柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

虚構

2011-07-22 07:58:17 | Weblog
松井、リトル松井(稼頭央、どういう当て字だ?とどこかの漢字学者が呆れてましたが)が尻尾巻いて帰ってきてますからビッグも何もないのですが、あの大リーグの松井がやっと通算500本目のホームラン打ったと、空騒ぎです。イチローが今季大変です、松井も相当の年齢ですから仕方ないのでしょうが、何年も張本が「喝!」入れ続けている通りです、何のためにアメリカへ行った?という結果ですわね。いえ、本人の意向や納得や満足を加味せずに単に結果だけを見て、です。張本のコメントです、王貞治に比肩するほどの日本人のホームランバッターが、アメリカでは中距離ヒッターに甘んじている。怪我が多くありました、手首も骨折したり、でもそういうことも含めての結果才能ですからねこの世界は。日本の10年で332本、アメリカで9年目です、168本。ちょうど半分。阪神に帰って来る、なんてスポーツ新聞もありましたが、今更帰れないでしょうか。でも、イチロー以外の選手が辿った道が松井をも待ち受けているのでしょうね。ヤンキースにいればこそ、でしたか。どの新聞もTVも一応賞讃調ですが、空騒ぎです。なでしことぶつからなくてよかったですなぁ。
 スペースシャトルが最後のフライトだそうで。こっち(宇宙モノ)にも全く興味のない男でして、本当に面白味のないオヤジだと自分でも思いますが、宇宙へ行って何してくるの?のレベルです。何かの読みモノで、それは危険をテーマにしたものでしたが、あのスペースシャトルでさえ130数回の飛行で14人が死んでいる、10回に一人の犠牲だ、とありました。それだけ安全なのか、そんなに安全じゃないのか、議論の分かれるところでしょうが、この本では後者でした。でも、こんな単純な割り算が通用しないことはちょっと考えればわかりますよね、10回に一人ってどういうことです?乗組員の誰かだけが死んでしまうってのも考えにくいことですし、実際にはあの記憶にも生々しい(見ましたねあれは)あの打ち上げすぐ後の大爆発です。あれが二回あって14人。帰還できたのは全員無事だったんですから、そういう計算するなら2/130ですわね。毎回7人乗り組むんですから危険度という比較ならこちらでしょう。もちろん筆者もわかって書いてるんですがきっと。立派な安全度じゃないんですかね。それはそうとして、昔からよく言われる、あのアポロの月面着陸は壮大なる嘘だったという説を思い出しました。あれから40数年経ってますが、一度も行きませんものね月へ。アメリカもロシアも中国も。北朝鮮の合成写真並みのあれこれの穿鑿があって、ミステリーっぽくなってますが、あれから一度も月に行かないという厳然たる事実は何を物語るのでしょうか。’70年の大阪万博のアメリカ館の長蛇の列に並ばれて月の石を拝んだ方も多かりましょう(私は並ぶのが嫌で人気どころは皆避けてましたが)、夢を潰すつもりは全くありませんが、あれは大掛かりな大嘘だったという構えも面白い話とは思います。何故行かなくなったんでしょうね?宇宙人がいたから?交渉して?何ゆえあって月世界へー山本夏彦翁の皮肉の届かぬ事実でもあるのでしょうか。
コメント
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