柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

保身

2011-07-31 07:13:37 | Weblog
九電のやらせメール問題が、保安院のやらせシンポジウム問題から再び採り上げられ、こりゃ先に言っとかないとまずいと判断したんでしょう、九電が守ってくれるとは限らないと見切ったのでしょう、佐賀知事がカミングアウトしてます。原発に関する意見を応募すると圧倒的に反対意見が多く届く。それでは公平を失する、バイアスがかかりすぎるので、賛成意見(再稼働容認)も出すべきだと九電幹部に話したというモノで、メール依頼がその翌日から為されているという順だそうです。ああ、そうなの。そりゃ知事命令と受け取るわね。先に言っとかないと、こりゃ必ず漏れる話。そういう判断でした、佐賀知事。いかにも政治家。我が身に累が及ぶと変わり身の早いこと。九電幹部も呆れてるでしょうね。
 新潟福島豪雨、これまたひどいこと。TVで運ばれる映像は、電柱なぎ倒し、アスファルトを引っぺがし、橋げたを叩き折る、あの津波のそれと遜色ないことです。堤が切れる(堤防決壊)ことの恐ろしさ、水を治めること、暴れ河を治めることが太古の昔から為政者達の大施策であり続けたことを改めて感じることでした。水の怖さ。津波(海)だけじゃないぞよと、天の神様が知らしめてくれているのでしょう。しかし、これほどに重ねて起こらなくてもいいものを、とは思いますね。福島の人達にはまことに気の毒なことです。
 被災地の首長たちは全てを国の所為にして自分達は何もしないと大批判をしたと記事に出てます安住民主党国対委員長。よくTVに露出する、若造民主党の象徴のような御仁、被災地宮城選出議員です。ううむ。TVでは抑え抑えての感がありありで、やっと言葉を選んで喋ってるという風情ですが、実は短気坊主なんでしょう。あれこれの要求ばかりがガンガン上がって来て、この人もとうとう切れたの態ですか。ありがちですが、新聞は被災地問題で松本復興相が辞任したばかり、と結びます。あらら、そういう方向に持っていくのね。こっちもはっきりしてますわ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする