みどりの野原

野原の便り

4月27日 住吉大社~小浜商店街 クスノキ大木

2024年04月27日 | Weblog

久しぶりの住吉大社。
途中から雨が降り出した。


住吉大社 ちょうど阪堺電車が通った。 

住吉大社
神功皇后摂政11年(211年)卯の年・卯の月・卯の日に御鎮座。
全国2300社ある住吉神社の総本社。摂津の国一の宮。
古代より航海の守護神として崇敬を集め、遣唐使の船も出発の前に、先ず、住吉大社で海上安全を祈ってから船出したのだとか。
その頃には海はすぐそばにあったという。


反橋 渡るだけでお祓いになるそうだ・・


御神木クスノキ 老木ながら貫禄だ。

第1本宮・第2本宮・第3本宮・第4本宮には、伊弉諾尊が禊除された時、海の中より出現された3神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)と神功皇后を祀る。


第一本宮 
各ご本殿は住吉造りという特殊な様式で、4棟は国宝に指定されている。


大阪最古の御文庫(図書館)


クスノキ保存樹


楠珺社の御神木 千年杉 樹齢約1000年

境内にはくすのきの大木が多い。


ショウキウツギ 初めてその名を聞いた。


卯の花苑 公開は5月1日~31日まで。残念。見たかった。


住吉大社の神使の翡翠の「撫でうさぎ」を撫で撫で。

小雨が降る中、「五大力」や「おもかる石」など廻って・・住吉大社を出る。

雨でお弁当をたべる場所もなく・・近くにお住いの会員さん宅に大勢がおじゃますることになった。ゆっくりお弁当を食べられありがたい。

午後は「虫よけオニヤンマ」づくり。

オニヤンマが出来ました。
準備して下さった材料を書いたり切ったり貼ったり・・
買ったのを持っているが、自分で作れば愛着がある。

準備して下さった皆さんありがとうございます。


雨も止んで、粉浜商店街のアーケードを歩く。
新鮮な魚、野菜や雑貨・・楽しい商店街だ。
アナゴの皮を買った。キュウリと酢の物にするつもり。

南海粉浜駅に到着。

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4月26日 通りかかった所の植栽の花

2024年04月26日 | Weblog

失敗続きで・・行き先変更。
植栽の花など・・


ルリトウワタ(ブルースター)


フクロナデシコ(サクラマンテマ)


ムラサキツユクサ


カラーリリー(オランダカイウ)


オキザリス・トリアングラリス(インカカタバミ)


ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)


サラサドウダン

そして、これは・・




空き地に咲いていた アツミゲシ 
植えてはいけないものだと思う。

以前にも遠方で、田んぼの畔にあった。
別の所で、畑に植えてあるのを見たことがある。
どうすればいいかなあ・・

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4月25日 甘樫丘周辺(ヒゲナガスズメノチャヒキ・ヤブタビラコ・クヌギカメムシ幼虫)・橿原神宮(フジ・ギンラン・ギンラン・イチヤクソウ)

2024年04月25日 | Weblog

甘樫丘は今あちこち工事中です。周辺を歩いた。


ヒゲナガスズメノチャヒキ 群生しているところがあった。


ヤワラスゲ
カラスムギやイヌムギ・ネズミムギ・シラスゲ・ミゾイチゴツナギ・・
イネ科・カヤツリグサ科が多い季節になる。


ヤブタビラコ 


ホウチャクソウの群生 花は終わっているものが多かった。


ホルトノキ 落葉する前に紅葉する。
緑色の葉の中に赤い葉が混じる。


紅葉した葉が遊歩道にいっぱい落ちていた。


落ちていたキリの花 遠くにもキリの木が見えた。


ウラシマソウが多い。すでに花は終わり


クヌギカメムシの幼虫 
カメムシは幼虫と成虫の色模様が違うものがよくある。


ウマノアシガタの葉に、ハモグリバエの幼虫が描いたのは、文字? 絵?
既に幼虫は見つからなかった。

帰りに橿原神宮の森に立ち寄る。


藤棚のフジは満開。


ギンラン


キンラン 背が高い。

イチヤクソウはまだつぼみ。


ヒメクロオトシブミ この葉に揺籃を作ろうとしているのかな?

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4月22日 高安山麓周辺 昆虫 ヒメクロオトシブミ揺籃・タテスジヒメジンガサハムシ・ナガニジゴミムシダマシ・オオワラジカイガラムシ・オオウンモンクチバ

2024年04月22日 | Weblog

久しぶりに昆虫部会に参加。高安山麓周辺を歩く。

服部川近鉄駅山本駅から乗り換えて服部川駅へ。


近鉄信貴線の電車の中「高安山自然図鑑」として、植物・鳥・魚介・・・
たくさんの展示。車内は混んでいないので見て回る。
先日は「ならしかトレイン」を紹介したが、最近は鉄道会社がいろいろ工夫しておられるようだ。


畑のゴボウ。種を採られるのだろうか。たくさんつぼみがあった。


ナミテントウ・・と思いきや。よく見ると長い触角。
ヘリグロテントウノミハムシ ハムシの仲間


キセルガイの仲間 陸生貝 コンクリートの壁に。
高安山周辺にいるというヒメボタルの幼虫は陸生貝を食べるという。


今日一番のメインイベント!
アラカシの若葉で、オトシブミが揺籃を作っているところに出会う。
もうほゞ出来上がっていた。
作り初めから見たかったなあ。


出来上がった「揺籃」この中に卵が1個産み付けられているはず。


揺籃を作ったのはこの子。ヒメクロオトシブミ
1㎝にも満たない小さい体、人間のように自由に動かせる指もない。
6本の脚と口だけで、切ったり、折りたたんだり、巻いたり・・
こんな精巧な揺籃を作るのには、感動する。

1つの揺籃に卵1個。次の葉に移動して揺籃を作っては1個と、同じ木にいくつも揺籃をつくるそうだ。


佐麻多度神社 


境内には末社 山畑神社や天満宮
右の大きい木は八尾市指定保存樹木 クスノキ


タテスジヒメジンガサハムシ(ハムシ科)体長5㎜
連れてかえって家の宝にしたいような、宝石のような美しさ。

サツマイモのほか、空心菜等の葉を食害する悪者だなんて信じられません。
『元々南方系の種のようで、近年国内で分布を拡大している国内外来種』とのこと。
ハムシは小さくて黒い点のように見え、「ハムシはパス」と言っているが、今日はハムシを見直した(笑)


ヨツモンカメノコハムシ(ハムシ科)
これは見たことがある。ヨツモンカメノコハムシもサツマイモの害虫だそうだ。


きれいな虹色の虫  ナガニジゴミムシダマシ


オオワラジカイガラムシ これは雌。「草鞋」の名がぴったり。
雌は一生こんな姿だそうだ。
雄の成虫は翅をもっているという。


茎についていたものを手に乗せたら、丸まった。ハバチ?
帰って調べたら、アヤモクメキリガの幼虫のよう。


枯草の上に・・三角の落ち葉? オオウンモンクチバ
見つけたメンバー すごい!


帰り道の池で、カワセミ うれしいお土産?
たくさんの昆虫を教えてもらった一日だった。

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4月20日 葛城山 カタクリ・ショウジョウバカマ・ギフチョウと卵・コブシ・?オオシマザクラ・フデリンドウ・?ヤマナシ・・ロープウェイ下から駅まで歩く。

2024年04月21日 | Weblog

余裕があったのに、明日の予定出発時間と間違えて、出遅れ。
他へ行こうかと思ったが、せっかくなので葛城山へ。

グループの皆さんに追いつくのはあきらめて1人でうろうろ。


ブナ 花が咲いているのが見えた。

久しぶりの葛城山、自然研究路の入口が変わっていて戸惑った。


カタクリが群生。花は終わりがけ、果実になっているのもあったが十分見れた。

しばらくして、道が分かれていたので、前にいる若い女性に「すみません。下の道はどこに行くのですか?」と声をかけたが返事なし。
近づいたら、振り返ったその人が「○○さん(私の事)」と。
見ると、久~しぶりに見る顔。
その方は30年ぶりぐらい前の知り合いのろうの方。
「あらKさん」と手話で呼びかけると・・
「違いますよ。Nですよ」と手話が返ってきた。
「そうだったそうだった。ごめんごめん」
カタクリに止まるギフチョウを撮ろうとカメラを構えていたのだった。
ギフチョウは数頭上を飛んではいるのを見たが、止まらないので私は撮れていない。
さっき撮ったというギフチョウの写真を見せてくれた。
もう1回撮ろうと粘っているというが「花が終わりがけなので蜜が少ないのかもね」という。そうかもしれない。
2年程前から野鳥も観察しているという。
私は耳が聞こえにくいので鳥の声は聞こえにくくて山の鳥は苦手。
彼女は全く聞こえないのにどうしているの?と尋ねると、目で探すという。
そして、鳥友がいれば教えてもらうのだという。

山登りやハイキングを趣味にしているろうあ者は知っているが、野鳥観察が趣味の人は初めてだ。
「ろうの人の鳥グループはあるの?」と尋ねたら「ないです」と。

もう少しギフチョウを待ってみるというNさんと分かれ歩き出した時、カタクリの花にギフチョウが止まった。
「Nさん~」と呼びかけても聞こえない。やっぱり不便。
そばへ行って教えた時にはギフチョウは飛んで行ってしまった。
ご夫婦ともに交流のあったNさん。ラインも交換してギフチョウの写真を送ってもらうことにして別れた。
後のラインに「会った時、私の名前間違えましたね」と言われてしまった。
朝、出遅れたおかげで彼女に会えた。


その後で私もギフチョウの写真を撮れた。
カタクリの花に止まっていれば一番よかったのだけど。


ギフチョウの幼虫の食草ミヤコアオイ 地際に地味な花をつけている。


ミヤコアオイに産み付けられたギフチョウの卵。緑色の真珠みたい。
・・なのに、ラインで送った娘たちは「蝶はいいけど卵は気持ち悪い」という。

マイペースで先に進む。


ショウジョウバカマ ちょうど見ごろ。


もう少し下りたところにはショウジョウバカマの大群落があった。


イヌブナ?と思われる若葉


カラマツも若葉 大木だ。


ツクバキンモンソウはあちこちにある。


オオシマザクラ?満開(白樺食堂の展望デッキ)


同じく白樺食堂の展望デッキの大木はコブシ。
だいぶ散っていた。


コバノミツバツツジも所々で見た。
有名な葛城山のヤマツツジはまだつぼみが小さい。
その頃にはお山は人でいっぱいになるのだろう。

ゴヨウツツジはまだつぼみも出ていない。

葛城山頂上へ。


これはオオバヤシャブシ? 雌果序がある。
木の下には雄花序がたくさん落ちていた。


葛城山頂上(標高959m)
下から歩いて登れば偉いんだけど・・ロープウェイではネ・・

次に来た時は片道だけでも歩いてみたいな・・歩けるかな?・・


フデリンドウ 小さい姿ながら芝地の中に点々と咲いていた。


近寄ってみた ナシのようだ。ネットではヤマナシと書いてある。
ナシとヤマナシの違いは判らない。実が出来たらわかるのだろうか?
果実見てみたい。


ヤマナシの花 
真っ白で雄しべがたくさんありきれい。でも、匂いは悪い。


「天空のハッピーベル」1人で鳴らしてみた。
近くにいた男性がニヤニヤ。
おばさんが何してるの?と思っているのだろう。


ウグイスカグラ 小さい花をたくさんぶら下げていた。


そして、ロープウェイで下ったが・・
バスが出た後のよう。次のバスは1時間後。
待ってられないので、駅まで歩いて下りることにした。
旧道を下れば行けるだろう。


流不動明王


灯籠
旧道らしいものが所々で見られた。


川辺にオニグルミ 雄花序がいっぱいぶら下がっていた。


六地蔵に出た。


鴨山口神社の前を通る。


崇道神社 
光仁天皇の皇子早良親王を祀る。
早良親王は皇位継承の闘争によって廃され、絶食して没した。
たたりを恐れて崇道天皇と追諡された。

御所駅まで約1時間。じっと待っているより歩いてよかった。

コメント (4)
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4月19日 枚岡公園周辺 近鉄「ならしかトレイン」枚岡神社・若宮社・新緑の山・オドリコソウ・ハナイカダ・キンラン・バショウ・コクサギ・ヤマコウバシ・アミガサダケ

2024年04月19日 | Weblog

集合地は枚岡。


乗り換えて近鉄奈良線 (帰りに撮りました)
これがラッピング列車「ならしかトレイン」か~。初めて乗る。


車内 シートは鹿色 背もたれは鹿の子模様。
見えてないが、床はグリーンの芝色。


ドア内側には鹿のイラスト。


つり革にも鹿。 凝ってますね~。

枚岡神社の鳥居で集合。何回も来ているが・・
「一の鳥居」と思っていたこの鳥居が「二の鳥居」というのは後で地図を見て知った。
一の鳥居は線路の北側にあるらしい。

担当の方の案内で枚岡公園周辺を歩く。

参道の木の下の草本や樹木などを見ながら上へ。


摂社 枚岡神社若宮社 水神を祀る。 勾玉形の絵馬が可愛い。

生駒山の大阪側は断層崖が発達しているため、地下水脈が豊富なところ。
周辺には霊水の湧くという白水井やいくつかの小さい池が見られた。



枚岡神社 拝殿
生駒山の山麓に鎮座。河内一之宮といわれる由緒のある神社。
春日大社創建には枚岡神社の御祭神が分祀されたとのことで、春日大社の本宮とも言われる歴史を持つ。

大阪府の天然記念物だったというビャクシンは台風で倒れ、今は切株に屋根をかけて保存してある。


だいぶ登ってきた。大阪平野を見晴らす。 
左にあべのハルカス。右手の茶色い建物は東大阪市役所らしい。


山は新緑 目が休まる。

大昔はシイ類を中心とした照葉樹林だった生駒山は、利用が進んだり、船中戦後の乱伐などで、はげ山状態になっていたらしい。
その後、2次林はアカマツが出現するモチツツジーやコナラ群集となり、松枯れによりアベマキ―コナラ群集に置き換わったとのこと。

今日見た主な植物


オドリコソウ 久しぶりに見る。家の近くにはない。


ハナイカダ 雄株 雄花


ハナイカダ 雌株 雌花


キンランが見ごろ。


毛虫にコマユバチの蛹


バショウ 花序の基部に雌花が咲く。小さいバナナが出来ていた。
以前試したが、食べられるような代物ではなかった。
先の方の中には雄花がある。


イヌシデ 若い果序がついていた。


コクサギ 雄花は総状花序につく。


先日からよく見ていた若葉 ヤマコウバシ。
葉に「ヤマコウバシグンバイ」らしい虫がついていた。


帰り道、メンバーの一人が見つけた「アミガサダケ」

シュロが神の招代になることや、コクサギの名の由来が、若葉を肥料に混ぜて作った緑肥(こくさ)にする木から来ていることなど、知らないことを教えてもらった。
いろんな人が担当するのはいいことだと思った。

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4月18日 甘樫丘周辺 カマツカ・コバノガマズミ・シロヤマブキ・ヒゲナガスズメノチャヒキ

2024年04月18日 | Weblog

更新が遅れているので・・簡単に。
数人で甘樫丘周辺


カラスムギ 雄しべがチラチラ


カマツカ


ウラシマソウ 多い。


オクマワラビ


コバノガマズミ


アケビ


シロヤマブキ ヤマブキに似てヤマブキとは別物。


ポピーの花畑 


ヒゲナガスズメノチャヒキ

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4月17日 最近(4月)のうちの庭 チューリップ・トウダイグサ・ジロボウエンゴサク・ライラック・ミヤマオダマキ・エビネ・ムサシアブミ・ベニカタバミ・チョウジソウ

2024年04月17日 | Weblog

4月のうちの庭、まとめてup


どこかでもらったチューリップの球根 八重の変わった花が咲いた。


トウダイグサ 落ちた種から毎年生える。


ジロボウエンゴサク 庭のすき間に居ついている。


セントウソウ これも知らない間に居場所を見つけている。


ライラック 2階のベランダからの方がよく見える。
良い香り。


ヒメフウロ ベランダの鉢で広がっている。こぼれ種で。


カランコエ 不死鳥 強い。


イブキジャコウソウ 狭い鉢から逃げ出しそう。


ミヤマオダマキ 


シラユキゲシ ヒメリュウキンカの後を引き継いで咲く。


エビネ 庭の主ながら隅っこで窮屈そう。


シャガ 木の陰で勢力を保っている。


ムサシアブミ


ウラシマソウ


ベニカタバミ 鉢の中でおとなしくおさまっている。


チョウジソウ もう少し大事にしたいところだが手が行き届かない。

その他
ニセカラクサケマン・カラクサケマン・多肉植物色々

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4月16日 あくあぴあ芥川 総会 講演 バックヤード見学

2024年04月16日 | Weblog

高槻市立博物館「あくあぴあ芥川」へ。
JR高槻市駅のバスを待つ列にビックリ。
学生さんの登校時間と重なったよう。

バスを降りて目的地に向かう途中


ムベの花が満開 お家の垣根


あくあぴあ芥川に到着 ここは4階らしい。


下の階への入口は魚 可愛い。

3階の多目的ホールで、総会が開催された。

午後は、第1回定例会として、あくあぴあ芥川の総括学芸員さんによる講演「博物館と標本」を聴講する。

この博物館は元々博物館として建ったものではなく、芥川緑地公園の施設の1つとして建てられたもの。

2015年?「高槻市自然博物館 あくあぴあ芥川」の名称になった。

今は地域の博物館として地域の課題を解決する所となっている。
小規模博物館のネットワークを作っている。

博物館はヨーロッパが発祥地
神の器物や変わったものを収集していた。
その頃の日本の本草学では「集める」ということはなかった。

博物館の仕事
資料の収集・保管・調査・研究 や 教育普及・展示など。
学芸員さんを中心に進められている。

標本
意義の1つは「タイプ標本」(新種の基準となる標本)
新種かどうか違いを比べる。
証拠の標本があれば比べられる。

そのために大切なのは、本体と共に「いつ・どこで・だれが採ったか」の正確な情報。

腐らせない・カビをはやさない・虫に食わせない ように収蔵。

午後は、バックヤードの標本室などを見学。

標本には、乾燥標本・液浸標本・剥製・・などがある。


標本室 
博物館として建てられたものではないので「ここは水槽でした」という部屋もあった。


動物の剥製
業者に依頼される場合もあるが、鳥や動物など、ここで剥製を作る作業をされることもあるという。

内臓を取って・・・服を脱がせるように剥がします・・・へえ~。
そして、中に詰め物をする。
小鳥の剥製の芯になる部分も置いてあった。
首や足は針金(これを首や足に通す)胴体部分は芯材を針金?糸?でぐるぐる巻いて形をつくってあった。
これを、服を脱がせた・・鳥の皮の中に装着するらしい。


イタチの皮の標本


魚の液浸標本
蓋に番号?記号が書いてある。
1つのビンには同じ種類の魚。
捕れた場所ごとに番号が付けてあり、中に入っている魚の口の部分には同じ番号が書いた札が付いていた。
保管してあるデータにより、どの番号がどこで捕れた何であるかわかる。
なるほど・・


このヌマムツも同じビンにたくさん入っているが、いろんな場所で捕れたものだ。

液浸は、ものに合わせて、ホルマリンやエタノールが使用される。
両生類・水生昆虫には、80%エタノールを使う。
ヘビは皮膚が固いので、先ずホルマリンを使用し、その後でエタノールに浸けるのだそうだ。
参加したメンバーの1人は「帰ったらエタノールを追加しよ」・・と。
以前に作った水生昆虫の標本を持っているのだそうだ。そんな友達もいる。

昆虫標本の展示




同じ種類を並べただけのものではなく、背景の絵が付いて、子供にわかりやすくなじみやすい展示だと思った。

大きい水槽があるところも見学して、会は終了。

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4月13日 多武峰~鹿華苑~談山神社東門~新道を通って下居バス停まで歩く。 おいしいお土産

2024年04月13日 | Weblog

久しぶりに多武峰~鹿華苑へ。


多武峰のトイレ復活。 うれしい! 助かる。


ヤマザクラ ソメイヨシノも開花中

久しぶりの鹿華苑
他にだれもおらず花を1人占め気分。
いつもきれいに整備されている。


ベニコブシの樹名板 
ネットによるとシデコブシの色の濃いものらしい。


ヒメミズキの樹名板 ヒュウガミズキの別名


ミズバショウ 葉は大きくなっていたが、まだ花も見られた。
もう1か所のミズバショウ栽培地には鹿除けフェンスが張ってあった。
そこではミズバショウは見られなかった。


上へあがろうとした細い道はどうも鹿さまの道らしい。
落とし物がいっぱい落ちていた。シカ対策大変そう。


ヤブサンザシはあちこちに植えられ花満開だった。
ヤブサンザシはシカが食べないのかな?


コバノミツバツツジ 満開


ボケ 満開


ハナモモは濃いピンク・薄いピンク・白と色とりどりで華やか。


シャクナゲ 一部咲いているが、まだまだこれから。


ミツマタ 満開 これも鹿は食べなさそう。


広くて一目で見渡せないが、たくさんの花が咲いている。

鹿華苑を出て下る。


鹿路の勧請綱

多武峰まで降りて、ちょっと寄り道をして不動の滝へ下り、まだバスには時間があったので下居バス停まで歩いたところでバスが来て乗車。


今はヤマブキの花時。あちこちで黄色が目立った。


旧道の人家の近く。この白い花は何?


ケンポナシの枝 モミジの花を見ていたら枝に引っかかっていた。
見上げると高~いところにケンポナシが見えた。


ヤマアイ 雌花


トウゴクサバノオ 小さくてかわいい花


コバノミツバツツジ


ウワミズザクラはまだつぼみ



工事中だった百市の新道が開通していた。
来る時はバスで通ったが、帰りは新道を歩いて通った。

今日のうれしいお土産。


道端に生えていたコゴミ


ワラビが少しと葉ワサビとイタドリ1本
夕食で野山の味を楽しんだ。

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