昨日は、試飲会で見つけた太鼓判!の優秀スペインワイン を紹介しましたが、引き続きスペインワイン試飲会で見つけたワインを紹介します。
今回は、リーズナブルでコスパに優れ、手軽に買える価格帯のスペインワイン10選です。
まずは、オーガニックなのに輸入元希望小売価格1050円!(税別)というワインから。
左から)
ビーニャバデ アルバリーニョ 2018 (リアスバイシャス)
エスパナチュレ テンプラニーリョ オーガニック 2018 (カスティーリャ)
エスパナチレ カベルネ・ソーヴィニヨン オーガニック 2018(カスティーリャ)
右2本が、有機栽培ブドウでつくられたオーガニックワインで、1,050円。
この価格でオーガニックワインが楽しめるのは嬉しいですよね。
私のオススメは、スペイン品種のテンプラニーリョ。
スクリューキャップ栓で扱いやすく、白品種のワイン(ヴェルデホ/シャルドネ/ソーヴィニヨン・ブラン)もあります。
とにかく価格が魅力的なので、覚えておいて損はありません。
左端の白ワイン、アルバリーニョは輸入元希望小売価格1,650円(税抜)。
リアスバイシャスのアルバリーニョは、そこそこのお値段がするものが多いですが、このプライスで飲めるのはいいですね。
これはオーガニックワインではありませんが、キレイな酸とミネラル感があり、透明感のある味わいが楽しめます。
こちらはコルク栓です。
リアスバイシャスは海の幸に恵まれた地域なので、この地の白ワインはシーフードとの相性がいいのが特徴です。
エラ コスタナ レセルバ 2014 エラ コスタナ グランレセルバ 2011(リオハ)
スペインの銘醸地リオハのボデガス・オララの熟成ワインで、どちらもリオハ産の樽で熟成をしています。
レセルバは法律で3年以上、グラン レセルバは5年以上の熟成が必要です。
同じ生産者のワインですが、使用ブドウの比率が多少異なります。
レセルバはテンプラニーリョ75%、ガルナッチャ10%、マスエロ&グラシアーノ15%、
グランレセルバは、テンプラニーリョ80%、ガルナッチャ10%、マスエロ10%。
生産年を見ると、レセルバは2014年、グランレセルバは2011年となっています。
それぞれ、熟成を重ねたうまみ、複雑味が出ていますが、
レセルバ2014年の輸入元希望小売価格は1,650円(税抜)、グランレセルバ2011年は同2,050円というお買い得プライスになっています。
熟成を重ねたワインの価格は高いものと思いがちですが、スペインの熟成ワインには、お手頃プライスで入手できるものがときどき見つかりますので、私はけっこうチャレンジすることが多いです。
※輸入元:ローヤルオブジャパン
左より)
コセチェロス・イ・クリアドーレス インフィニタス テンプラニーリョ 2017
同カベルネ・ソーヴィニヨン 2018 同シャルドネ&ビウラ 2019
コセチェロス・イ・クリアドーレスは、大手のファミリア・マルティネス・ブハンダ社が1951年に設立したワイナリーで、アラバ(バスク)にあります。
シンプルモダンなラベルが印象的な「インフィニタスーInfinitus」は、「無限大」という意味。
3つのワインとも、ステンレス発酵、ステンレス熟成、原産地呼称はVDTカスティーリャ。
輸入元希望小売価格は1,300円(税抜)とカジュアルなので、買いやすいのではないでしょうか。
スペインならではのテンプラニーリョは、前述した「エスパナチュレ オーガニック」と並べて飲み比べをしても楽しいかもしれませんね。
※輸入元:日本リカー
イカ チャコリーナ ロゼ 2018 イカ チャコリーナ 白 2017(バスク)
「チャコリ」はスペインのバスクで古くから飲まれている地酒的なワインで、軽い発泡が見られます。
イカ(HIKA)・チャコリーナはチャコリ専門のワイナリーとして2015年に創業した、新しい生産者です。
白の使用ブドウ品種は、オンダラビ・スリ80%、シャルドネ20%、
ロゼはオンダラビ・ベルツァ70%、オンダラビ・スリ30%。
地場ブドウを使っているので、他の産地のワインにはない独特な風味が魅力。
個人的にはチャコリは大好きなワインです。
このチャコリの白は、柑橘や白い果実の風味が、ロゼは赤系果実に柑橘の風味が加わり、どちらもフレッシュさがありながら、まろみもあります。
ロゼの方がまったり感があるので、フードとのペアリングの幅は大きいでしょうか。お正月料理にも使えますよ。
どちらも輸入元希望小売価格2,400円(税抜)。
チャコリを飲む時は、ワイングラスではなく、お気に入りのタンブラーなどで、まったり、ゆるゆる楽しみたくなりますね~
※輸入元:飯田
さて、気になるワインは見つかりましたか?