柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

辞任

2011-07-08 08:01:02 | Weblog
やらせメールの責任とって九電社長辞めるんだそうです。どいつもこいつも辞めればそれで終わりと思ってる。海江田大臣まで辞めると言ってます。早晩辞めるとわかってるトップの命令が今後どこまで届くんでしょうね。後始末をきちっとやって、さぁこれからという時に引き留められながら惜しまれながら、責任は責任ですからってのが潔いという表現なのでしょうに。それはそのまま菅さんに当てはまるんでしょうが、もっとも菅さん自分で言うように辞めるとか退陣とか一言も発してないわけです、マスコミ連中も狡いことで月刊誌や週刊誌上では、まずNHKが打ったテロップが全ての間違いの始まりだったなんて言い方してます。早合点。んなこと?それで済むの?です。が、やはり、失敗不祥事に対しては辞めれは済むという風土文化は好ましくないことでしょう。辞任というのがいけません、馘首ですよね。後始末をやるだけやらせて、クビ。罷免、懲戒免職。退職金?給料?何言ってる?の処置。こっちが当然ですわね。でも実際はそうじゃありません。クビ切られる前に辞表を出す、そういう手続きが定型化してます。責任逃れに過ぎないのに。おまけにたっぷり出ますよ退職金。そういう世界。日本文化で腐っている部分その一でしょうね、ここが。
 ストレステスト。横文字そのままに流す態度も気に入りませんが、外国がこうやってるから日本も、なんていつまで経っても右倣え体質、外国礼賛体質が抜けません、ここに腹が立ちます。今の日本は平時じゃないんです、東北があれだけ凹んでいて、それを他の地域でカバーしなければならぬのです、他の地域が普段に倍する仕事をしなければならないのです、そういう時期だという認識があまりに薄い。少なくともこっちには全く伝わりません。こんな時に九州の電力減らしてどういう得があるというのか。とっても単純な話だと思うのですがねぇ。菅さんにそういう大きな意志がないんでしょうね。ここで何度も言ってますが、こういう時に聞きたい言葉があるんですよ。こういう整備をしてこういう計画で持って日本をもう一度立て直して行きたいから、みんなには今少し不自由を我慢してくれという言葉です。原発事故も現在の原発ドタバタも、元はと言えば全部自民党の責任です。だから今こそ谷垣さんの出番であり、大チャンスであるはずなのに、菅さんの手筈に乗るばかり、国会運営手続きばかりに囚われてる。辻説法して歩きなさいな。全国回って俺たちにやらせろと演説し続けなさいな。もう揚げ足取りはうんざりです。それしかできないことを菅さんに見透かされてるわけです。どいつもこいつも数にばっかり囚われて、国民の心に訴えようとしない。そんなことでよく政治家面できるもんだ。呆れが怒りに変わってきます。もう変わってますか。そのストレステストなるもの、結果が出るまでに何カ月かかると言います。ああ、何カ月で済むの?だったら同時進行なさいな。何カ月なんてすぐに過ぎます。これは誰もがわかっていることです。玄海町長も今は怒って見せているけれど、無傷の設備なんですからやがて再稼働することは目に見えてます、確実なことです。交付金は必ず落ちてきます。そこまでの辛抱です。だからその何カ月(ぶつぶつ文句言ってるうちにすぐに過ぎます)を何とか凌げばいいという、実はこれも単純なことなんですが、これも体面面子の問題ですから現場とすれば怒らざるを得ない。そこまで菅さん読んでいたなら・・の話ではありますが、そこまで読めるんならもっと上手にやれよということでもあります。いちいち周りを怒らせずに上手にやれよという呆れです。無能。一国のリーダーとして不適。これには間違いのないことではありましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする