柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

悲劇

2011-07-09 08:16:25 | Weblog
放射線禍の町、福島県南相馬町で93歳の老婆が世をはかなんで縊死したという記事です。私はお墓へ避難しますという遺書が紹介されてます。ああ、こりゃ痛いです。強制避難地域だそうです、一緒に住んでた70代の息子夫婦はどこかへ避難していて、この婆様だけが自分の家に戻ってたそうです。ううむ、この環境も環境ですが・・。93歳ですよ。こんな婆様に自死させる環境です。縊死。これも壮絶。よほどの覚悟ですか。もっともどこかから身を投げるにしてもそこまで行けないでしょうし、毒をあおるにしてもブツが手に入らないでしょうし。庭先でこの手段しかなかったですか。可哀想に。こう言うのは簡単です。家族が傍に居たら。避難勧告(命令)がなければ。原発事故がなければ。大津波がなければ。大地震がなければ。どれですか?どれもですか?
 産経抄は、官房長官も幹事長もそれぞれの大臣もこぞって辞表叩きつければ内閣は潰れるしかないのに、公然と首相批判しながら、降ろしにかかる振りしながらズルズル流れてるのは、地位に恋恋としているからだと書きます。二言目には首相を支えるのが我々の仕事なんて綺麗事言いながら、その口で早く辞めろと言ってる。つまり自分はそこに居たい、けど世論には迎合する。その通りですな。もう二度と大臣になんかなれないだろう者ばかりであれば、恋恋ともしますか。任命権は首相にあり、なんて逃げてればいいんですから。そう思うとまこと情けないことではありますね。もっとも、政治家を目指した以上は国政の場、しかも大臣が頂上でしょうからねぇ、連中の心中わからぬでもないことですが。で、ボロボロに振り回されてる役回り(に見える)海江田大臣、一方では未だにTPPにはご執心のようで、熱心に説いているそうです。これこそ天下の悪法、アメリカの言いなりなのに。わかりませんねやはり、この連中は。谷垣さん!早く出てきなさいよ!!
コメント
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