みどりの野原

野原の便り

3月31日 高取のお雛様&キトラ古墳 一日雨だった。

2017年03月31日 | Weblog
せっかく友達グループが来るというのに雨だ。
雨天決行に決めてあったので実施。

最終日の高取町の雛祭り 
最終日で、しかも雨というので人はまばら。

先日行ってよかったところをいくつかまわる。

期待していた「大和当帰の手湯?」は昨日までで終わっていて残念だったが、他の所はちゃんと見れた。

その後、キトラ古墳へ。


古墳近くへ私も初めて登った。

周辺は新しい道路が付き、前には道がどうついていたのかわからない。
休憩室でゆっくりお弁当を食べてからキトラ古墳壁画体験館「四神の館」を見学。

帰りは飛鳥時代の有力渡来系氏族・東漢氏の氏寺とされる檜隈寺の寺跡に建つ於美阿志神社に立ち寄った。


於美阿志神社 本殿

社殿前の狛犬

 
足つきの「州浜」台座には枠線と模様が付いている。古そうだがいつの物か不明 

 
  檜隈寺の講堂跡    右)檜前寺跡の塔跡に建つ平安時代の十三重の石塔(重要文化財)上部の一部を欠いて現在十一重

雨の中、飛鳥駅まで歩いた。
雨でテンション上がらなかった分、途中下車で飲んでおしゃべり。
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3月30日 京都植物園 コバイモ・コゴメイヌノフグリ・チョウジザクラ・カラミザクラ

2017年03月30日 | Weblog
自由観察と午後は1時間ほどのガイドさんの案内


球果がいっぱいついたシマモミ(ユサン)

今日、うれしかったものベスト③

①コバイモ
バイモはよく見るが、コバイモは見たことがなく見たいと思っていた。


生態園の案内にコバイモがあったので探していたが、見つけた。名札はあったが目立たない。
バイモとは大きさも全然違って10センチほどの草丈。花が1個下向きに付いていた。可愛い。

②コゴメイヌノフグリ
生態園の中に生えていた白い花を見つけた。イヌノフグリの仲間だがイヌノフグリでもオオイヌノフグリの白化でもない。


調べて「コゴメイヌノフグリ」と判明。
小石川植物園で栽培されたのが園内~都内に逸出 東京ではかなり見られるとのことだが、初めて見た。植えてあるのかひとり生えなのか。こちらでも広がっていくのかな。

③チョウジザクラ

日本の桜の野生種9種の中の1つ。 
他の桜とは違い、花は細くて見栄えがしないのであまり植えられないようだ。
ちょうど咲いていた花を見られた。丁子(クローブ)に似た花形。こんなつつましい桜もあるのだ。

 
生態園では同じく早春の花、左)ユキワリイチゲや 右)雪割草の仲間(見ごろ案内にはオオミスミソウの名があった)オオミスミソウなのか?スハマソウなのか?

 
    モミジチャルメルソウ        フタバアオイ つぼみ

午後から案内していただいたいろいろな桜。園内には450本の桜があるそうだ。
シュゼンジザクラ・トウカイザクラ・ツバキカンザクラ・ホソイザクラ・・・交雑種が多くて何が何だか・・
日本にある野生種を元に交雑していろいろな園芸種が作られるのだから当然だ。

植物園に野生種は全種植えてあるのかな? それをよく見たいと思う。
「枝垂れ性」と植物ホルモン「ジベレリン」の関係のお話もあった。

開花を決める標準木について、ソメイヨシノ以外にもあることを知った。
当たり前といえばそうだがあまり考えたことがなかった。

帰って調べてみた。
標準木は基本的にはソメイヨシノだが、ソメイヨシノが咲かないところでは他の種が標準木になる。
北海道では、
札幌まで(以南?)はソメイヨシノ。
道東北部ではオオヤマザクラ(エゾヤマザクラ)
根室はチシマザクラ
沖縄県・鹿児島県奄美地方はヒカンザクラ(カンヒザクラ)が標準木となるらしい。

奈良県の標準木は奈良地方気象台の構内にあるとのこと。

昔は桜前線は南から北へと進んでいたが、近年、冬の平均気温の上昇などの影響で、九州や四国より関東の方が開花が早いという現象についてもお話があった。

ニュースでもやっていたが、温暖化が進むと南の方では桜が開花しなくなることも起こりうるとか。 桜の開花には「休眠打破」のために冬の寒さも必要なのだ。
温暖化での変化は桜だけにとどまらないと思うとちょっと恐ろしくなった。

カラミザクラと言われたのが気になって調べたら、シナミザクラの別名とのことで納得。
暖地桜桃も同じもの。

カバノキ科のセイヨウハシバミやツノハシバミなども雄花序をたくさんつけていた。

ソメイヨシノはまだ開花していないが早咲きのたくさんの桜を見ることができた。
まもなくソメイヨシノも満開になり、植物園は一番華やかな時期を迎える。
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3月28日 橿原 史跡めぐり 初めて来た小山古墳と沼山古墳 教えて「治定」「比定」

2017年03月28日 | Weblog
橿原の西の方、益田堤跡~宣化天皇陵~新沢古墳群~倭彦命墓~小谷古墳~益田岩船~沼山古墳を回る。


今は堤跡として一部が残されているだけの「益田池」は平安時代に高取川を堰き止めて作られた灌漑用貯水池
その大きさは、狭山池の半分 水上池の3~4倍 と説明があった。

その跡地に橿原ニュータウンが出来たのだからいかに大きかったか。
江戸時代にはまだあったらしい。


宮内庁では宣化天皇「身狹桃花鳥坂上陵(むさのつきさかのえのみささぎ)」とされる。
考古学的には「鳥屋ミサンザイ古墳」といわれている前方後円墳。鳥居は木製
周濠は文久の修陵で広げられている。
「ミサンザイ」とは「みささぎ」が訛ったとのこと。
だからあちこちにミサンザイ古墳があるのか・・もの知らずな私は納得した。

新沢千塚古墳群
4世紀~6世紀に渡って造られた約600基ぐらいの墓がある。

  
北エリアで、長方形墳で火熨斗やガラス皿などが出土したという126号墳
南エリアで竪穴式の古墳と 右)横穴式古墳を見た。


新沢千塚は近年きれいに整備が進んだが・・自然さが失われないような整備であってほしいなあ。


倭彦命の身狭桃花鳥坂墓とされる桝山古墳
前方後円墳に修陵されているが、元は方墳だったらしい。
倭彦命がなくなった時、近習の者を生き埋めにし、そのうめき声に天皇が心を痛められ、野見宿禰の進言によって殉死が廃止され、埴輪を埋めるようになったといわれるが、史実とはあわないらしい。こんなことはよくあるけれど。

午後から小谷古墳と益田岩船と沼山古墳を回ったが、小谷古墳と沼山古墳は初めて行った。

小山古墳
 
坂を登ると、向こうに大きい石室の入口が見えた。そばには行かなかった。初めて来た。
中に家型石棺があるらしい。この近くには双墓かといわれる同じような古墳があるそうだ。

益田岩船 

 
ニュータウンから山に登る。
 
山の上の巨石「益田の岩船」いろんな説がある。 
                右)高い所からは彫られた2つの穴が見える。
この山にあった石を利用して石室を作ろうとして失敗したものか?

沼山古墳
 
はじめて来た。石室入口の鉄柵越しに中を覗いた。中は高く、よく見えなかったが天井はドーム型だという。ミニチュアの竈などが出土し、朝鮮半島の影響を受けているらしい。

2か所、初めての所を見れたのでよかった。2つはもっとよく見たかった。

ところで、いつも何気なく使っている「比定」「治定」という言葉。
調べると
「治定」は「じじょう」と読む? 知らなかった。簡単に言うと「国が決めた」という意味でいいのでしょうか?
「比定」は「他の似たものと比較して判断した」という意味でいいですか?
よく・・天皇陵に「治定」又は「比定」と両方使われていますが、国か学者からの見方の違い?で、どちらでもいいということでしょうか? ご存知の方、教えてください。
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3月27日 神戸女学院(写真非公開)・門戸厄神

2017年03月27日 | Weblog
春の公開に合わせてお世話してくださる方があり、ついて行った。

門戸厄神駅から歩き、正門へ。さらに坂道を登りキャンパス棟の並ぶあたりへ。
正門からの道は山手のハイキング道のような雰囲気だった。

案内はツアーマイスターという資格を持つ学生さん。
班に分かれて案内してもらった。

神戸女学院は1875(昭和8年)神戸で開校。
1933年(S8年)西宮へ移転するにあたり、有名な建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズに設計を依頼。
2014年(h26年)ヴォーリズ設計の17棟の内、現存する12棟が国の重文に指定された。

中庭を囲むように建物が並ぶ。

案内のお勉強をされ資格を持つ学生さん「ツアーマイスターさん」により、総務館・講堂・図書館・礼拝堂などの案内を受ける。

「文学館の屋根は焼夷弾を受けて?破損した」とか。「階段の手すりは金属供出したので木で作られています」「金属供出に遭わなかったのは総務館の・・だけです」「螺旋階段は供出に遭わなかった」「窓の上部の飾りは供出したのでべニア板で作られています」などと何度も「金属供出」の言葉が出た。 
戦災や阪神大震災などいろいろ災難を潜り抜けてきた歴史があるんだなあ。

キリストの教えに基づいた学校で、ヴォーリズは教育施設として宗教施設としての品性を大切に設計されたようだ。
各所に施されたレリーフやアーチ型のデザインは重厚さとともに優しさを感じた。

床は音を吸収するように、ラバータイルになっていて、学生さんはヒールを避けてナーズサンダルにするなど床を傷つけないように、傘の処理などに気を使っておられるよう。

天井や柱にも落ち着いた装飾がある。図書館のテーブルやイスも当時のままだとか。
卓上のスタンドが時代を感じされるがコードは見えないようにされてスッキリしていた。

礼拝堂の中央のステンドグラスは7本のロウソクのデザインで美しい。
後部2階はパイプオルガンが設置され聖歌隊用のバルコニーとなっている。

中庭の池には西宮メダカという武庫川水系に生息する固有種のメダカがいるそうだ。
それかどうか、メダカは見つけた。

案内の後の自由時間に中庭を歩く。
センダンやカラタネオガタマ・タラノキ・カリンなどの植栽。ツバキいろいろ。ハクモクレンなども咲いていた。

神戸女学院を出た後、近くの門戸厄神へ。
厄除け厄払いで有名なお寺らしい。

 
門戸厄神 厄神明王と書かれた大提灯      樹齢800年のスギの根が置いてあった。
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3月26日 ツクシ採り

2017年03月26日 | Weblog
毎年つくし採りを楽しみにしている娘たちとどこへ行こうか・・

前につくしを見た桜井の箸中の方に行くとことにした。
ところがやっぱり・・場所が不明・・でもその辺を歩いて目的は達した。

 
国津神社 横の神輿庫を覗いたら、立派な彫りのお神輿が見えた。

 
慶雲寺 裏にも古墳があるらしいが行ったことはない。周辺には古墳が多いそうだ。
「石棺仏」と言われるものもどこのものかの石棺に彫られたものらしい。
熊本県阿蘇の凝灰岩ということで、ピンクがかっている。

 
ホケノヤマ古墳の上でお弁当。 左下の森が国津神社 右のこんもりしているのが箸墓 
その間に耳成山が見えた。             右)ノジスミレが咲いていた。


はかまをとって茹で、卵とじや煮物にして食べた。
何ということもないがやっぱりつくし採りは春を感じる。
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3月25日 長居公園 植物園  ハルニレ ベニバスモモ アンズ ロドレイア

2017年03月25日 | Weblog
公園もだいぶ華やかになってきた。

 
ハルニレ 1本の木は蕾 もう1本の木は花が咲いていた。近寄らなければ見えない。

  
ベニバスモモは満開 開いた花のガクは反り返えっていた。もう少しすると赤紫の葉が伸びてくる。

 
 カンヒザクラ ピーク少し過ぎた。

 
     オカメザクラ やや遅い。         アーモンド 咲きはじめ

植物園

 
パンジーやチューリップなどはなやかな花壇

 
ユキヤナギ満開 一度花の中をのぞいてみてね。
        右)公園にもあるが、ロドレイア これはヘンリーという品種。
1つの花に見えるド派手な花は、よくよく見れば・・5個の花が集まったもの。
花弁のように見えるのは総苞片なのだった。これでマンサク科とは・・ 不思議~。

 
       アンズ やや遅い。           オオカンザクラ

 
ハクモクレン満開 ヒヨドリはモクレンの仲間の花が好きらしい。木の上で花をつついているのも見れた。つつかれた花が落ちていた。       右)オガタマノキ


これは地味なハシバミの花(雌しべ)

今日も少し肌寒く、ソメイヨシノはもう少しの所で足踏みしているようだ。

ブログ遅れているのでこの記事は参考にはならないです。すみません。 
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3月24日 屯鶴峯

2017年03月24日 | Weblog
久しぶりにどんづる峯に行くことになって、地図を作っていったのに、中途半端に人に聞いた道を行ったら、国道に出てしまい。車がビュンビュン通る歩道もろくにない道を歩くことになり・・

やっとどんづる峯に到着。やれやれ。

 
大昔の火山活動によって堆積した火砕流や火山灰が隆起や浸食・風化などでこの姿になったらしい。県の天然記念物に指定されている。

突然現れる白い岩山はやっぱり異次元の世界。

これからどっちへ行く? ちょっと降りてみようか。

ずんずん降りていく友達。 こわい。こわい。そっちはやめよう。

弁当を食べて洞窟の方へ行ってみることに。
前に反対側から登ってきたことがある。
 
尾根道を歩き始める。大岩に阻まれ下に降りようとする友達。そんなとこ行ってないと思うよ~。戻って~。
またまた足を引っ張ってしまったが・・道は大岩を越えてまっすぐ続いていた。


そして急な下りになり、谷に降りたところで洞窟が見えた。

ここは自然の洞窟ではない。『日本の敗色が濃厚となった太平洋戦争末期、陸軍が本土決戦に備え、戦闘指令所として建設した』という地下壕なのだ。
短期間に作られたらしいが結局は使われないままに終戦になった(良かった~)
3つの地下壕が見えた。

  
ここへは何度か来たことがある。探検と称して中にも入ったことがあるが、壕と壕を結ぶ道もあり、網目のようになっていた。大阪側に出口が開いていたが、抜けられるところと、土が流れ込んで這い上って出たところや、木の柵が付いている所もあった。
今の状態はわからない。

見てみるとどの壕の中にも入口近くから水が溜まっていた。
小さい懐中電灯しかもっていかなかったし、外から見るだけで出発。
前にサヌカイトを拾いに行ったところを通り関屋駅に戻り、ちょっと歩き足りない分、隣の二上駅まで歩くことにした。

 
途中でつくしやセイヨウからシナを摘んで帰る。
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3月23日 丹波篠山 早春の花 

2017年03月23日 | Weblog
丹波篠山へ。

行き帰りタクシーを利用して、山沿いを追手神社~大乗寺あたりまで歩いた。
冬物は半分片づけてしまったが、今日は肌寒い。マフラーを持ってくればよかった。
タクシーの運転手さんによると、この冬は50年来の大雪だったらしい。
とはいえ、植物は春を敏感に感じているらしい。
山裾ではスプリングエフェメラルといわれる早春の花をたくさん見ることができた。

初めて見たアズマイチゲ
 
アズマイチゲ群生 曇っていて花が閉じている。 開いた花。なんて可愛い。

 
         キクザキイチゲも初めて見た。薄紫の優雅な雰囲気


セリバオウレン 自然で見るのは何年ぶりか。
(これはスプリングエフェメラルとは言わないかも)

 
セツブンソウ 自生は青山あたりの山で1回見ただけ。見ごろは過ぎて果実が出来ているものもあった。


道沿いの山裾には近くでは見られない早春の花があちこち咲いていた。
あるところでは柵で囲って保護し、遊歩道を作ってあるところもある。
地元の人たちの愛情に守られているという感じ。心して鑑賞させていただく。

旧街道を行くと、追手神社

 
広い境内のわりにはこじんまりとした社殿
祭神は大山祇命 創建は不明 伝承はあるが、はっきりした由緒はわからないらしいが、平安時代には存在していたらしい。

狛犬を見つけて社殿に近寄ってみた。
 
彫刻がすごい。左)木鼻の彫刻        右)社殿の袖(横)の彫刻・・。
素晴らしい彫刻が施されていてびっくり。古めかしそうな狛犬は明治期のものだった。

 
流造の社殿の屋根を支える垂木? こんな曲がった木を使ったものは初めて見た。
ネットで調べたら、私が知らないだけで他にもあるらしいが、とにかく初めて気が付いた。

すごいのは、境内に巨木が何本もあること。
 
天然記念物に指定されている「千年モミ」日本一のモミの木らしい。
樹高34m(落雷で頂部は破損)幹まわり8.3m 推定樹齢1000年とか。
周りを柵と立派な支えで囲まれている。
  右)夫婦イチョウ 写真の撮り方が悪いが雄木と雌木が寄り添って立つ。


境内の山手にある「エゾエノキ」の大木 長らくムクノキとされていたらしいが樹名札も書き替えられたとか。近づくことはできない。
エゾエノキは唯一北海道に自生が見られるという。私は見たことはない。

 
境内を囲む石垣 まるで城跡のよう。 右)石垣の上にユキワリイチゲが群生していた。


石垣の内側にはキバナノアマナ これも初めて見た。
ここへ来る途中では花はなかったがヒロハノアマナも一株見た。

社殿は小さいが立派な彫刻の数々。日本一のモミの巨木を擁する広い境内。
昔はどんな神社だったのか・・

追手神社を出て、次に向かったのは、大乗寺

 
      立派な山門              簡素な社殿
『元は近くの金山の山上にあり、熊野修験道の丹波の拠点として栄えたらしいが、地震で全壊してこの地で再建され、全盛期には20坊を数えたが、明智光秀の丹波攻めで消失。
後年、薬師堂と庫裏が再建され高野山宝城院の末となった』ネット要約

ここも人気を感じないお寺だった。

ここで引き返して川沿いに戻る。
川の中の洲にはフキノトウが見えた。オオカワヂシャの葉もあった。こんなところまで・・

 
 クサソテツの枯れた胞子葉   根元には芽が覗く。もうすぐコゴミのシーズン。
行きかえり、不思議とつくしの姿は見なかったなあ。まだ早いのかも。


大山川の堤にはオカメザクラが植栽されていて、つぼみもだいぶ膨らんでまもなく開花しそうだった。カンヒザクラとマメザクラから作り出された園芸種らしい。
もうすぐ丹波も本格的な春が訪れることだろう。

珍しい早春の花を見れて幸せな一日だった。
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3月20日 明日香 (後日、暖地桜桃について追加記事)

2017年03月20日 | Weblog
飛鳥駅~甘樫丘方面を歩く。

 
   花を付けたマメカミツレ       メリケントキンソウ まだチクチクしない。
マメカミツレ・メリケントキンソウ 葉や草姿がよく似ている。
花や実のない時どう見分けるのだろう。

  
石垣にあったイヌノフグリ

 
ダンチサクランボと教えてもらう。そんなサクランボの種類もあるのか。はじめて聞いた。
                     右)ニワトコ もうつぼみがほどけていた。
*コメントをいただいた方より『暖地桜桃は「だんちおうとう」といい、佐藤錦などヨーロッパ種に対し、中国桜桃と云われる品種で、二品種の植栽を必要とせず、一品種でも良く結実する家庭用に適した品種である』ことを教えていただきました。詳しくはコメントを見てください。 

 
       スズシロソウ              アマナ
アマナは「球根が甘く、食用にされた」とか・・でも今は絶滅危惧種。

 
どこから来たのか甘樫丘のアオモジ。数本あるが遠く高くところにあるため手に取って見られない。                   右)セントウソウ

帰り道、スミレを見ながら帰った。
   
何本か見たが、ノジスミレがほとんどのように見えた。毛はあったが、確かかどうか・・
基本のスミレをしっかりわかりたいなあ。  右)ノミノフスマ こんもりと繁っていた。
コスミレ・ヒメスミレ・ノジスミレ・・まだまだ迷う。
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3月19日 高取ひな祭り

2017年03月19日 | Weblog
毎年、町をあげて行われている高取町のひな祭り。
午後から行ったがすごい人。近くの駐車場は満杯で、ちょっと遠かった。

約100軒のお家が雛飾りを出しておられるらしい。
右、左 気になるところを覗きながら町を歩いた。

思い出のある雛飾りや昔からの雛、見ごたえがある。

 
     岐阜から来たという土雛           外島家のお雛様
説明によると 『大和の豪族十市氏の重臣、外島加賀守が松永久秀との戦いに敗れ、三輪郷に居を構えた。江戸時代には三輪商人として材木商や両替商で財力を蓄え、町人だけでなく高取藩にも貸し付けた記録が残っている』『そんな頃にこのひな人形が外島家に来た』そうだ。
『大正時代に水害に遭い、蔵も水に浸かり、長持ちに入っていたこの雛だけが難を免れた』とのこと。『屏風や台などは水でぐちゃぐちゃになって捨てられた』そうだ。『飾ってもらってうれしい気持ちでいっぱいです』と雛人形の気持ちが書かれていた。

夢想館の庭を覗いてみたら奈良の生薬「大和当帰」を煎じた湯で足湯ならぬ手湯?手を浸せるようになっていた。しばらく手を浸しているとつるつるに。当帰のいかにも効きそうなニオイが帰るまで続いた。


鉢植えの「大和当帰」展示 漢方薬に使われたり、入浴剤にも使用される。

薬の町として有名な高取町は薬の製造業が多い。 又、江戸時代から置き薬として各地を行商して歩く売薬も盛んで、現代の配置販売に続いている。

 
昔の「置き薬」の箱はこんなんだったのか。  
引き出しの中にいつも気になっていた「みみず一風散」が入っていた。
成分表の中に「地竜エキス」とあるのがみみずの成分。
お~やっぱり「みみず」が入っているんだ。この薬は鎮痛剤らしい。今も売ってるのかな?

 
懐かしい「かきもち」 家の座敷の天井に吊るしてあったのを懐かしく思い出す。
 右)人通りの盛んな通りの上の電線にイソヒヨドリがとまった。ひな人形が見たいのかも。


漢方薬局の店先にはお雛様とともに漢方薬に使われる秤や薬研や土瓶が並んでいた。

紙雛や布雛・ガラス雛・・いろんな手作り雛も展示してある。

 
折り紙の「百人一首」百体並ぶと壮観だ。すごい。写真は「小野小町と蝉丸」
同じ作家さんのミニチュア雛もあった。お道具も皆和紙で作られている。
 右)小さくてもお道具の引き出しは開けられる。開けて見せてくださった。中には畳んだ着物が納まっていた。

 
手まりの展示。たくさんの手まりが並んでいた。写真はごく一部。こんなにいろいろの模様ができるとは。  右)ビンの中に手まり。??どうやって?
作家さんが秘密を教えてくださった。  内緒です。

そんなこんなで・・毎年開かれるひな祭も、年によって工夫されているので飽きません。
野菜などを買って帰った。
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