みどりの野原

野原の便り

10月31日 大阪城公園

2007年10月31日 | Weblog
大阪城公園駅から1時間ほど歩いた。


        誰が置いたか?カザグルマ

第2寝屋川のそばを通ったら、釣竿を垂らしてるおじさんがいた。
何が釣れるの?と聞いたら、「フナや」という答え。「ボラの子が餌みな食いよん
ね」と別のおじさん。
川はとろりと澱んで青緑色の水、ちぎれたボタンウキクサがぷかぷか流れていた。


お堀はオオアカウキクサらしいもので水面がふさがれそうだった。
そろそろ冬鳥が来る頃。オオアカウキクサに足が絡まらないかしら。

暖かい秋の日、動物も気持ちよさそう。

 
        こんなネコ               別のネコ

小さいサルを遊ばせてるおじさんがいた。リスザルだそうだ。
 
      クルクルとよく動くリスザル        長い尾っぽは体に巻きつける


 イチョウも少し黄色味を帯びてきた。 明日から11月



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10月30日 近大インスト講習⑤最終回

2007年10月30日 | Weblog
今期最終回
今日をは学生によるミニ実習をやった。

2つショートプログラムをした後、3班に分かれて15分の打ち合わせの後、、
各班毎に発表した。

1班は葉っぱを拾ってきて何かを作らせるものだった。
セロテープで貼り合わせていろんな形が生まれた。

2班は葉っぱを拾わせて、その葉っぱについてそれぞれが好きな理由を言い、みんな
はどれがいいかを競うもの。

3班は葉っぱを1枚ずつ取って、紅葉して落ちるのはなぜかなど説明があった。
みんなが取ってきた葉についてもコメントがあった。

30分という短い時間の中で、それぞれの班で考えたプログラムを発表された。
偶然にも葉っぱを使ったものばかりになった。

講師からは、実際に小学生向けにやる時、もしうまくできなかった子がいた時どう
するか?
それをやった後、その葉っぱから観察に結びつけたり、話を広げていくことの大切
さなどいろいろアドバイスがあった。

観察会の対象者の学年・季節・学校などの要望も考え、
メインテーマを決め、流れを考えて、講師陣が共通理解して全員で取り組む。
そのためにはマップを作っておくとやりやすいこと。安全の問題。
プログラムに入る前に興味を持ってもらうような動機づけをする。
雨の時のプログラムもいくつか用意しておかないといけない。楽しく明るく元気
に。など、
実際に観察会をするときの注意や心準備についてお話があった。

感想文にも書いていたが、やる側の難しさ、自分自身の知識の必要性も感じたよう
だ。
でもみんな自然にかかわることの楽しさを知ったし、今後機会があればこれを子供
たちに伝えていきたいと思ってくれたようだ。

K講師の熱い思いは伝わったと思う。
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10月29日 葛城古道 小殿~御所駅

2007年10月29日 | Weblog
自治会の史跡めぐり同好会 久しぶりの参加

小殿バス停から西へ入ったあたりから旧家が並ぶ町並みがある。旧高野街道だという。
 
高野街道
標高80メートルあたりのところを、まっすぐ(一本の線状)ではなくて少し上下に
ずれて伸びているのは古い道の独特のものだとか。

 
左、重文になっている中村家 門のそばに火消しポンプが吊るされていた。
右 畠中家 石の用水桶がある


葛城酒造・元郵便局らしい板張りの洋館・大和棟の家などが続く。

 
 元郵便局?板張りの外壁の洋館     夜間公衆電話の文字が残る

長柄神社
本殿は重文 拝殿に能舞台があり、演目を書いた額が飾られていた。
境内にはムクノキ・エノキなど巨樹が多い。

一言主神社
このあたりでは「いちごんさん」と呼ばれ、たった一つの願い事だけ
を聞いてくださるという。
気がかりの一つに絞ってお願いした。本当はもう一つ二つ聞いてほしいところ
だけど。
 

           一言主神社本殿
          
              ご神木の乳イチョウ 樹齢2000年とあった。♂

御所の巨木を調査された*「この木何の木?」調査隊の調査によると、幹周り3,9
メートル・高さ23.5メートルとなっている。
もう半月もするとまっ黄色に輝くことだろう。

ムクロジの巨樹もある(同、幹周り3.98メートル)

「この木何の木?」調査隊
木が好きな人たちがK隊長はじめボランティアで御所の巨木をことごとく調べ、測量
して、今年6月「御所の巨樹たち」という冊子を発行された。
私も調査の一部協力。

もう一つ、一段低いところに植栽されているハゼノキといわれている細い木があるが、
偶数羽状複葉の葉が多いところから、私は「カイノキ」じゃないかと思ってるんだ
けど違うかなあ。紅葉していた。


神社の方が歴史など説明してくださった。

その中で数ある神社の中でもご祭神(一言主命)と神社名が同じと言うのは珍しい
こと。
全国82社ある一言主神社の総本社だそうだ。。
昔は葛城といっても和歌山のかつらぎ町あたりから2上山のあたりまで広い地域を言
ったらしい。

九品寺から番水の時計のそばと通り六地蔵へ 

鴨山口神社
山の神霊を統括する大山祇命を祭る。
各地の山口神社の総社だという。

皇居の御陵林の管理をする神社のようだ。

 
ここのカヤの巨樹もすごく立派だ    野道ではヤマハッカが満開だった。
 (同、幹周り4メートル)

(このコースはh18.12.3日のブログにもあり)

ノジギクか?と思われる野菊がツボミを付けていた。

   
 青空にカキのダイダイ色が映える   無人販売で売っていたカボチャ180円

違ったメンバーで行くと、また違った話が聞けるからおもしろい。
○大和棟の屋根の端の少し高くなった瓦も「うだつ」と言うとのこと。
 (私は袖壁のようになったのしか知らなかった)
○ミゾソバが食べられるらしいこと。
(タデ科だから食べられないことはないとは思ったが聞いたのは初めて)
○秋の七草の覚え方 ハスキーナ クフオー(エジプトの)
 私が聞いていたのは「オスキナフクハ」だった。

いろいろ聞けて面白かった。

さわやかな、でも歩けば汗ばむ陽気の一日だった。

      



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10月28日 近畿都市緑化祭 グリーンサーカス2007

2007年10月28日 | Weblog
都市緑化祭に飛鳥里山クラブがクラフトで参加 17人がお手伝いした。
会場の堺市駅すぐそばの東雲公園では早くから準備が始まっていた。

      東雲公園入り口 なんか神殿を思わせるような・・
元は墓地だったところを移転したので跡地を公園にしたそうだ。

43ものテントブースがあり、活動紹介や体験・展示・販売・クラフトと賑やかな出店

私たちも始まる前に一回りして、無料配布のものやクラフト材料をもらったり、ス
タンプラリーでプレゼントをもらったり楽しんだ。


スタンプラリー賞品のエコバック 好きなスタンプを押した。
ヒノキボールこれもスタンプラリーで。 木の枝の笛 100円で作った

その時のクイズによると、堺市は大阪府内で公園数は1位1055の都市公園があるらしい。
市の木はヤナギ・花木はツツジ・花は花ショウブ・鳥はモズ だとか。
私は堺市のファンの一人だ。
政令指定都市なのに緑が多いけれど、そんなに公園が多いとは知らなかった。

ブースめぐりをしているときに自然大学仲間のUさんとも出あった。

飛鳥里山クラブの無料の「自然素材を使ったクラフト体験」コーナーは大繁盛
テントの中や周辺はごった返した。


家族連れが多かった。
大人も楽しめますね。と夢中になっておられたり、かわいいのが出来たと大喜びさ
れたり。
見本もいろいろあったが、アイデアいっぱいの作品を作られ、
「見本においていてくださいよ」と言うぐらいいい作品も出来ていた。
材料の種類の多さに集めるのが大変でしょうと驚いておられる方もいた。
いったい何人の方が参加されたのか。


マツボックリの亀を作りたいとこの少年。マツボックリを切るのも「自分でやりた
い」とがんばっていた。結局は手伝ってもらったけど、一生懸命挑戦していた。


模擬店もたくさんあったが回っている間はなかった。


こんなかわいいお客様も ピョンって逃げませんか?と聞いたけど大丈夫なんだって。

 
3時45になってもこの状態。これで4時に終われるの?と心配した。

4時過ぎに終了。
片づけで持ってきた材料のコンテナを車に積み込んで解散となった。
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10月25日 ツルマメ

2007年10月26日 | Weblog
ツルマメをゆでて食べてみた。

サヤの長さ2.5センチの豆を食べるのにちょっと根気がいるが、大豆の原種と
いわれるだけに、なかなか乙な味だ。

たくさん採れれば いいオツマメ(乙豆)に・・おそまつ


横にほんものの大豆があれば大きさの比較ができたんだけど
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10月24日 クラフト準備・忘年会準備

2007年10月24日 | Weblog
午前中は近畿都市緑化祭のクラフトの準備
午後は里山忘年会の準備、一日公園館にいた。

クラフトは当日使う材料の整理。
私は普段はクラフトは行ってないけれど、まあその材料の種類の多いこと、細かい
こと。
イベントではいつも大人気のクラフトだが、日頃の材料集めから、整理、作品作
り、道具類の管理など感心する。

我が11期のTさんのもとで、整理も済み、トラックに積み込むまでとなった。

午後は、今年11期が忘年会の当番になっているため、続けている準備作業で、竹を
切ったり、まとめ役Hさんのもと、打ち合わせもして、だんだんと本番に近づいていく。

どちらにしても一人や二人で出来るものではなく、みんなの力というのはすごいな
と思う。

今日は写真なし。
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10月23日 近大インスト講習④

2007年10月23日 | Weblog
ケヤキ並木も色づいてすっかり秋景色。今日もいい天気。



今日は4回目で、次回の実践に向けて最後の詰め?と思ったら、
風邪と用事で2人欠席者あり。

ユズリハ・マテバシイ・シラカシ・タラヨウ・コブシなど観察し、草笛にも挑戦

その後、ショートプログラムで「私の木」「葉っぱのトランプ」「詩づくり」をし
たらもう時間いっぱいになった。



あれもこれも教えてあげたいK講師はいつも時間不足に苦労されている。
でも学生さんの感想をみると、思いを受け止めているようでうれしい。

次回はいよいよ実践だ。


        シラカシのドングリ  
   2つが一緒になったようなのがたくさんあった。
   これってなんかおかしくない?
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10月22日 鵜殿ヨシ原

2007年10月22日 | Weblog
ツバメのねぐらとしてしか知らなかった「鵜殿ヨシ原」

最寄の阪急京都線上牧駅まで所要時間1時間半、これはまあいいとして、乗り換え5
回には参った。でも行った甲斐はあった。
鵜殿のこともわかったし、いろんな植物にも会えた。

宇治川・木津川・桂川の合流地点から4キロ下流の淀川右岸にある鵜殿ヨシ原は、
昔から良質のヨシがとれ、雅楽のひちりきのリードとして使われ、生活にもいろい
ろ利用され、生き物のよい住みかでもあった。
広さは甲子園球場の18倍もある。

1970年代から始まった淀川の治水工事のため川幅が広げられ、河床を掘り下げられ
て、河原は乾燥化し、ヨシ群落は大きく減少し、乾燥に強い陸性の植物が入り込ん
できた。ツル植物に覆いかぶさられている所もあった。


白く見えるのはオギ セイタカヨシやセイタカアワダチソウも多い。

生物多様性を守り、水辺の環境を守るためにもヨシ原は大切なものだという。

河川改修で河床を掘り下げられた結果、水面と河川敷の差は6メートルにもなり、
ヨシの根は水の層に届かない。

ヨシを回復させるために、導水路を作って淀川からポンプでくみ上げた水を流した
り(ヨシに水を近づける)、河川敷を切り下げる(ヨシを水に近づける)実験が行
われて、上流部では効果が上がっているらしい。


        水をヨシに近づける 導水路

今日はその水路沿いにAさんの案内で植物観察をした。

ここで目立つのはオギの銀色の穂。ヨシ・セイタカヨシの薄茶色の穂。コンクリー
トブロックになっている水路の右側はヨシは生育できず、セイタカアワダチ
ソウの黄色がひろがっていた。。

一望したところでは、植物もそんなに種類がありそうに見えなかったが、歩いてみ
ると意外といろいろあった。

20年ぐらい前にI先生に教えてもらった時に見たきりで、その後見つけられないで
いるゴキヅルが、たくさん見れたのが私にとって大収穫で、大感激だ
ったが、これもヨシに覆いかぶさるツル植物なので、ツルマメ・ヤブガラシ・アレ
チウリ・クズなどとともにヨシにとっての大敵らしい。  が、
個人的にはゴキヅルは許してあげて。と言いたいところ。

  
         ゴキヅル                 このように割れる

イネ科、カヤツリグサ科のものの他、水の近くにはヤナギタデなどタデの仲間。
シロネ・イヌゴマ・ニガクサ・レモンエゴマ・イヌコウジュ・クソニンジン・カワ
ラニンジン・中には希少種になっているヌマトラノオ・タコノアシ・アゼオトギリ
などが細々と生き残っているといった感じだった。

ホソバイヌタデというのは初めて知った。
 

ナンバンギセルもまだ咲いていた。

後で聞くと全部で70種近く見たそうだ。


弁当を食べた河原は広々として、涼しい風が吹き、うろこ雲の秋空だった。
           右側に淀川がある
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10月21日 生駒~暗峠

2007年10月21日 | Weblog
生駒ケーブルは暖房が入っていて気持ちがいい。
生駒山上から出発して暗峠から南生駒駅まで歩く。

秋の草花はキク科やタデ科が多い。

キク科
ノコンギク・ヤマシロギクの群生は秋らしい。
コウゾリナ・アキノノゲシ・シマカンギクはまだツボミだった。
ヨシノアザミ・ヒヨドリバナ・ヤクシソウなど


        ヤマシロギク

タデ科
ハナタデ・イヌタデ・オオイヌタデ・ミゾソバ・サクラタデ

シソ科
アキチョウジ・・ヤマハッカ・ナギナタコウジュ

そして実りの秋

実や種
アキグミがたくさん実を付けていた。よく熟れているが渋い。

シロダモ・アケビ・テイカカズラ・スイカズラ・ガガイモ・キヅタ・ノイバラ・
アオキ・エゴノキ・ガマズミ・ゴンズイ・ヨウシュヤマゴボウ・アオツヅラフジ・
ムラサキシキブ・アキニレ・クサギ・ムクロジ・ナツフジ・モッコク・ザクロ


         クサギ

 
           ガガイモの実

コナラ・クヌギ・アベマキ・アカガシのドングリ

赤い実.青い実・黒い実・茶色い実・紫の実など木の実・草の実がいっぱい

国道308号線
暗峠を通る道路は、308号線



南生駒に至る里山と棚田の風景はいい雰囲気だが、棚田は作る人もなく放置され
ているのが淋しい。

そんな休耕地を利用されているのか棚田クラブの看板があって、近くで芋の収穫を
されていた。

 
    放置された棚田             「いのししに告ぐ」
                          棚田クラブの看板
                          田んぼに入らないでね。
                          一生懸命育てた作物も食
                          べないでね。
                          食べるなら、種まきや草
                          引きも手伝ってね。


         カキの実熟れてる里の秋 
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10月20日 茶華道連盟展

2007年10月20日 | Weblog
私の用事?までの待ち時間に、橿原市茶華道展を見た。



茶道は今日はやってなくて、残念ながらお菓子にはありつけなかったが、
活け花はたくさん展示してあった。

花器も花材もさまざま。
見たことのないような洋花や豪華な花も使われているが、やっぱり秋の季節を感じ
るものがいいな。

池坊・未生・小原・草月などや聞いたことのない甲州・遠州・尚山御流、中学校
でちょっとだけ教えてもらった翠華流もあった。

こんなのもあった 
 
 


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