みどりの野原

野原の便り

2月28日 長居公園 植物園 春到来 葉脈を見る。 

2015年02月28日 | Weblog
もうすぐ3月 まだ寒い日もあるが、花は季節を知っている。

 
  カワヅザクラだいぶ咲いてきた。   ジュウガツザクラ 冬も咲き続けているが春は華やいだ感じ


 タイワンツバキも咲き続く。

長居植物園
 
      マンサク満開               ベニバナマンサク満開    

 
        ウメ 満開          フリソデヤナギ花が開きかけ

 
 スギの雄花全開 花粉症の方にはお気の毒      セコイア 雌花

 
落ちていたユーカリの枝に花がついていた。    ユーカリハムシも見つかった。


カシナガが羽化する春 飛び出すのを防ぐために根までびっちりと巻かれたネット。 ビニールと違って通気がよくて木にはよさそう。

春を感じながら、今日は主に落ち葉で葉脈を観察。

あまり注意を払っていなかった3次脈や亜2次脈など・・気がつかなかったことが見えた。
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2月25日 万葉集 挽歌 

2015年02月25日 | Weblog
紅梅が満開の万葉文化館(カメラ忘れ)

今日は聖武天皇の子「安積皇子(あさかのみこ)」が17歳で亡くなった時、大伴家持が詠んだ長歌2首と短歌4首 
前半の長歌1・短歌2首は『三七日の仏式の斉会の何らかの儀礼的な場』で誦詠されたものらしい。
後半の長歌1首・短歌2首は斉会に伴わないものだとか。
葬送儀式も決まっていなくて、詠まれる状況も一定ではないという。

「宮廷挽歌」といわれるものに「人麻呂」を基準とした考え方があるということもわかった。
先行作品と似ていれば「模倣」といわれ、まったく新しい表現があると「宮廷挽歌らしくない」と評価されるらしい。
やっぱりそういうこともあるのかとちょっと納得。
「宮廷挽歌」ということから離れて考えることも必要・・というようなお話だったかな?

どういう場面でいつ詠まれたのか、どういう人間関係だったのか・・歌の背景にあることを読み解くにはいろんな資料の検証があってわかるんだなあ。
私は人名の読み方だけでも難しい。

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2月23日 日帰りカニツアー 香住へ

2015年02月23日 | Weblog
カニツアー

2駅でメンバー合流

香住駅から宿の送迎バスに乗る。

前に近くへカニを食べに来た時は一面雪景色だったが、今日は全く雪なし。暖かい。

途中、余部鉄橋をくぐった。
今の鉄橋は2台目。旧橋脚が残っているのがちらりと見えた。
昔、家族と来た時に見た旧鉄橋を思い出す。
ゆっくり見たいところだが・・カニ カニ・・


宿に着いたらすぐにお食事 カニづくし。 カニ刺し 陶板焼き お造り カニみそ・・
食べ始めると夢中になり写真どころではなかった。 
久しぶりのカニ おいしかった。ノドグロの焼き物もおいしかった。

帰り、乗り換え駅の城崎で降りて温泉へ。

駅前の「さとの湯」は月曜定休

 
 地蔵湯に入る。 前は大谿川(おおたにがわ) 川沿いに7つの外湯がある。

お土産を買いながら駅前に戻る。

    飲泉所で温泉をひと口

予定の特急で後は帰るだけ。

「やっぱり1泊で行きたかったね」 ちょっとあわただしい日帰りツアーだった。
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2月21日 果実 種の多様性

2015年02月21日 | Weblog
動けない植物が種を残すためにどのように移動するのか。
植物は移動するためにどんな工夫をしているのか。そんなお話を聞いた。

花粉や果実や種が、風や動物や鳥や水によって運ばれることは聞いているが、そのための工夫・・
風に乗るための「綿毛」や「翼」や「プロペラ」も果実につくもの・種子につくもの・苞やガクや小枝がその役割をするもの・形態も様々・・・
水での拡散を狙うものは水に浮く工夫・流れた先で引っかかる工夫。
動物に運ばれるものはくっつくための様々な形態。
鳥に運んでもらおうと果実や種子を2色に色分けしたり、時には騙したり・・
効率の悪そうな食べ残しや隠し忘れを狙う。
アリの好物をつけてアリを利用する。・・・まだまだいろいろ・・

驚くばかりの「多様な戦略」、移動もできず消極的に生きているように見える植物がどうやって身につけたのか・・不思議で仕方がない。

いくつかの種子や果実を見せてもらった。
アルソミトラ・フタバガキ・ツキイゲ・ゴバンノアシ・サキシマスオウ など過去に実物を見たもの、持っているものもあり懐かしかった。
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2月20日 馬見古墳群 

2015年02月20日 | Weblog
出遅れて・・途中で合流。
持って行った地図ではよくわからず、途中で道を尋ねた郵便局の方が親切に途中まで案内してくださった。

無事合流して・・
歴史クラブ員の説明を聞きながら歩く。

三吉石塚古墳(みつよしいしづかこふん) 
 
「円墳で(次の)新木山古墳の倍塚」と思われていたらしいが、町営墓地建設に伴う発掘調査の結果 帆立貝式古墳とわかり、埴輪の年代から新木山古墳とは年代が違う(5世紀後半)ことがわかった。(新木山古墳は5世紀前半)
墳丘の葺き石や埴輪の列も復元 円筒埴輪6個に1個アサガオ型埴輪が混じる。
墳頂は今は何もないが、蓋(きぬがさ)・短甲・家形などの埴輪が置かれていたらしい。

新木山古墳(にきやまこふん)

三吉石塚古墳から新木山古墳(にきやまこふん)を見る。
5世紀前半築造 全長200mの前方後円墳 
陵墓参考地になっているため一般立ち入りはできない。

 
濠の横を歩いた。周濠は完全に田んぼや畑に利用されているように見えたが、回り込むと水をたたえた部分もあった。

讃岐神社へ
 
竹取物語の舞台がこの周辺とされ、広陵町は「かぐや姫の町」と売り出している。
鳥居から社殿へ。参道は長い。 右) 拝殿前の狛犬 右の狛犬は股間に男性のシンボルが付いていた。
シンボル付きは他のところで1ヵ所見つけているので、ここで2ヶ所目だ。
(一般的には右は獅子で阿形 雌で角ナシ・・とされるが、時代によっても違うらしい)

次に行った馬見公園で「かぐやひめ」の紙芝居をしてくださった。
懐かしい昔話に浸ったが・・
かぐや姫のでてくる「竹取物語」はただの昔話ではなく歴史を反映し、それぞれにモデルが存在するとのこと。
かぐや姫に求婚した5人の公達のモデルは壬申の乱で功績のあった実在の人物。
かぐや姫の出した難題に応えられずに求婚は失敗する。
竹取の翁は讃岐造(さぬきのみやつこ)という、讃岐から大和朝廷に仕えるためにこの地に移り住んだ人物。
かぐや姫のモデルは迦具夜比命という垂仁天皇の妃だそうだ。
竹取物語は最後には富士山の話にまで及ぶ壮大な物語なのだった。
・・富士山の話までは知らなかった。・・

この物語ができたのは平安時代初期までらしい。
「政治的な意図」も感じるというこの物語の作者は誰だろうか?
何人か候補があがっていた。

馬見丘陵公園に入る。
周辺は馬見古墳群といわれる古墳の密集地で、これらを保全活用するために奈良県が造った広域公園で、広陵町 河合町にまたがっている。
計画面積65.3ヘクタール(甲子園球場の17倍)の広さを持つ。

古墳のひとつ、特別史跡 巣山古墳
 
濠の手前から見た巣山古墳 全長204m 馬見古墳群でも最大規模の古墳 水をたたえた壕がめぐっている。 くびれ部には方形の「造り出し」 前方部西側には浚渫工事中に見つかった「出島状遺跡」。水鳥や蓋・家型などの形象埴輪が出土
墳丘への連絡用らしい「渡り土手」というのも初めて知った。
    右)今立っている濠の外堤のような?所から見つかった4世紀末の「円筒棺」大きさが石で示されていた。
長さ1.5mの円筒に両側に蓋付き。粘土紐が巻きついたような模様 内部には副葬品が納まっていたという。
それにしてもこの大きさでは小柄な人でないと入れない。それに筒の中へは納めにくそう。
舟形埴輪の断片も出土し、復元した写真があったが直弧紋の描かれた舟形埴輪はかなりめずらしいらしい。

ナガレ山古墳 
 
5世紀前半の前方後円墳 全長105m 発掘では円筒埴輪1800本出土したという。
また、前方部墳頂に埋葬施設(箱型木棺を粘土で覆った粘土槨)が見つかった。
後円部と合わせて埋葬されていたのは夫婦の可能性があるとのこと。
10年間かかった復元工事で、東側半分は葺き石や埴輪列で復元され1600年前の姿が見られる。675本の埴輪(強化プラスチックや手づくり)が復元古墳に立ち並ぶ様子は壮観だ。

公園内に見える小山はみんな古墳だ。
そのひとつ、倉塚古墳(スベリ山古墳)にも登る。

馬見丘陵公園から出て
牧野古墳(ばくやこふん)へ。
 
大型円墳 開口部から中へ。 巨石が使用され、奥に2基あったという石棺の一部が残っていた。盗掘されていたが、副葬品も多く出たらしい。

最後に案内してもらったのは御坊第1~3号墳 鈴山城跡

 
遊歩道から山に入り、切りとおしを抜けると・・空堀と濠(跡)を備えた鈴山城跡 
今は木や竹がまばらに生えているだけ。 周辺氏族の出城か砦だったようだ。

 
           空濠                 濠の跡
城跡の小山は御坊第1~3号墳 3基の小さい古墳らしい。
あまり知られていないらしく私もふくめ初めて知った人もいたようだ。

たくさんの古墳を案内してもらった。
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2月17日 西飛鳥へ 高取へは抜けられなかった。ミカドテントウ 平野屋正蔵狛犬

2015年02月17日 | Weblog
グループを案内する道順の下見のつもりで西飛鳥へ行ったが・・
益田の岩船への入り方がわからずあきらめ、束明神古墳を通って高取へ抜けるつもりが、わからなくなり・・飛鳥駅へ引き返した。 
やっぱり私は方向音痴。下見にはならなかった。

飛鳥駅から西へまわり

      岩屋山古墳へ


丹波佐吉の道標に巣の跡
「彫が深くて家づくりには最適だったなあ」ドロバチ?談


許世都比古命神社のサクラ  もうひと月ほどしたら見ごろに。


牽牛子塚 覆いがかけられている。 石室入り口は雨の後でびしょびしょだった。


    キヅタ たくさんの果実
今日のお気に入り
 
       櫛玉命神社の狛犬     右)じゃれつく子犬も台座付き 
同じひとつの石から彫り出されている。毛並みもいきいきとして動的
帰ってから調べたら 桜井の石工 平野屋庄蔵作?との記事があった。


紅葉したスイバがきれい。通り過ぎたが思い直して戻り、しばしスイバ摘み。
帰ってスイバジャムにした。


         マルコヤマ古墳 
ここまでは来れたが、この先がわからず結局引き返した。
本番までに解決を・・

今日のもう一つのめっけもの

 
         イチイガシにミカドテントウを見つけた。 
奈良公園などでは見られるが、希少らしい。
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2月14日 15日 マツボックリ

2015年02月15日 | Weblog
葉の付き方には対生 互生 輪生がある。

互生の葉の付き方には規則性があり、葉の着点(葉のついているところ)はらせんを描く。
葉は何枚目で基点と同じ位置に重なるか、その間に螺旋が何周するか、植物によって決まっている。

着点が基点から5枚目で重なりその間に螺旋が2周するもの・8枚目で重なりその間に螺旋が3周するものなど決まった数列になる。

互生がぐっと縮まった場合、渦巻き模様が目立つ。

マツボックリ(クロマツ)のウロコ(種鱗)もその規則性に従って並んでいて、その並び方を見ようという実習に先立ち研修を受けた。

マツボックリは自然のもので、ゆがんだものや多少不規則になっているものもあって螺旋(渦)が見つけにくかったりするが、何回かやっている内に少しコツがわかった。


じっと見ていると右の渦・左の渦、5本・8本・13本 と幾通りかの渦が見え、マジックで線を引く。
そしてウロコに番号をつけていったりウロコの配列の展開図を作ったり・・この辺りになるとわかったようなわからないような・・我ながら理解力の悪さにあきれる。

帰って自分でもう一度ゆっくり考えながらやって、やっとわかった。

マツボックリの展開図を見ると、鱗片は21枚目で重なり、その間螺旋は8回していることがわかり、1枚目の葉と2枚目の葉が137度の間隔でついていることがわかる。

午後は、フェニックスの観察。マツボックリと違い幹は筒状だが、葉痕の並び方はマツボックリと同じ。

 
螺旋を見つけカラーピンで印をつけ、葉痕に番号札を貼っていく。

理解力の悪さを何とかカバーして本番ではスムーズにできた。
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2月13日 初めての大和三山一周 

2015年02月13日 | Weblog
初めての? 
もちろん大和三山には何回も登っているが、1周するのは初めてなのだ。
時々大和三山1周イベントがあるが、山から山への平地歩きも含めて三山をまわるのは大変そうと思って今まで参加したことがなかった。

八木駅から耳成山へ

 今から登る耳成山が目の前に きれいな円錐形

耳成公園で体操などしてから1番目の耳成山に向けて出発。
いつもは周遊路をゆっくり歩いて登るが、今日は階段からの直登。

 
   8合目付近にある 山口神社        子連れの狛犬


   もうすぐ山頂   
耳成山山頂(標高139.6m)には三等三角点があるだけ。 死火山といわれている。
麓の公園に下りた。 往復30分 早っ。

古池を廻り込んで香久山に向かう。

 
田んぼ道や踏切を越え、環濠のある集落あたりに「傳藤原宮 海犬飼門(あめのいぬかいもん)」の説明板が建っている。この辺りは藤原宮の北西にあたるようだ。

 
マガモやハシビロガモが泳ぐ醍醐池の道路を横切ると、藤原宮跡 木立は大極殿の土壇のあるところ。


何ヶ所かに柱跡を示す赤い列柱が建っている。他は広い野原

藤原宮跡から大和三山を眺める。
  
左)さっき登った耳成山 中)今から行く香具山 右)最後に登る畝傍山
三山の位置はきれいな二等辺三角形になっている。藤原宮造営に大和三山は重要な位置づけがあったらしい。また、耳成山と香具山が畝傍山を取りあった(逆説もある)という三角関係を示す万葉歌もある。
またネットによると、あまりに整い過ぎた山容に?耳成山人工説もあるという。

藤原宮跡を斜めに横切り香具山の麓へ。


持統天皇が「・・大和しうるわし」と読まれた国見の歌の歌碑があるところを、ここも直登(いつもは山裾をまわりこんで登る)

ここもあっという間に香具山山頂に到着(標高152.4m) このは竜門山系の山端が浸食風化などで山状地形になったもので畝傍山・耳成山とは成り立ちが違う。
「天の香具山」とも言われ、唯一「天」のつく神聖な山であったらしい。


山頂の國常立(くにとこたち)神社 雨の神様を祀る。
ここも広く見晴らせる展望はない。
ここで昼食となる。じっとしていると寒い。  早く出発しよ。

30分ぐらいで麓にある天の岩戸神社に着く。

 
神話の天照大神の岩戸隠れの場所といわれ、拝殿後ろの竹藪の中に巨石がある。この巨石がご神体。他にも香具山山腹にはイザナギ神社 イザナミ神社など神話の世界が広がっている。

ここから平地を歩いて畝傍山に向かう。
 
麓の公園から畝傍山山頂に向かう急登コースへ。
体力に合わせて周遊路を登る人と2手にわかれた。

 
このコースは同じ山かと思うぐらい周遊路と感じが違う岩山だ。 頂上近く。
15分で畝傍山山頂に着いた。(標高198m) 畝傍山も死火山由来。


 畝傍山から金剛山 葛城山     二上山あたりは雪雲で霞んでいた。
周遊路を下り、あっという間に麓へ。14時25分 
10時に八木駅を出発して昼食時間も入れて4時間半 

いつものゆっくり歩きでは1つの山を巡るだけで1日かかる。
見るものもなく寒いのでさっさと歩くから冬でよかったのかも。
初めての「大和三山1周」だった。
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2月12日 苔玉

2015年02月12日 | Weblog
サークルで苔玉を教えてもらった。


ハイゴケ スナゴケ 等、苔玉に適した苔があるようだ。
苔と用土(ケト土 ミズゴケ 赤玉土)は 担当の方が準備してくださった。 
ミズゴケを細かく切って、ケト土と赤玉土を混ぜて少し水を足してコネコネ。

植える植物は近くの山でいただいてきた。(準備してくださったものもある)

1本1本に土を足して小ダンゴにしたものを3本ほどまとめ大団子にし、苔をまわりに巻いて落ちないように黒いとで巻いてとめると出来上がり。

2つ作った。


①モミジ リュウノヒゲ ヘビイチゴ   ②ヒノキ リュウノヒゲ ヤブコウジ

ちょっと地味だけど、人と比べなければ自分のが最高

2.3日室内で養生中 
その後 室外の暖かい場所に出す予定。

準備や行き届いた説明など至れり尽くせりの担当の方々に感謝
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2月11日 氷ノ山 スノーシュー ソリ滑りも堪能

2015年02月11日 | Weblog
日帰りのツアーで早朝5:53発の電車に乗る。 ちょっとつらい4時起き。

途中の気温は2℃ 1℃ 山に近くなるとどんどん雪が深くなってきた。
家の屋根は分厚い雪が積って、雪おろしに屋根に登っている人の姿もあった。
私たちは雪が珍しくうれしいが、住んでいる人にとっては大変な労力を強いられる。

到着したのは、鳥取県と兵庫県の県境に 聳える氷ノ山の鳥取側 

4年連続のスノーシュー 氷ノ山は去年来て気に入ってリピート。
積雪は約2m 天気はよく寒さは全く感じない。絶好のスノーシュー日和だ。


        到着

服装を整え、早目のお昼を済ませる。


 
ストックと西洋カンジキを借りて、外に出て、カンジキをつける。
                             右)出発
 
            森の中へ入っていく。


新雪はふんわりと気持ちがいい。雪が深いのでスノーシューで歩いてもボソッボソッと10センチぐらいは沈む。雪に足跡をつけて歩いて行く。
普通なら段差のあるところもカンジキなら難なく歩ける。

 
動物の足跡も所々で見た。テン キツネ ウサギ タヌキ シカ・・いろんな動物が生息している。 

 
    冬芽もま近で見られる。         右)オニグルミ 
トチノキの粘った冬芽は甘いと聞いて試してみたが甘くないよ。


氷山命水 手に汲んで飲んでみたが冷たくはない。


気温が高いせいか時々枝に積もった雪がどどっと落ちてくる。
真下にいたなら頭から雪をかぶることになる。

 
積雪2m キャンプ場らしい屋根の積雪 雪の重さに耐える構造になっている。

スノーシューでのお楽しみは「ソリ滑り」 
ガイドさんが新雪の斜面をスノーシューで歩いてコースを作ってくれる。

 
長いスロープを滑り降りる。しまいにはひっくり返って頭が下になったりして雪だらけ。
下に到着すると上まで歩いて登る。最初スノーシューを外して滑ったら、登る時大変だった。
2回ほど滑った。 きゃ~? ぎゃー? どう叫んだ?

向うにロングコースができたのでそちらへも滑りに行く。

長さ約30m 滑り応えがある。 今日ばかりは大人の遊びだ~。 そり遊び堪能

 
   ミズナラの殻斗がついていた。          ヤドリギ

2か所あったという熊棚は落ちてしまって残念ながら見ることはできなかった。

 
向うの山の斜面はスキー場        もうすぐ自然ふれあい館
2時間ほどのスノーシューを終えてお風呂でスッキリ。

今日は天気もよく雪質もよく最高の雪体験ができた。
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