みどりの野原

野原の便り

12月31日 お節料理つくりで・・ ハラン細工 エビの体

2019年12月31日 | Weblog

手間のかかる黒豆やきんとん 菊花カブラや紅白なますなどは昨日作った。
煮しめの下準備も済んだ。
今日はぶりの照り焼きやゴマメ エビなどの調理と重箱に詰める作業だけ。

 
庭から斑入りのハランを採ってきて・・チョキチョキと遊ぶ。 重詰めの仕切りにする。
大きいササ舟も作ってみた。何を乗せるか・・

エビの下ごしらえで、竹櫛を打つ時、改めてエビの腹を見る。

 
なんぼほどたくさん脚のようなものが付いてるんだ? 
胸脚・腹脚 先がハサミになっている脚、それぞれに役割があるのだろう。
 右)いつも切り取っている尻尾のそばの尖ったもの。これは尾節というらしい。
どんな役割りをしているのか? 調べようとしたが調べきれなかった。

ちょっと余裕の?大晦日。

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12月23日 冬越し昆虫 ミカドテントウ クロヘリメツブテントウ(アミダテントウは間違いでした) チビクワガタ  

2019年12月23日 | Weblog

冬越しの昆虫の観察会。
剥がれかかった木の皮を剝いでみたり、朽ち木を割ってみたりして昆虫の冬越しを探る。

 
   ツヤアオカメムシ   木の皮の隙間にキマダラカメムシが成虫で越冬していた。

 
マダラマルハヒロズコガの幼虫の巣 頭をだしてこの巣を引きずって歩く所を見たいとずっと思っているのだが・・。
                   右)ヒゲジロハサミムシ

 
ニシツヤヒサゴゴミムシダマシ クサカゲロウを見つけた人がいた。苔でカムフラージュしている。     

 
極小テントウムシ2種  左)クロヘリメツブテントウ(アミダテントウは間違い)小さくてもきれいな模様。
      右)イチイガシの葉裏にミカドテントウ 成虫で集団越冬

 
 表面の葉肉を齧り取って食べた跡。  丸い穴のあいた葉 誰の齧り跡?
 

頭でっかちの幼虫はタマムシの仲間の幼虫らしい。

 
  チビクワガタの赤色型        チビクワガタの黒色型


木の根元のアリジゴクのすり鉢を掘ってみたら・・ ウスバカゲロウの幼虫ではない幼虫が2匹捕れた。
これは何の幼虫かしら?

今日はまだ寒さもまだましだが、今から2か月続く厳しい寒さに木の皮の下で、朽ち木の中で、身を潜めて寒さをやり過ごして、暖かくなったらまた元気に外へ出ておいで~。

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12月21日 京都府立植物園&温室 木簡と野菜

2019年12月21日 | Weblog

今年3月30日以来の京都府立植物園
午前中は、クリスマスや正月関連の植物が展示されている植物園や温室をまわった。

植物園

ハボタンの植栽 もうすぐお正月です。
『原種はヨーロッパ西南部の海岸地帯に自生する「ヤセイカンラン」
改良されてキャベツやブロッコリーやケール・・などに。
ハボタンはケールを鑑賞用に改良したもの。
日本には江戸時代に「オランダナ」の名で渡来。
当時は食用として用いられていた』 

へ~。食べられるんだ。食糧難になった時のために覚えとこう。


イチゴノキ 白もピンクも花があった。果実も残っていた。

 
正月の縁起物の植物アリドオシ(一両) 
 以前、これも1両という説?があると聞いて探し回ったことのあるツルコウジ

温室


ポインセチアの展示 
苞の形や色など改良されたポインセチア。日本では耐寒性はない。
原種(写真の奥に見える高い木)苞は細く、地味。日本での原種展示は珍しいらしい。

先日行ってきたインドネシアで出会った植物も見ることができた。

 
ロウソクノキ 果実 花もあった。 現地でよく見えなかった3出複葉の葉


  ソーセージノキの葉
現地では見にくい高木の葉もよく見ることができるのは温室ならでは。

  
  アフリカバオバブ       果実が着いていた。
マダガスカルで味わった甘酸っぱい味を思い出す。
現地ではコウモリ受粉。ここでは人工授粉されているのだろう。
今までの熱帯林の旅を思い出しながら回った。

 
       バオバブの回答板をめくったら・・アリの巣


 クリスマスリースなどの展示 飾り方も色々あるものです。

午後からは、野菜文化のお話を聞く。

京野菜と言えば京都で生まれたものと思っているが、そのほとんどは原産地の外国から日本に伝わってきたもの。
野菜の多くはシルクロードを経て、中国・朝鮮半島から日本にもたらされた。

日本原産の野菜は、フキ・ミツバ・ウド・ワサビ・セリ・・などごく少数。
シソやネギ(中国)ニンジン(アフガニスタン)ゴマ(アフリカ)ゴボウ・玉ねぎ(中央アジア) シュンギク・カブラ・キャベツ(地中海沿岸)ナス・レンコン(インド)などなど(資料から)
おせち料理もほとんど海外から持ち込まれたもので作っているわけだ。

古代、海外から日本へ持ち帰るのは命がけであった。
古代には野菜を伝えた人を神として祀ったことを記したものもある。
「野菜はシルクロードからの贈り物 ありがとう」講師の言葉

1998年に奈良市のデパート建設予定地から貴族の邸宅跡が発見された。
多数出土した木簡により「長屋王屋敷跡」と判明した。
木簡の中には各地から農産物や海産物などが進物などとして運び込まれたことがわかる荷札木簡もある。

 
木簡には30種以上の野菜名が記されているという。
                右)日本最古の「漬物記録」の木簡
加巣津毛(粕漬け)ウリ(見たことのない字)
醤津毛  ウリ
醤津毛  名我(ミョウガ)
加須津毛 奈須比(ナスビ)  

「世界のいろいろな場所から長い歳月をかけて日本に伝えられた野菜には歴史とロマンがある」
「古代の野菜文化の中にやさしさ・思いやり・感謝・いたわり・分かち合いの心がある」講師の言葉

感謝の気持ちを持ってお野菜をいただきましょう。

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12月14日 自然体験観察園 今年最終の観察会&リースづくり 

2019年12月14日 | Weblog

今年最終の観察会は池づくりに参加された企業のご家族が参加された。
2班に分かれて観察とリースづくり。

私はもう一人の方と観察会を担当。
冬で花はほとんどないが紅葉・黄葉している木やタブノキの冬芽や草本を観察

 
田んぼの隅に植えらえているスイタグワイ?オモダカ?を1株掘ってもらったが球茎は不明


終わってからもう1回掘ってみると球茎がいくつか出てきた。
やっぱりスイタグワイだ。と喜んだが、かえって調べてみるとオモダカも球茎ができるとのこと。
どちらでしょうか? クワイはオモダカの変種らしので、どちらも食べることができる。

一方、リースづくりも2人が担当された。
材料集めや道具類の準備、大変だったと思う。


リース 材料 もっともっといっぱいあった。

観察が終わってリースづくりを見に行き、バタバタと自分用のリースを1個作ることができた。

 
    参加者が作られたリース        私のリース
リースづくりはセンスがいる。 もうちょっとほしいなあ。センスというものが・・

午後からはレンコン掘りイベントを見学

 
 ハス田 茎や葉は取り除いてある。      畔で説明を聞く参加者

 
よーいドンでハス田に入る。掘る掘る掘る・・がんばって掘ったレンコン!


こんな立派なレンコンも掘れた。

見学後、池にユリカモメがたくさんいるというので見に行く。

 
  餌に群がるユリカモメ ヒドリガモ オオバン オナガガモなどもいた。
 右)中央の鳥はヒドリガモのようだ「目の後方に緑色光沢を持つ個体もある」と図鑑に記されている。

帰り道

愛犬を車(犬用?)に乗せて撮影している人 ”なんて平和な”と(ちょっと皮肉っぽく)思った。

こんな平和な時代が続くように・・まだまだ人間らしい生活のできない人のことも考えながら・・

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12月13日 うちの庭 センリョウ キチジョウソウ サザンカ 

2019年12月13日 | Weblog

うちの庭

 
サザンカ(園芸種)昔は白もあったが、濃いピンクが残った。 
                     右)センリョウ 実付きが良い。

 
   フォーカリア 四海波        ベンケイソウの仲間 種名は不明

 
落葉中のボタンクサギ 葉から出た葉 奇形。 キチジョウソウ 鉢にも サザンカの根元にも。

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12月12日 西飛鳥 春? ケンポナシ ウスタビガ 狛犬

2019年12月12日 | Weblog

西飛鳥からマルコ山古墳に向かう。

 
 岩屋山古墳 切り石のきれいな古墳 墳丘の上に登った人もいる。
説明を受ける。1辺が54mの方墳と言われているが、八角墳の可能性もあるらしい。

 
記名はないが、丹羽佐吉の作と言われている道標 昔の街道だったのだろう。他にも道標や地蔵が多い。
横道を入れば思わぬところに出る。知らない道が多い。
    右)畑の縁に大きいイヌマキが並んでいた。もう1か所にもあった。
イヌマキ利用について調べてみたら、屋敷林や畑の防風林などにされ、水に強いので風呂桶にも利用。
沖縄ではシロアリに強いことから高級建材として利用されていたらしい。

 
    ヒメオドリコソウ           オオイヌノフグリ
他にもタンポポ ノゲシ スミレ ノミノフスマ ナヨクサフジ・・・まるで春の野原?・・

牽牛子塚古墳(工事中)のあたりは明日香村越(こし)。
「越」は「越智」または「変若」に通じるとのお話。
「変若水(おちみず)」の湧く所とも言われているというお話。
変若水(おちみずとは「飲めば若返る」と言われた霊水のことだそうだ。

 
枯れ葉の積もる道 カサコソ気持ちがいい。
           右)斜面に掘られた芋穴 今も利用されているらしいものもある。

 
   ケンポナシ    木の根元まで降りて見つけてくださった。
太くなった果軸はほの甘く、子供のおやつになっていたらしい。
私は子供の時には食べたことがなかった。


枯れ葉の中に落ちていたウスタビガの繭を見つけた。

 
野道には枯れたツルボがいっぱいあった。     ツルボの果実

 
櫛玉命神社 私の大好きな狛犬。 細やかな彫り、親犬(獅子?)の台座石から彫りだした台付きの子犬(獅子?)が愛らしい。(矢印)
台石の横に「桜井驛石工 平野屋庄蔵 信繁」の記名がある。
「台石と上の狛犬の石質が違う」という人あり、「これは佐吉の弟子が彫ったと聞いた」という人もいたが、細かいことはわかりません。


 マルコ山古墳 斜面に作られているのは土砂止め?

マルコ山古墳出土品と共に人骨が出土(30代の男性?)その骨には「竜脳」の香りが残っていたそうだ。
初めて聞いたお話だった。
リュウノウジュはフタバガキ科の常緑大高木。
『竜脳は、香料や薬などに用いられる透明な結晶でこの木の精油から作られる。
クスノキからとれる樟脳に似た香りを持っ』香料や薬に使用されるそうです。

ここで、昼食といくつかの説明などがあり、帰路に向かう。

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12月7日 長居公園 植物園 コブクザクラ ジュウガツザクラ アオギリ ハマヒサカキ

2019年12月07日 | Weblog

長居公園
すっかり秋? もう12月だ~。

 
  サルスベリが黄葉紅葉       イチョウはきれいな黄色あり、裸木あり。

 
  アズキナシ 気分爽快?      根元のクヌギやセンダンの切り株 


通用門前のジュウガツザクラの樹名板のある桜は名「コブクザクラ」だそうです。
花は小ぶり。花弁は多い。

長居植物園

 
 クスノキ 鳥による枝落とし。 鳥が落とした枝にはくちばしの痕がついている。
なぜ落とすのかはわからないが、木の上に果実がなくなれば、落ちた実も食べるらしい。
背に腹は代えられず・・。

 
ペレット (鳥が消化できないものを吐き出したもの)
長居公園でペレットを吐くのはカラスぐらいだとか。
 右)たくさん実を付けたクロガネモチ せっかく赤い色でアピールしているのに、鳥はあまり好まないらしく、一番最後まで実が残るそうだ。

 
    ハマヒサカキ 雄花        ハマヒサカキ 雌花
ヒサカキなどの雌雄は曖昧らしい。

  
ジュウガツザクラ コブクザクラより花は大きく、花弁は少ない。
 右)イナゴマメ 雄花 先月に続いてまだ開花中。 いつまで咲き続けるんだろう。

 
アオギリの枯れた果実がたくさん枝に残る。  落ちたもの。種子がまだ残っていた。


  大池に、あれはなんだ?        望遠で見ると、カンムリカイツブリだった。 

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12月2日 ブログ「みどりの野原」14年目に入ります。

2019年12月02日 | Weblog

平成18年から書き始めたブログ「みどりの野原」今日から14年目に入ります。

皆さまに声をかけていただいて元気をいただいています。

旅行記も途中です。ボチボチですが、よろしくお願いします。



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12月2日 インドネシア植物園巡り⑦  帰国しました。 

2019年12月02日 | Weblog

デンパサール空港を真夜中に出発

機内泊で、関空へは朝、無事到着しました。
行きは羽田経由となったので、前泊したり大変でしたが、帰りは関空からバスで1時間。楽々の帰宅です。

食べ物の好き嫌いもなく、何にでも対応可能な私ですが・・
日本に帰って一番うれしいのは、暖かいお風呂(シャワーだけ。水のシャワーの時もあった)
やはり暖かいお湯が使えるのはうれしい。 
それにウォシュレット(ホテルにも空港にも全くなかった)

大好きな熱帯果物をいろいろ食べることができてうれしかった。
植物名などわからないものが多いのはしかたありません。
樹名板も写真に撮って帰り、パソコンに打ち込んで調べたりもしましたが、和名がないものも多い。

聞き洩らし・聞き違い・間違いもあると思います。

2011年に続いて、2回目のボゴール植物園に行けたことは幸せです。
お世話になった皆さまありがとうございました。

お留守番の家族にもお礼を言いたいと思います。

ブログを読んでくださった皆さまありがとうございます。
間違いなどお気づきのこと教えてくださいませ。 
記事はしばらくしたら、実際の日に戻します。

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12月1日 インドネシア植物園巡り⑥ ジャカルタ ムサルカリ行楽公園   デンパサールへ

2019年12月01日 | Weblog

ボゴール出発の朝、ホテル周辺を散歩

 
     赤い実 何かな?     前に一度食べたことがあるサポジラかしら?     

 
    荷物をまとめて。  スーツケース リュック ショルダー 手提げ

ボゴールのホテルを出発。ジャカルタへ向かう。

ドリアンの露店に寄り道 
熱帯果物の中でもドリアン大好き。 
バスには持ち込まないでと言われ、店先でムシャムシャ・・

 
  
左)食べるのは種の周りの白い柔らかいネトネトの部分。おいしい。満足!
この部分は何なのか?(「仮種皮」とのネット記事あり)  中)右)種子

  
  街路樹のマホガニー  下に高速道路 上にモノレール    道路建設中

日本にもある大型の商業施設ショッピングモールに立ち寄る。
時間がないので、中にあるスーパーに直行。 
土産に紅茶とドライフルーツとタマリンドキャンデーなどを買う。

レストランで昼食の後、ムサルカリ行楽公園を目指す。

 
ムサルカリ行楽公園 ゲート 
行楽公園というだけに、遊園地的な子供の遊具もある。

 
星屑のような白い花が落ちていた。ミサキノハナ(アカテツ科)花の付いた木があった。


 
     マンゴスチン             ? 

  
         園内周遊路       ゴミ箱はスターフルーツの形


帰り道は時間短縮のために園内循環バスに乗る。

サラック園
 
サラックはサラカヤシの果実 葉柄には鋭いトゲがいっぱい。
今回気がついたが、サラックにも種類があるようだ。

 
              トゲのある果実。                      フットボール型の果実

 
一般的な皮がうろこ状の果実。 皮をむく。白い果実はコリコリした食感。
未熟のものは渋いが完熟したものは美味しい。

2011年にここへ来た時にはバスで農園まで行き、サラック園も見学して、お土産に籠入りのサラックをもらった。


バスを降りて歩いているとき、足元にヒラヒラした薄い翼の付いた種子が落ちているのに気付いた。
きれい!何だろう? 近くにあったカエンボクの種子かもしれない。

ムサルカリ行楽公園を出て、空港へ。

 
ランブータンの差し入れ これは万人受けする美味しさ。
                  右)またまた渋滞。
車間距離・交通違反なんて言葉はなさそう。自由自在に走る車とバイク。

  
車窓のホウオウボクに別れを告げる。     建設中のビル     

 
 高速料金所 バスは7500R(750円)    ジャカルタの空港に到着

ジャカルタ・スカルノハッタ空港から国内線で、バリ島デンパサール空港へ。

不正確なところがあると思います。お許しください。 教えてください。    次へ続く。 

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