵に感謝しつつ、試練に対して十分に対処しないといけない。

火山のメカニズムなどは専門家に任せるとして、私たちは何をすべきか?と問われても・・
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1月30日 長居公園 植物園

2016年01月30日 | Weblog
雨上がりの長居公園
 
オニグルミの冬芽 おなじみヒツジ顔    ハトが群がっていると思ったら、餌をやっている人が。
餌やり禁止の看板も効果なし。

 
ハルニレ 花芽らしい丸い芽 葉芽らしい尖った芽       枝の翼


ブラシノキ 雄しべがほどけかけているのを見つけうれしくなった。
花の時期はもう少し先。

植物園
 
少し離れて見ると見やすい。バレンタインデーもうすぐか~。チョコレート私がほしい。  
                  右)今年は申年 サルに因んだ生き物たち
昆虫 貝 キノコ 地衣類 植物 いろんなものにサルの名が。
サルは昔から人に近いところにいたからかな?

 
白い覆輪がかわいいツバキ 赤いヤブツバキも満開    右)ソシンロウバイも満開 
ロウバイは咲くのが早く、もう咲き終わり。葉を落とすタイミングをのがしたか、まだ沢山葉をつけていた。


ウメも満開 白いウメも咲き始め、見ごろだ。

 
センダンの果実はだいぶ落ちた。まるで種まきをしたような ハナショウブ?の畑

 
ハンノキの雄花が垂れていた。枝をゆすると煙のような花粉が舞った。
花粉症ではないが、思わずのけぞる。  右)今は種(果実)を落とす時期らしい。
水辺に生えるハンノキ 鱗の間から落ちた果実は水に運ばれて繁殖する。

 
   ヒマラヤザクラ 果実が膨らんでいた。     右)ユリノキの果実の中の種子
シイナも多いが、種子が出来ているものもあった。割ってみるのは初めて。
多数の果実が落ちているが、芽生えは見たことがない。
種子の発芽に気候が適さないのかな? 


小さい黒い虫 テントウムシのようだが・・肩のあたりに赤い筋のような斑
調べてもわからず誰かに聞こうかと思ったが、しばらく粘って「ダンダラテントウ」とわかった。
自分で探してヒットすると面白い。
ダンダラテントウの模様はいろいろ変異があるらしい。

帰り、時間に余裕があったのでいつも行かないところを歩いてみた。
こんなところに・・コガネノウゼンがあった。(今は落葉)

蔓植物の植えてあるあたり、ムべやサネカズラ プミラ・・
そこに、これも落葉して葉はなかったが「ヘンリーヅタ」の樹名板があった。
「ああアメリカヅタだ」と思った。
前に友だちにいただいた紅葉のきれいなツタ。
ところが帰って確かめてみたら、ヘンリーヅタとアメリカヅタは違うことが判明。
どうやら私が貰ったのはヘンリーヅタらしいことがわかった。
私はアメリカヅタ=ヘンリーヅタと思っていた。思い込みは恐い。
また葉が付いている時に確認しようと思う。覚えていたら・・
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1月29日 ミカンの皮を剥いたら・・・

2016年01月29日 | Weblog
残り少なくなったミカン(温州ミカンより少し大きめ)を食べようと皮を剥いたら・・


芯の部分にも皮が出来ていた。 ・・・不思議・・どうなってんの?
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1月28日 独り歩き 今日の発見はケンポナシの種子

2016年01月28日 | Weblog
良い天気で、予定もなかったので昼前から独り歩き。

 
         ソシンロウバイは満開      果実(偽果)は表面が溶けて繊維が透け、まるでスカシダワラのよう。
中には5個の果実が入っていた。(5個とは限らない)
この期に及んでまだ枝にしがみついているとは・・種子散布はどうなってるの?

今日は上着が要らないぐらい暖かい、

  
土手にはブルーの「星の瞳」(オオイヌノフグリ)がきらめき・・    ホトケノザは蜜標や雄しべも鮮やか。

オランダミミナグサやコハコベも花を咲かせている。  春が来た春が来た♪♪ここに来た~

 
山手の道端に落ちていた「黒い粒」何だろう。付近を見渡して「わかった」ケンポナシの種子だった。 種子は初めて見た。


オオミノガの幼虫 群がっていた。 一時少なくなったといわれていたが、少し盛り返していると聞くが、まだここはオオミノガ天国?


スイバの鮮やかな紅葉につられて、ついスイバ摘み。

 
                 夜、スイバジャムにした。

のんびり歩いていたら、途中で悲しいお知らせが入り、急きょ帰宅したのだった。
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1月25日 通りがかりに  天満宮うそ替え神事 

2016年01月25日 | Weblog
用事で天満宮のそばを通りかかったらなんか賑やか。

 
境内へ入ってみると、ちょうど「うそ替え神事」の真っ最中 替えましょう。替えましょう。ウソを真に替えましょう。
アドリブはちょっと俗っぽくて笑ってしまった。

道明寺のうそ替え神事は何回か行ったことがある。
ところによってお守りの「ウソ」も誓うんだろうなあ。

参加している時間はない。目的地に急ぐ。
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1月24日 大和の清九郎墓 天ノ安川神社 権現堂古墳 御所と高取の境近辺を歩く。

2016年01月24日 | Weblog
お昼前、外を見ればいい天気。
どこかへ歩きに行く? どこへ行こ。

正月に家族が寄った時、先日書いた「請堤」の話やいろんな話がでたが、その時、なぜだか「大和の清九郎ッて知ってる?」という話になった。
私が「聞いたことない」というと、「知らんの?」とあきれるように言って、清九郎さんの話を教えてくれ、「清九郎道」という丁石道があることも教えてくれたのだった。

今日はしの「清九郎道」を歩いてみることになった。

部屋から見ると日差しが眩しく暖かそうに見えたが、外はかなり寒い。
途中の道も雪が少し残り、行けなければ引き返すことにして・・

場所を見つけて車を止め、歩きはじめる。


車道には雪 大丈夫かな・・

山裾の道に入る。
 
       ナワシロイチゴやモチツツジが霜にあたって紅葉して美しい。

 
          雰囲気のよい山裾の道      車道と合流してすぐ、突然の雪道


「清九郎の墓道」の道標を進むと、登り窯があった。

説明板と道標があった。
 
   説明板にあった清九郎の銅像の写真   あっさっき「あの二宮金次郎さん 薪をかついでる」と言って通り過ぎた、あの像だ。
あれが清九郎さんだったのか。帰りに寄ってみようねといいつつ、帰りにはすっかり忘れてた。
       右)「右清九郎道」の道標に従って右へ。山道を登る。墓へは1.3キロとのこと。

落葉に雪のかぶる山道。右はヒノキ林

 
九丁目の丁石があった。      登り道が続き 八丁目 7丁目の丁石が続く。

少し平らになったり、切りとおし道だったり・・ちょっと汗ばんできて上着を脱ぐ。

林道に出たところには石の道標が2つ  

 
 左・ひがいもと(大淀町) 右・ほこたて(高取町)
                右)もうひとつの石標には 「せいくろさんはかみち」

すごく冷えてきた。風もある。手もかじかんで感覚がにぶる。

  
       また雪道   寒い。      しばらく行くと左の道への道標があり下って行く。

 
「清九郎 屋敷跡」と標識が立っていた。 ええ~っ。こんなところに住んではったん?


間もなく墓所があった。 花も供えてあり、整備をしている人もおられるよう。 
周りにはスギやアラカシの大木 葉を落とした古木は何?ヤマザクラ??

大和の清九郎さん
『江戸時代の人で、孝行ものであったが、読み書き勘定が不得手で、丁稚奉公をやめたころから、博打や盗みなど非行を繰り返した。
・・老母から妻が残した遺言を聞き、心を動かし次第に信仰の道へ入って行った。
以後、老母と乳飲み子を抱えて家業に励み・・紅葉と徳行を重ねる信仰生活を送り、尊敬を集め、多くの逸話が残る』

若いころの悪行に高取側の村からも御所側の村からも村八分状態になっていたとの話もあるらしい。
だからこんな山の中に屋敷跡があるのか・・と思ったが、その話が本当がどうかはしらない。
後年、尊敬を集めるようになってからは、両方から戻ってほしいと要望があったとかなかったとか・・

とにかく後年には宗派を超えた念仏者 「妙好人中の妙好人」「大和の清九郎さん」と尊敬されたという。

お昼ご飯を持ってくるのを忘れたので、お墓の前で持ってきていたおやつを食べた。

 
帰り道は違う道でと、途中にあった光蓮院への→のあった山道を登る。 登りきった所から急な下り道を下ると、下に鉾立集落(高取町)。

 
下った所に、光蓮寺があった。無住らしく民家のようだが、清九郎さんの菩提所。位牌もあり、毎年4月18日には供養もされるらしい。
                             右)株立ちの黄色い稈の竹があった。
下って、また山道へ。

 
木材が積んであった。材木が切り出されているのを久しぶりに見て、手入れのされた山を見るのも気持ちが良い。
材は短いので何に使うのかな?

左にゴルフ場を見て、縁に沿って下る。
車のところに戻らねばならない。道路地図に破線の道があるらしく、それを探して少し山道を登ってみたがどうやら違うらしい。

 
ずっと下った所に広い道があった。方向的にこちらの方かと思う右に進む。 
             右)破線の道にしては広いなと思っていたら、間もなく山道になった。この道のようだ。


急な下り道が続く。落葉には雪が薄く積もり、雪のない湿ったところは凍っていて、気をつけながら歩くが、滑りかけた。

下って出てきた所は・・「多分樋野分水工のところに出るはず」と息子が言った通り、見覚えのある施設が見えてきた。

 
樋野分水工は「大和川分水」として、山の向こうの吉野川 下渕頭首工から来た水をここで東と西に分水するところ。
左側へ流れる西幹線水路は御所~葛城~香芝方面へ。 右側のトンネルに入る東幹線水路はトンネルを通って壷坂~明日香~山田寺~桜井~三輪~天理方面へ。
水田に水の必要な時期だけ流されるので、今は流れていない。

ここへは2011年6月4日に娘や息子達と来ている。
このブログを書くのに確認したいとがあって「樋野分水工」と検索したら・・私の前に書いた記事が出てきた。
懐かしい。あの時の感動がよみがえった。 
(「樋野分水工」で検索 6月4日大和川分水・・ と書いてあるのが私のブログです。
下縁頭首工のことも書いています。よかったら見てください)

しばらく行った右側に神社が見え、立ち寄る。

 
規模は大きくないが風格が感じられる神社だ。神社名はどこにも見あたらず、帰ってから調べて「天ノ安川神社」とわかる。   
        右)拝殿の間に参道があり、下から登って拝殿をくぐって参拝するようになっている。
『創建年代不詳 元は少し東にあり、この場所には権現堂があったという』

境内の横に「権現堂古墳」の看板があった。

 
6世紀前半の円墳らしい。崩れを防ぐ支えがされていた。
              右)中には刳り抜き式の家形石棺が見える。

天ノ安川神社 権現堂古墳 思わぬ見つけものだった。

横を下ると、天ノ安川神社の参道の階段に合流 


鳥居~階段~拝殿くぐると奥に神社が見える。

下って行くと近鉄吉野線近くの車道に出た。


葛駅近く。  天然の干し柿

坂をのぼって車に戻る。

家近くのバイパスの温度表示は―2℃ 寒いはずだ。

今日歩いたあたりはちょうど高取町と御所市、吉野の境い目 8キロぐらい歩いたらしい。
登り下りもあり、良いウォーキングになった。                   
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1月23日 どんぐりの発根

2016年01月23日 | Weblog
用事で出た先で、迎えを待つ間に近くの木の下へ。

コナラのどんぐりがたくさん落ちていた。
コナラやクヌギのどんぐりは落ちてすぐに発根する。

 
探すと、根が出たのがいくつもあった。(虫の穴の開いたどんぐりもある)

1つ抜いてみた。


根はずいぶん長く伸びていた。
すごいなあ。静かに根を伸ばして自分の世界を作ろうとしているどんぐりに感動。

どんぐりの中には子葉が隠れている。
この後、春になると、その子葉(双葉)の根元から茎を伸ばし、本葉を展開する。

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1月22日 ベランダ 野菜の芽にも虫

2016年01月22日 | Weblog
家のベランダ 栽培に手のかからない鉢ものが並ぶ。

よそではベランダを菜園にして結構いろいろ栽培しておられることも聞くが、今までネギしか植えたことがない。
秋に、友だちが「小松菜と白菜の種」と送ってくれたものを発砲スチロールの箱に播いた。

おつゆの具にでもなるよと言うので、先日間引いて使った。

 
こんな小さい菜の芽にもう虫喰い跡が・・  右)植木鉢のネギ 葉を使って根を植えた。去年はこれで結構長く行けた。

ビックリするのは、こんな寒い時期に、このちっぽけな菜を見つけて虫が来るということ。

その他の鉢植えなど。
 
          多肉コーナー 雨のあたらない屋根の下

 
            雑草の類        ニオイバンマツリ ハマボウ ゼラニウム(花)他

 
シマトネリコ 観葉植物 オリヅルラン 他、ヒメフウロ ノウルシなどの一人生えを集めた鉢など。
もらったアカバナマンテマも芽が少し伸びてきた。 右)セロウム(観葉) 不死鳥 水鉢にはサンショウモ・ウキクサ


蕾があるのは 不死鳥(ベンケイソウの仲間)。

鉢に生える草の芽 これはイヌノフグリかな? フラサバソウかな? これはなんだったかな?  
何が出てくるかも又楽しみだ。    
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1月21日 残雪の京都府立植物園 コショウノキ オニシバリ ミソナオシ 

2016年01月21日 | Weblog
先週も他のことで来たついでに回ったのだが、今日はゆっくり回った。
大勢の目で、一人では見落としそうなものも見れ、ついででは回らないコースも回りいろいろ見れた。

 
奈良では雪は積もらなかったが、ここでは雪が残っていた。  ノグルミの果穂が青空に映える。今日は晴れておだやか。

こんなおだやかな日、しかも10時ではシモバシラの霜柱は無理ね。

 
 残雪の中の枯れたシモバシラ(シソ科)   「小さい霜柱が付いてるよ」ちょっぴりだけどこれもシモバシラか・・

 
        コショウノキ 花が咲いていた。       オニシバリ 蕾

 
一人なら目に着かない高いところにイイギリの実   右)花や実はなかったがヤナギイチゴ(イラクサ科) 初めて見た。

 
ミソナオシ マメ科の小低木  近くにもあるそうだが見たことがない。 
枯れた実を写そうとして近づいたら、手袋にいっぱい実がくっついた。ヌスビトハギと同様くっつき虫だ。取るのに難儀した。
                                右)果実を割ってみると黄緑色の実が出てきた。
ミソナオシ いわくありげな名前は「傷んだ味噌の修復に使用された」ことによるらしい。
調べてみると『「ウジクサ」ともいい、葉を味噌に入れてウジの発生を防ぐ』というものや『その中に・・(味噌を修復する?)化合物が含まれていることが証明できた』との徳島大学の記事もあった。
どの部分を使い、どういう使い方をするのか知りたかったが、見つけられなかった。

 
          ロウバイ満開          トキワマユミ 大型のマユミ 実は落ちてガクだけ。


ハンカチノキ 双子の果実もあった。 双子の果実も見られる。
私は前々からハンカチノキの実のバランスがおかしいと思って
「時に見かける「双子の果実」これこそがハンカチノキのもともとの姿に違いない」と思ってきた。(何回もブログに登場)
今回ネットで調べていたら「ハンカチノキは複合果」との記事があった。

単花果に対して複合果は多花果ともいい、「複数の花の子房に由来する果実」例としてパイナップル (パイナップル科) やイチジク (クワ科) が示されていた。よく理解が出来ていないが、あの白い苞葉の中の花に雌しべが複数あるということかな?
それで、本来は果実が2つ付くべきところ、果実2つを作るのはエネルギーが要り過ぎるので、1つにしている。・・ということかな? と、ちょっと納得できたような・・
次に花を見る時には雌しべをよく見てみよう。

「この写真撮っておいてブログに載せて」と言われて写真を撮って、遅れていたのでみんなに追いついた。
「シャクナゲモドキ」の樹名札のある高い木だった。

帰って調べたら、シャクナゲモドキ=ロードレイア(品種はいくつかある)マンサク科 だった。
なんだ、いつも見ている木じゃないの。 長居公園にも植えられていて、ある時人から教えてもらって以来時々覗いているもの。
ここほど高い木ではなくて花にも手が届く。 花も見ている。(ブログにも載せた) 
最近流行りの木のようで時々植栽されていると聞いた。

 
満開のサクラ 樹名板がないとさっぱりわからない「お手上げ」ザクラ
                     右)こちらにはコブクザクラの樹名板が付いていた。
コブクザクラは雌しべが複数あるため複数の実をつけるそうだが、複数の実は多くはないらしいようなことも書いてあった。

シキザクラ フユザクラ ジュウガツザクラ カンザクラ・・ 冬場に咲くサクラにもいろいろあって本当にお手上げ。


     ナナミノキ 赤い実たわわ。

 
スズカケソウも初めて見た。枯れて黒い花穂?が残っていて何箇所かあった。 トラノオスズカケというのもあるらしくどちらかわからない。
 右)きれいな白い縁取り、植物園の方にクマザサですか?と尋ねたが、「クマザサの学名をつけるのは大変むつかしいので樹名板がつけられないのです。「通称 クマザサ」と思っておいてください」とのこと。 そんなにむつかしいものなのか・・

 
園路に置かれたハスの鉢に氷が張っていた。  右)芝生で、土の付いた雪だるまが溶けてゆく雪を恨めしそうに見ていた。

シダの好きなメンバーも多い。

「ハチジョウカウグマ」と書かれた大型のシダ 近くにも似たシダがあった。
                     右)こちらには無性芽が付いていた。これはコモチシダか。と思った。
帰ってから調べるとハチジョウカグマはタイワンコモチシダともいわれ、無性芽をつくると書いてある。 
あ~シダもわからん~。

解散してから温室へ。

 
         温室       右)自然素材で作ったサルの壁飾り 手足の毛はネコジャラシ。良い感じ。

 
    ツンベルギアの仲間     アフリカバオバブの実が成っていた。
熱帯植物に会える温室 いつ来ても楽しい。
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1月20日 万葉文化館 冬の木 & 万葉講座

2016年01月20日 | Weblog
昨夕は雪が舞って風も強く寒かったので、朝には雪が積もっているかも?と思ったが、雪のかけらもなく、寒いけれどよい天気。

久しぶりの万葉講座参加。少し早めに行って庭園の木を見る。

真冬の庭園はすっきりとしている。
冬枯れの中、よく見ればオタフクナンテン?の紅葉やウメの花など色のあるものもある。

 
      紅梅が良く咲いていた。       花には雌しべのない花も見られる。

 
よく見れば、美しい赤い芽 ドウダンツツジの新芽   クロガネモチの実がまだ食べられずに残る。

 
図鑑やネットでは『アジサイの頂芽(左)は裸芽・ 側芽(右)には薄い芽鱗が1~2対ある』と書いてある。
この写真を見れば本当にそうだと納得できるが、頂芽にも薄い鱗片のようなものが付いていて??と思う時がある。

 
       アカガシの植栽                  冬芽は大きい。

昨日のように風はないが冷えてきた。そろそろ室内へ。
毎月開催の万葉講座だが、8月以来欠席続き。
申し込み不要。1階完結の良さ?でなんとかボチボチ続けられる。

今日は「笠金村」の紀伊行幸歌 3首 543~545(長歌1と短歌2)とその関連 
 
名前だけは知っている「笠朝臣金村」 山部赤人と同時代の万葉歌人。

543番歌は金村自身のことを呼んだのではなく「天皇行幸に随行した夫の 妻に依頼されて 妻になりきって(妻の代理で)女の気持ちを詠んだ歌」という。わかりにくい。
なぜそのようなことをしたのか? なぜ金村に依頼したのか? 金村は行幸に随行したのか? 謎が多いらしい。

反歌に出てくる紀伊の国の「妹背の山」 
吉野川を挟んである「妹山 背山」のことかと思われたが、別の場所の高低の頂のある別の山との説もあるという。
どちらにしてもカップルのイメージと結びつけている。

資料には万葉集の写本のコピーも付いている。

万葉集の原本はまだ見つかってないと前に聞いた。

写本の1つは 一番古い平安時代に書き写された「桂本万葉集」と、11世紀に書写された「元暦校本万葉集」

切り貼りした跡などが見られるが、後になるほど歌の横にふり仮名がつけられたり、かな文字で書いた歌を付け加えたり・・
書き写した人の解釈が入り込んでいることもあるようで、「書いてあることをすべて信じることが正しいとも言えない時もあり、かと言って書いてないことを想像するのがいいとも言えず・・はっきり「こうだ!」と言えない」と講師がおっしゃる。
それぐらいむつかしくわからないことが多いとのこと。

ああむつかしい。
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