みどりの野原

野原の便り

4月30日 万葉文化館 万葉集

2014年04月30日 | Weblog
午前中、遊び広場の準備
5月3日~4日の遊び広場 
自然サークルは ぶんぶんゼミ 草花や鳥の塗り絵 春の七草など出す予定。 
私は予定があって参加はできないが、午前中準備を手伝う。 


出し物のひとつ ぶんぶんゼミ 試作 
マツヤニを付けた棒にタコ糸を結び振り回すと、ビューンビューンと音が鳴る。

午後から万葉文化館へ。
万葉講座の始まるまでの少しの時間 前庭を歩くのが楽しみ。

ひと月の季節の移り変わりがみられる樹木

 
   今満開なのがヒメウツギ      シラカシの雄花序 まだ蕾

 
     柔らかいカシワの新葉     ユズリハ 雌花 柱頭の形がおもしろい

 
  マテバシイ 頂芽(左)の中には 葉も花序も入っていたんだ。
     去年できたどんぐりが見える。
                 

       モチノキ 雄花

万葉集の講座は4回目になる。

相聞歌・挽歌・雑歌は万葉集の要素をなしている。
私はあまり知識もなく、相聞歌は単なる恋歌と思っていたし、
今日のテーマの「挽歌」にしても、単純に死を悼んで詠まれた歌・・ぐらいにしか思っていなかったが、そう単純なものでもないということはわかった。
挽歌の中には死に臨んで詠んだものや死者の気持ちになって詠まれたものもあるらしい。

聖徳太子が出先で「旅の途中で亡くなっている旅人を見て詠んだ歌」も、似た歌が他にもあるらしく、聖徳太子伝説にも関係するらしいこと・・などおぼろげながらわかった。この程度しか理解が及ばない。
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4月28日 昆虫 矢田近辺

2014年04月28日 | Weblog
昆虫観察

40種ほど記録された中で印象に残ったもの。

 
一度見たら忘れられない キバラケンモン  初めて見たオクマサナエ 小型のトンボ
                    
 
ツマキチョウ 見られるのは今の時期だけだそうだ。     ヒメジョウカイ

 
ヨコヅナサシガメ しげしげと裏(腹側)を見てみると、この赤い模様は何のため? 


連れて帰りそうだった毛虫 毛虫は多かった。

 
     ヤマツツジ            モチツツジ

個人的に気になったもの


クヌギエダイガフシ 抜け穴が空いていたが、中に虫部屋が見えた。

  
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4月27日 レンゲ畑

2014年04月27日 | Weblog
レンゲは田んぼに植えられる。なのになぜ「レンゲ畑」って言うのかな?

それはさておき、今日はイベントで100人近くの親子が集まった。
日ごろ目にすることもなくなったレンゲ畑でお昼過ぎまで遊ぶ。

 
学芸員の先生方の下、5班にわかれてレンゲやタンポポの花を観察したり、虫や小さい花を見たり。

  
蜜や草に付くアブラムシ目当てのテントウムシ セイヨウミツバチやヒゲナガハナバチ(左写真)の足には黄色い花粉がいっぱい付いていた。   右)テントウムシの幼虫 成虫も多い。
 
レンゲの花、虫に花粉を運んでもらうしくみ。不思議。

レンゲの根粒 中に住むバクテリアが空中の窒素からアミノ酸を作りだす。昔はそれを肥料として利用するために植えていた。 

子供たちはもちろん、付き添いのお父さんお母さんたちも青空の下、いつもとは違う自然の中のゆったりとした時間を過ごされた。


淀川の近くでお弁当を食べた後に(個人的に)教えてもらった「草のかご」は私のお土産
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4月26日長居公園・植物園 ハルニレ

2014年04月26日 | Weblog
春たけなわ

 
若葉がまぶしい長居公園 何か大会でもあるのか、木陰にはブルーシートやテントなどが並んで、ウォーミングアップしている人、友達と談笑している人・・長居競技場周辺は若者のエネルギーがあふれてこちらまで力が湧いてくるよう。、


常緑のクスノキは春に古い葉を紅葉させて落とし、新葉と少しずつ入れ替わることは知られているが、このクスノキは一斉に入れ替わったよう。しかもモミジと見まがばかりに紅葉した新葉 こんなのは見たことがない。

 
いつも通っている道なのにちょっと入ったところにハルニレがあるのは気付いていなかった。
ひらひらした翼の着いた果実がたくさん落ちていたが、まだ枝に残っているのもあった。
枝にはコルク質の翼が付いていた。
なじみのないハルニレの姿を見ることができた。(何かわからず教えてもらった)


少し違う道を入るとセイヨウトチノキが満開。

植物園では春の草木が華やかに咲いている。

 
その中で、クロマツやタラヨウの花も見ごろ。 見てくれる人いるかなあ。

終わってから、植物園創設にかかわった先生方の対談があった。
先生方の熱意と御苦労のあかげで今がある。
開設当時の植物園の姿などもお聞きした。
詳細は省略
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4月25日 鵜殿 ノウルシ群生 ケリの親子

2014年04月25日 | Weblog
途中の田んぼの畦でけたたましくケリが鳴いている。
近くにまだふわふわの羽毛の雛が2羽見えた。

多分雛から目をそらせるために母鳥はだんだんむこうへ歩いて行く。
母の心子知らず、雛はじっとしていれば目立たないのに親鳥の後をよちよちとついていく。

淀川堤防に着いた。
去年の台風で29年ぶりに冠水したという鵜殿ヨシ原 一見何事もないように見える。


鵜殿の河川敷はセイヨウカラシナの黄色とヨシやオギの枯れ色とその中に芽を吹き出したヨシの緑などが広がっていた。
ヨシを刈ったり冬にはヨシ焼きをしたり、ヨシ原保全には多くの人が関わっておられる。
そのおかげで貴重な植物や生物が残っている。


揚水場を見てヨシ原の中の道沿いに植物観察 セイヨウカラシナの道
時に草の中に入り込んだり・・オオヨシキリの甲高い声・ウグイスの鳴き声がひびく中案内してもらう。
伸びつつあるヨシの間には競争相手のカナムグラも控えている。

 
             オドリコソウ 群落

 
あちこちに盛り上がるようにノウルシ群落はヨシが伸びてくると消えてしまう。 
 
 
        ハナウドの群落もあった。花はまだ。  
            これは何だったかな? 触ってわかった。ホソバイラクサだ。


年に1度しか来ない私にはわからないが、この砂州の様子もだいぶ変わっているらしい。
冠水がヨシにどのような変化をもたらすのか?
また、新名神高速道路が着工がヨシにどんな影響を及ぼすのだろうか。
お昼に聞いたヨシ笛の音はやさしい音色だった。 
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4月24日 長居公園 長居植物園 鳥

2014年04月24日 | Weblog
長居公園

 
       タラヨウ 雄花              オニグルミ雄花


    ベニバナトキワマンサク

植物園の中で野鳥観察
陸鳥:ハイタカ コゲラ アオジ メジロ ムクドリ ヒヨドリ ハシボソガラス ツバメ ハシブトガラス ・・ヒタキなど。  
見逃したが、オオルリもいたらしい。こんな町の中の公園にいるとは驚きだった。
サンショウクイの声も聞こえたとか。
今の時期単独で活動しているコゲラは、もう1羽は巣で抱卵しているとのこと。
木の上にハシボソガラスの巣が見えた。ここでは周りに木が多いので枝だけで巣を作っているが、町中では針金ハンガーがよく利用される。
外は荒い材料でも「座」には柔らかい巣材が使われているそうだ。

テレビでカラスが人を襲う場面が放映されたりするので「カラスはこわい」印象があるが、基本的には人を襲わない。
雛がいる時などでも突然襲うことはなく、先ず威嚇してくる。
こっちを見て鳴く。 やたら周辺をつついたりして当たり散らす。 それでも人が離れないと人の近くを飛ぶ。など威嚇の段階がある。
「カラスの方を見る」ことでカラスは襲ってこないという。
鳥インフルエンザもニワトリにとっては脅威だが、誤った情報で鳥インフルエンザはこわいというイメージがあるが普通では人には感染しない。


博物館本館玄関前ポーチにつりさげられたシロナガスクジラ(愛称ナガスケ 体長18m)
   右)わかりにくいが、手前の小さいのがマッコウクジラ(愛称マッコ 体長9.1m)
マッコウクジラは2010年 堺泉北港に死体が漂着したのを解体して今年3月に展示された。

見上げたマッコの上にスズメがとまっていた。
クジラの骨格標本は隙間が多くてスズメの巣作りには適しているようだ。
ナガスケをつりさげた後、数年?はスズメも気が付かなかったらしいが、ついに見つけ巣を作るようになったとか。鳥のフンは標本にとっても良くないので時には巣は野り除いたりされるらしい。
こんなお話をほほえましく聞いていたが、スズメにとって巣を作る場所の確保は何よりも大事だ。
「マッコ」が来て「ラッキーまた巣を作る場所が増えた」と歓迎しているかも。

水鳥:ダイサギ コブハクチョウ カルガモ マガモ(交雑)
池にいたマガモは交雑したアイガモだという。カモは容易に交雑するらしい。
交雑したものも繁殖可能なので、雑種が増えているようだ。

こんな身近な鳥のお話を聞きながら観察。
午後からも鳥のお話を聞く。
その後、総会に参加

 
      ボタン満開                 ライラック満開


        オオデマリ満開
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4月23日 カヤネズミの巣が畑に

2014年04月23日 | Weblog
10日前、4月13日のこと。

ずーっと放ってあった畑に1年ぶりで草刈りに行った子供が「こんなんがあった」と持って帰ったもの。
丸いボール状。鳥の巣にしては口が小さいし、ひょっとして・・。

 
確かめてみるとやはり「カヤネズミの巣」だった。イネ科の葉を集めて上手に作ってある。
カヤネズミは体重 7~14gの日本では一番小さなネズミ
草の中に作った巣は2・3回見たことはあるが手に取るのは初めてだ。

何か月か前に畑を覘いた時には伸びた枯れ草がぼうぼうで、畑へ入ることが出来ないほどで、草の生命力に驚くばかりだった。

そのぼうぼうの草原になった畑は山続きで、カヤネズミにとっては絶好の場所だったに違いない。
巣は空っぽだったというので、逃げたのか、もう使っていない巣だったのか・・
草も刈ってしまってちょっと可愛そうなことをしたが仕方がない。

「マムシの子供もいた」とのことだったが、うまく育ったのだろうか。
巣は記念にとってある。
カヤネズミネットワークに報告した。
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4月22日 ゴーヤを植えた オキナワスズメウリも植えた

2014年04月22日 | Weblog
出かけた途中でゴーヤの苗を2本買った。


袋に2本植えた。うまく収穫できるかどうか・・楽しみ。

オキナワスズメウリの苗も2本植えた。
石垣島で見た可愛いスズメウリ 育てられるかな?
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4月21日 小雨の金剛山麓 早春の草木 オオルリ 

2014年04月21日 | Weblog
降水確率60~80% 朝から小雨模様だったが行ってみることに。

 
         春の山            霧が降りてきてこんな風景も

ここには 3枚の葉を持つキジムシロの仲間がたくさんあるが、花も葉も似ていていつも何かなあと思いつつスルーしている。
今日は「もしミツバツチグリがあるのならその「肥大した根茎」とやらを見てみたい」そう思って来た。
テリハキンバイ ツルキンバイも金剛山にはあるらしい。決めてがわからない。雑種もあるとか・・

お天気が悪くて花は閉じていたが、いくつか根っこを掘りだしてみた。


ひとつだけ根の太いのがあった。・・がこれがそうなのか結局わからず。

 
今まで気が付かなかったハルトラノオ(左)        ヒトリシズカ(右)

木々は芽吹きの色もさまざまで美しい。

 
ダンコウバイの銀色の新芽  ウリハダカエデのピンクの苞 花が咲いていた。

  
一重ヤマブキが満開 大きい花弁 まさか園芸種?   ナガバモミジイチゴも満開

  
        ニリンソウ群落          雨でしっとりツチグリ

 
ネコノメソウの仲間 シロバナネコノメ と ヨゴレネコノメ? 

開けた林道の縁にはオオバヤシャブシの幼木がひしめくように。ヤナギの仲間も満開

 
今日のデザイン賞  イノデの仲間の力強い芽    曲がりくねったツルの人生?

小雨が降ったりやんだりだったが、こんな天気の日に行ったご褒美は「オオルリ」 
友達は「今日20回ぐらい見た」という。「え~そんなに~」
私は写真を撮ったり遅れ気味で、自分では見つけられないが、それでも6・7回はしっかり見れた。見やすいところで色も鮮やかに見え感激。
小雨の中歩いた甲斐があった。
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4月20日 うちの庭 ヤマブキ エビネ・・

2014年04月20日 | Weblog
 
うちの庭にもヤマブキが咲きだした。  八重と一重

 
        ミヤマオダマキ           タツナミソウ

 
         シラユキゲシ             エビネ

他にも色々


お隣さんにあげたムベがたくさん花をつけたらしい。切り花になって帰ってきた。
うちのは切り詰め過ぎて花はなし。
シイタケが1個 危うく忘れられそうになっていた。

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