カップ酒を飲み比べーその9(末廣DR.野口カップ/榮川カップ) から続きます
秋のイオンの会津フェアで入手したカップ酒の第3弾です。
今回は、会津若松市にある「名倉山酒造」の2アイテム。
会津印「名倉山」普通酒 / にごり酒「原蔵」(げんくら)
名倉山酒造(福島県会津若松市)
各180mlで、普通酒が210円、にごり酒が320円(いずれも税別)
普通酒は、アルコール度数/15~16%未満
日本酒度/-0.5、精米歩合/65%、酸度/1.0
にごり酒は、アルコール度数/18~19%未満
日本酒度/-14.7、精米歩合/65%、酸度/1.4
にごり酒の方がアルコール度数が高く、日本酒度のマイナスの数字が大きいです。
つまり、にごり酒はかなり甘い、ということです。
どちらもアルミのフタのみで、プラスティックの蓋キャップはついていません。
2日かけて2本を飲み比べるつもりなので、残ったらラップをかけて輪ゴムで留めるしかないかしら、と思っていたのですが…
普通酒の方は、冷やから常温、お燗までおいしく飲めるということだったので、最初は冷蔵庫から出した冷たい状態で飲み、だんだんと温度を上げていく予定でした。
一口のむと、やさしい口当たりで、心地よいほんのりとした甘みがありますが、透明感のあるスッとしたキレがあるので(キレイな酸味のおかげ)、どんどん飲み進めてしまいます。
ああ、途中でお燗しなくちゃいけないのに…、そのままカップが空いてしまいました
「原蔵」は、にごり酒の原酒で、オンザロックがオススメとのこと。
よく振ってから飲むべし、なのですが、その前に上澄みを少しだけ飲んでみたところ、普通酒よりは甘めといったところ。
にごりの部分をかき混ぜてから飲むと、甘さが強くなりましたが、激甘という感じではなく、非常に好ましい甘さです。
氷を入れてオンザロックにすると、少し甘さの感じ方が抑えられます。
が、とろりと口当たりいいのは相変わらずで、止まりません~
こんな日もあっていい、と開き直り、にごり酒も飲みほしてしまいました…
名倉山酒造の酒造りのテーマは、本物の旨味「きれいなあまさ」への絶ゆまぬ挑戦だそうで、
コメ本来の甘みと酸味のバランスの取れた酒、が特徴とのこと。
2つのカップを一度に飲み干し、普通酒をお燗するタイミングを逸してしまったのは、私のせいではなく、名倉山酒造のせいです(笑)
次の機会があれば、ぜひ再度の挑戦をしてみたいですが、次もまた途中で止まらない可能性がありそうです。
となれば、普通酒を2カップ用意する必要があるかも。
それか、一升瓶(1,740円、税別)を買ってしまうとか?(笑)
いやいや、さすがにそれだと飲みすぎ必至なので、カップ酒に止めておくのがよさそうでしょうね
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