先日買い物の帰りに車の中からフジの花が見えた。「ここなら歩いて来れる」と思った。
フジの花だけ見に行くつもりが・・市の境まで歩いてしまった。
家からは一番近い?池 今年七草がゆの材料を探しにこの辺を歩いたが、普段来るところではない。
右)花がなければ池の周囲はただの藪 フジの花が見ごろ。
花はないが、ツルウメモドキもある。 ヤマグワも実ができている。
いろんな木が絡み合っている。
家の横を入れば、ゼニゴケの雌器が一面に。 隙間を抜けた休耕田にはアゼナルコが揺れていた。
道路の端や川のそば・・ナヨクサフジの群落があっちにもこっちにもある。
飛鳥川を越えた。堤防の道はウォーキングの人がたまに通る。
近鉄の保線基地 家の子供たち(大人)はこういうところが大好きで、揃って正月ウォーキングに来たこともあり、私も何回か来たことがある。
短い線路が敷かれていたり、訓練用?の架線があったり、枕木が置かれていたり、資材が置かれていたり・・
右)だんだん少なくなってきた「木製の枕木」小口に鉄の輪が打ち込まれているのは割れを防ぐためらしい。
遠くにコンクリート製の枕木がたくさん積み上げてあるのが見えた。
枕木の「材」って何を使っているのかな?と疑問になって調べてみた。(簡単に・・)
耐久性ではクリ・ヒノキ・ヒバなどがよく使われた。
防腐剤処理すればブナ・ナラ・ニレ・シデ・マツ・カラマツも利用可。
国内でまとまった調達がむつかしくなると、ケンパス・アピトンなど南洋材が使われた。
コンクリート枕木・硬質ウレタン樹脂などを使った合成枕木もあるという。
ほとんど「外材」かと思っていたがそうでもなさそうだった。
ケンパスは熱帯林研修旅行の時に見た。たしか板根の発達する大木になる木だったと思う。
この辺に「あの花(見たいと思っていた花)があるはず」と思いついた。
その花は思っていたよりすぐ近くにあった。
それは、家の垣根になっているナニワイバラ。今ちょうど大きい花が満開だった。
ハマナスほどもある真っ白な花だ。
つぼみを横から見るとガクや花柄にはトゲが密生しているのがわかる。
右)去年、筋交い道ウォークの時に通りかかって見た果実の写真。
バラというのはわかったけれど、このトゲトゲの果実は何や!見たことがない。
その後、調べて、ナニワイバラと分かった。
そして「ぜひ花を見たい」と思っていたのだった。 運よく満開の花を見ることができた~。
タイミングよく思い出したものだ。(えらいえらい・・自分をほめる)
古くからの集落の中の神社 ムクノキの大木 神社の周りを囲む玉垣
右)「金三千円」などの文字が刻まれた石柱の中央の1本に「非常柱」の文字。
「非常柱」って何? この石柱だけが下部の横石とつながってなさそう。
非常時に取り外して中へ入るため?
そんなことをしなくても乗り越えることもできそうだし・・表から入ればいいことだし・・謎。
調べてもわかりません。知っている方はいませんか~。
通りかかった休耕田を見てびっくり!
在来種カワヂシャの大群落 中に1株のオオカワヂシャ 〇で囲んだもの。
カワヂシャのこんな大群落を見たのは初めてだ。
オオカワヂシャは特定外来植物 カワヂシャとの交雑が問題となっている。
抜き捨てようとしたが、根が張っていてちぎれてしまった。(移動は禁止されている)
外来種のオオカワヂシャは水路や田んぼの端・バイパスの地下道の細い溝にもはびこっている。
カワヂシャ群落の中の一株も勢力を拡大してカワヂシャを駆逐していくのだろうか。
カワヂシャ負けるな!がんばれ~!
前にタコノアシのあったあたりへ行く。最初に群落を見つけた所ではほんの少し残っていた。
違う場所何か所かに、所々枯れた茎が見えた。草の中で目に付きにくい。
右)近寄れるところを入って見ると、若い茎葉があって一安心。
たくましそうでいて、環境の変化で群落も瞬く間に消える。気掛かりな植物だ。
今ではなかなか見られない「素掘りの水路」ここはまだ健在だ。
これも徐々に三面張り水路に代わっていく。
バイパス側道のトベラ 花盛り 青空にこいのぼりが気持ちよさそうに泳ぐ。
いろいろ見れたが・・暑くてちょっと疲れた。
明日から5月に入る。