柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

キリリ

2009-05-15 08:20:15 | Weblog
山口県知事が福祉医療費助成のカットを言明し各種団体からの撤回要求を蹴っています。あとは各自治体が考えろと投げています。苦渋の選択だったそうです。誰々への助成金だったかというと重度身障者、一人親家庭(つまり母子家庭ですね)、乳幼児。自己負担分を助成して、医療費の自己負担金を無料にしていた制度です。予算逼迫の折、苦渋の選択。そんなありきたりなセリフで・・です。もちろん無い袖は振れないのですが、削るところが他にそんなにないの?という素朴な疑問に答えて欲しいと思うのです。真っ先に何年か先の山口国体への金。ちょうどいい機会だから全国に向けて「もうこんな無用なことやめましょうよ」と言えば良いのに、です。昔高知の橋本知事がそんなことをぶち上げてましたね。金が無いのにこんな箱物ばかり作れないと言えば良いのに、です。いきなりここに整合性の乱れですか。住みやすさ日本一をめざすなんてのが知事の公約でしたよね。もっとも今回の出馬もいやいやだった風ですから(つまり次はない)少々の逆風には知らん顔もできるという環境ではあります。弱いところが削られる。ここにバンと仁王立ちして、社会的高見からの堂々たる意見を聞きたかったところですがね。もちろん助成受ける側への意識の喚起も必要です。弱者を言い募るだけでは世間からはじかれます。自助努力をしているかどうかのチェックに耐えてこその公的資金注入です。金のなる木はどこにも無いのですから。だから為政者の心意気なのです。優先順を決める基準がどこにあるのか、拠って立つ信条の確固さなのです。国体なんて要らないでしょうに。
 小沢は抹殺されたのではなく野に放たれたんだそうです、毎日新聞によると。壊し屋が手枷足枷外されて暴れだすんだそうです。隠然ではなく顕然公然たる権力を保持して民主党を振り回し始めるということです。何人かを引き連れてまた出て行ったりした日には民主党は空中分解です。それはならじと、鳩山も岡田も菅も前原も野田も仙石もみんな思ってる。でもこのオッサンのあの脂ぎった体臭には体が震える。息止めて側に立っているしかないのです。ああ、悲しいかな、坊っちゃん連中。
 鴻池なんとか、首相の任命責任だそうです。マスコミは大叩きです。健康がどうのこうので無いこと誰の目にも明らかですが、こういう嘘を平気で通す体質ですわね。記事読むとやはりこの二人は大のお友達だそうです。もうそういうの止めないかなぁ。こいつらぁ、という感覚がずっと消えません、これは民主党にも言えることです。官房長官がああのこうのと釈明するだけ。キリリとできぬかい?キリリと!
コメント
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