別の話題にしたいのですがなかなか世の中の動きが面白くてまた書きます、インフルエンザ騒動です。世の中は(国は、その命令に沿う自治体は)最悪の事態を想定して事を大仰に大層にそこまでやるか?迄、机上論を押し広げます。彼らの動機は一点、不備不作為を避けるです。何故あれをやらなかった、どうしてこの対応しなかったという非難を避けることです。やって失敗だったはまだいいのです。世論を騙って憚らない、正義の味方マスコミ達はその監視役を買って出ます。目を皿のようにして見ています。国は国民の安全のために!と叫びながら横目で連中を気にしてます。学者を呼びます(当然ですが)から、彼らの性癖、衒学趣味がさらに拍車をかけます。ゼロでない可能性(危惧)を果てしなく並べ上げます。発熱外来についてもまだ全くと言って良いほど(あなたの住んでいる自治体でも)整備されていません(でしょう、おそらく)。いつでも来い!の体制からは程遠いことです。弱毒性のものだからこれでいいのだという解釈(私はこれで練習しておけばいいと思っているのですが)と、強毒性であればこんな構えではそれこそ何の役にも立ちませんという、よくあるもう一方の極端からの否定論。だからこんなことなのです、こんなもんなんです、という解釈は成り立ちます、だから後手後手に「理念先行実態不備」のいつものお役所仕事ですという諦め。でも動いてはいるんですよ、会議会議でどの自治体も忙しいことでしょう。先に書きましたが、マスコミのもう一つの役目はこういう事件をいかにスキャンダル化するか、読み物として面白くするかです。罹患者が高校生でしたから校長や教育委員会つるし上げです。校長をマイクの前に晒してご満悦です。さも当然の如く。もちろんこの校長も当然の如く、何故か馴れた調子で答えてます、この男こういうのが好きなんでしょうね。一人感染者が増えたことに対して校長、残念だと言ったそうです。残念?おかしいですねぇ。どうして感染地に行かせたんだ?どうして相応の対応で感染を防がなかったんだ?という非難に(無茶な非難ですが、こうすれば面白いですから)どんどん傾いていきます、それに迎合してますね。一緒に行動していたんですからうつって当然ですわね。ホテルに個別にカンヅメにされていることに対して、心のケアの、学習の遅れのとまたまた与太言ってます。高校生ですよ。どうしてこういうことになっているのか理解できていれば辛抱させるのみです。理解できているはずでしょうに、これです。どこまで幼稚なんですかね教育現場は。高々10日です、我慢させればいいんです。心のケア?馬鹿馬鹿しい。学習の遅れ?ったく、あれだけユルユルの授業して休みをどんどん増やして、緩めるだけ緩めてきた者がたかが10日間で学習の遅れだ?ここに連中の(業界の)思想が見えますね、被害者意識というか何でもかんでも人の所為です、自分たちがせっせと緩めてきたことなのにこれですわ。新聞もTVもさも当然の権利みたいに、カンヅメ状態の不公平さを言い募ってます。馬鹿馬鹿しいことです。これが社会の規則です。子供に教えるいい機会でしょうにね。そう思われませんか。
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