みどりの野原

野原の便り

6月3日機織り体験 コースター作り 

2024年06月03日 | Weblog

工作部会企画の「機織り体験」に参加


石切駅 北側?は急坂。昔は海が迫っていたというのを実感できる。


石きり神社の参道を下る。


参道の途中にある「河内木綿 はたおり工房」が、今日お邪魔するところ。


ミニ機織り機がセットしてくれてあった。
昔から伝え残されていた綿の栽培~河内木綿の再生を目指す活動を永く続けられている館長さんの熱のこもったお話を聞いた。


これはワタの木(草本)から採った、私が知っている綿の姿。
中に種が入っている。


種離れが悪く、手では取れない種付きのワタを、種と綿に分離する手回しの種取り機
種だけが反対側に残る。


種が取れてふわふわの綿になった。
さあ、これで糸にするのか・・と思うが、これを布団屋さんで綿打ちしてもらうそう。


ちょうど帰る時に布団屋さんが打った綿を持ってこられた。
ああこれこれ。昔は打ち直した綿を布団に入れていたっけ(母が)


いよいよ、糸車にかけて糸にするわけだが・・


糸を巻き取る芯に、竹の皮を湿らせたものを使う。へ~~。


上のふわふわの綿は10㎝四方に広げたものをまとめたもの。
糸車を回しながら糸状になった綿を竹の皮に巻き付けていく。
(下の写真が巻き取った糸)  この間の準備はどうしたっけ?
むつかしかった。均等に糸にするのは相当な技術がいる。

いよいよ作った糸も合わせてミニ織機にかける。


セットしてくれてある経糸と、主な織り糸(横糸)は好きな色のを選ぶ。
そして、よく見る機織り。
経糸のすき間に巻いた横糸の杼(ひ)を右から通し、上部の櫛型のものを手前に持って来て糸を押さえる。(ガッチャンとはならないよ)
戻す時、櫛型のものを上下にひっくり返すと経糸が交差する仕組みになっている。
そこに、横糸の杼を左から右へ。
そして、適当なところに紡いだ白糸を織り込んで模様にする。
この繰り返し。単純作業ではあるが、抑え具合と端のそろえ方がむつかしかった。


そうして出来上がった色とりどりのコースター。
綿の実から織物を作る。理屈はなんとかわかった。

・・でも・・

型染めの説明で見せてくださった「白生地」
これを作るのに、種の分離・糸紡ぎ・・考えただけで気が遠くなりそう。
「河内木綿の再生」簡単なことじゃないな。
あらためて頭が下がる。

さて、楽しい体験の後は・・

石切神社参道を下る。(いつもは石切駅まで坂を登っていたが)


うどん屋さんでヨモギうどんを食べた。

途中のお店を覗いたり・土産を買ったり・・
神社にもお参り。


石切神社の正式名は「石切劔箭神社(いしきりみつるぎじんじゃ)」


御神木クスノキの大木 樹齢400年


門かと思ったが、絵馬殿。髄神門でもあるとか?
屋根の上に、劔(つるぎ)と箭(や)

門の両端におられるのは、仁王様じゃなく、

 
剣を持った随身?       矢を持った随身?

植栽の植物を見たり・・


見たことのない花 セイヨウオトギリ?


これは知ってる カシア アンデスノオトメ


テンニンギク


源平シモツケ


いろいろ見ながら歩いているうちに、新石切駅に着いた。
ここから乗るのは初めて。

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