ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ドレスデン空港@ドイツ

2008-08-16 17:29:03 | お出かけ&旅行
一昨日 ザクセンのゼクト をアップしたついでということで、
ザクセンの入り口である ドレスデン空港 を少し紹介したいと思います。



私がドレスデン空港に着いたのは、昨年12月の夜21時過ぎ。
外は真っ暗なのは当然として、空港内の店はすべて閉まっていて、地下にある鉄道駅への入り口も閉まっている雰囲気 

ありえない・・・・けど、やっぱりここは地方の空港なのね・・・

券売機で切符を買おうとしたところ、すでに先客(40代くらいのドイツ人男性)がいて、「どうも壊れているみたいだ・・・(英語)」とのこと(えー!ドイツなのに?!)

「電車に乗ってから車掌に言えばいいよ」ということなので、そのドイツ人男性と同じ車両に乗り込み、やってきた年配の車掌さんに事情を説明した(ドイツ人の男性がしてくれた)のでした。

ドレスデン空港駅(DB)は、ここが始発になり、出ている路線は1本のみ。
トラムもあるようですが、駅の場所がわかりませんでした。
電車ならドレスデン市街へもすぐです(ノイシュタットまで20分ほど)


ということで、到着した日は写真を撮っている余裕などありませんでしたので、ドレスデンを出発する日に撮影した画像を以下にアップしたいと思います。




タクシーも当然あり(さすが、ベンツ多し!)、夜の最終便までは使えると思います




展望デッキ(室内)から滑走路が見えます




地方の滑走路は殺風景です・・・




ここが展望デッキで、左の窓の向こうが滑走路




展望デッキからターミナルの中を見下ろすとこんな感じ




コンパクトでシンプルで、とてもモダンでキレイなターミナルでした

カートを使うにはコインが必要ですが、戻した時に返却されるタイプでした(日本でも大型スーパーで時々見かけるタイプ)。
地方の空港で人があまりいないので、コイン式にしないと持っていってしまう人がいるんでしょうね 




イートインのできるベーカリー




日本人にはお馴染みのコンビニ「SPAR」(内容が充実していました)




ドレスデン空港のHPはコチラ → Dresden Airport



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落花生の成長記録(笑)

2008-08-15 16:55:21 | 雑記
先日(8/11)紹介した 落花生の花 を今日見てみると、こんなふうになっていました。




散った花の間から トゲのようなもの が出ています。

これは 子房柄( しぼうへい)と呼ぶらしく、どんどん成長して地面にもぐり、そこで落花生の実を付けるわけですが、どのくらいのスピードで成長するんでしょ?

しばらくは毎日チェックしなくては! です

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ドイツのゼクト

2008-08-14 16:07:11 | ワイン&酒
先日、友人たちと定例で開催しているブラインドの会に、昨年ドイツで買ってきたゼクト(スパークリングワイン)を持っていきました。

このゼクトの詳細については、「キャッチ The 生産者 ―第47回」で紹介していますので、コチラをご覧下さい。



August der Starke Trocken NV Schloss Wackerbarth


この日の1杯目に出てきました。
私は自分の持参品と確信しながら飲んでいました。

というのも、明らかにシャンパーニュとはブドウの品種が違うからで、シャルドネともピノ・ノワールとも思えません。
フルーツ感がふわ~っとし、さっぱりとして軽快で、輪郭もちょっとゆったりゆるめに感じます。
白桃系、アルミニウム系のキレイな感じもあります。

ザクセン地方独特の「太もも」型のボトル(=ザクセンコイル)入り。


ザクセンのワインは、総じて、ドイツの他の地域のワインよりも価格がやや高めかもしれない・・・というのを、ザクセンに行って初めて実感しました。南部の産地のワイナリーでワインリストを見ると、かなり安いものがありました。気候的に恵まれないザクセンと南の産地とを比べるのは酷かもしれませんが、生産量自体が少ない(畑の面積も小さい&生産者の規模も小さい)こともあり、ドイツ国内でもなかなか出回らないザクセンのワインは、色々な面において海外市場ではかなり厳しいかもしれません。
しかしながら、ザクセンという地域のワインを味わう経験を、ぜひ一度はしていただきたいなと思います。




Mosel Riesling Sekt Trocken SMW Reserve 1987

次に出てきたのも、偶然にもドイツのゼクト(モーゼル)。
1987年産ですから、もう20年以上経過しています。
色も香りも熟成感があり、甘さと酸、まろみ、なめらかな泡を持つワインでした。

ドイツのゼクトで長命の可能性を持つものがあるのに感動~

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天使たちの戯れ

2008-08-13 15:45:33 | 雑記
地元の友人から 「子猫が生まれた」 とメールをもらったのが先月。
猫好きとしては、これはもう見に行かねば!

ということで、子猫 に会いに行ってきました




生まれたのは4匹。
数日前からご飯を食べ始めたそうですが、小さいし、軽いし、でも元気 






ふわふわ~




胸キュンです

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後半があやしい(苦笑)ワイン持寄り会

2008-08-12 18:13:18 | ワイン&酒
過日、友人たちと持ち寄りのワイン会をしました。
とにかく色々なワインが集まり、次から次へと飲む状態でしたので、感想少なめ&後半はおぼろげであやしいのですが、備忘録として簡単にアップしておきます。




HENRIOT Brut Souverain  (Champagne/France)
最初の1杯目。シャルドネのスッキリした口当たりがよく、すーっと入ります。



Pertois-Moriset Brut Millesime Blanc de Blanc Grand Cru 2000
(Champagne/France)
メニル・シュール・オジェのRM生産者で、これはコート・デ・ブランのグラン・クリュ100%のシャルドネを使用したミレニアムシャンパンです。骨格がしっかりとし、まだ若さを感じます。東京の某ミシュラン三ツ星レストランのハウスシャンパンだそうです。



Vie Sec de Chateau Coute 1998   (Graves/Bordeaux/France)
クーテの辛口。10年経っていますが、思ったよりも全然若い状態です。静かで、淑やかで、うつむく感じがあります。セミヨン、ソーヴィニヨン、ミュスカデルのブレンドですが、セミヨンを強く感じました。



Fiano Vendemmia Tardiva PALADINO 2005 Colli di Castelfranci
(Campania/Italy)
11月の第一週に遅摘みしたフィアーノ種100%で、畑の標高は600mとのこと。南仏のヴィオニエ的雰囲気があり、気分を華やかに盛り上げてくれるワインです。酸もしっかりあり、繊細さも感じます。樽が使われていないからでしょうか。



Costa d' Amalfi FIORDUVA 2003 Marisa Cuomo  (Campania/Italy)
黄金色の白ワインで、厚みがあります。ソレントのリゾート地で、坂の町だという話を聞きました。コスタ・ダマルフィは、ファランギーナとビアンコレッラの2種で60%以上必要です。



Soave Classico ACINI SOAVI 2004 Cantina del Castello
(Veneto/Italy)
樽の風味をやや感じる、とろみのある、なめらかで濃厚なソアヴェ。遅摘みのブドウを使うようで、なるほど納得。ソアヴェでフレンチオークのバリック樽で発酵&1年熟成というのも珍しいですね。




Bourgogen Rouge RENOMMEE 1998 Remoissenet  (Bourgogne/France)
赤の1本目は、軽~く、すーっと飲めるキレイなブルゴーニュ。



Marsannay Le Clos de Jeu 2004 Chateau de Marsannay
(Bourgogne/France)
04年は軽快でチャーミングです。



Savigny-Vergelesses La Bataillere 1992 Albert Morot
(Bourgogne/France)
アルベール・モローの単独所有。少しモワモワした感じがあり、果実味も残っていますが、旨味、熟成感が出てきています。



Nuits-Saint-George 1er Aux Thorey 2002 Chauvenet-Chopin
(Bourgogne/France)
もったいないことに、すでに記憶があやしく・・・



Chateau Cos Labory 2000  (Saint-Estephe/Bordeaux/France)
まだ若いですが、よく練れていて、意外にも繊細さ、軽やかさも感じました。



Chianti Classico 2004 CASTELLO dei RAMPOLLA
(Toscana/Italy)
酸味+濃さ+タンニン+みずみずしさ、を感じるキアンティ・クラシコでした。



Montepulciano d' Abruzzo VILLA GEMMA 2003 Masciarelli
(Abruzzo/Italy)
タンニンが非常になめらかで、果実の厚み、たっぷりとした酸が素晴らしく、非常に飲みごたえがありました。
ヴィンテージ不明でしたが、ご連絡をいただき、2003年と判明です。ありがとうございました(8/14)。


みなさん、ごちそうさまでした~

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落花生の花!

2008-08-11 17:30:58 | 雑記


昨日、うちの庭に咲いた黄色い花。

「何の花?」 と母に尋ねたところ、

 ・・・ 「落花生の花」 


初めて見ました!





確かに、マメ科の花には違いない形。

花が萎むと、ここから柄が下がって地面にもぐり、落花生の実をつけるというのですから、なんとも不思議なしくみです。


ちゃんと実がつくか見ものですね 



こちらは夏の定番中の定番 朝顔 

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久々の「ビストロ・アッシュ」@浅草

2008-08-10 17:00:50 | レストラン&店
なじみの浅草の ビストロ・アッシュ に久しぶりに行ってきました。

アミューズ+前菜+メイン+デザート+コーヒー(紅茶etc...)のプリフィクス(ディナー)は 3,700円
もっと食べたい人は、前菜やメインを追加することも可能です。



私がここの前菜で好きなのは「テリーヌ」ですが、たまには違うものを・・・

前菜

ブーダンノワール

直訳すると「黒い血のソーセージ」ですが、フレンチでは定番モノ。
よく行く店で、アミューズとしてスプーンにひとくちだけ出されるのですが、たっぷり食べてみたらどんな感じになるかしら?と思い、今回はチョイスしてみました。


メイン

宮崎地鶏

心惹かれるものがたくさんありましたが、今回は宮崎地鶏をチョイス。
思ったよりもあっさりと食べられます。



他の人たちのメインのチョイスはこちら。
うーん、次はあれもこれも食べたいかも(笑)


ウズラ  (+レンズ豆)



牛ほほ肉  (+マッシュポテト)



仔羊  (+ポテト・・・新しい品種みたいです)

----------------------------------------------

  ビストロ「アッシュ」

     東京都台東区雷門2-9-6
      03―3843―6030

  *「ぐるなび」 はコチラ → http://r.gnavi.co.jp/b183700/


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岩の原ワイン@新潟

2008-08-09 22:16:07 | ワイン&酒
先日、スーパーのリニューアル閉店セールでワインがディスカウントされていて、こちらの国産ワインを発見!

なかなか飲む機会のなかったワインでしたが、この機会にと入手。



岩の原ワイン 白  (やや辛口)  定価 1,068円 (720ml)

日本のブドウ品種「甲州」主体と書かれていますが、ヴィンテージ表記はありません。
このワイナリーの最もスタンダードレンジです。

香りを嗅ぐと、ああ、やっぱり甲州だなぁ・・・と思わせるような、独特の酵母っぽい香りがあり、ちょっと古めかしい雰囲気も漂います。
これは、保管状態の影響もあるかもしれません。

口に含むと香りと同じ味わいがして、さっぱりしていますが、微妙な熟成感もあります。

キリリと冷たく冷やせば白身の刺身に良さそうですし、もう少し温度を上げればチラシ寿司などのご飯モノにも合いそうです。
ウナギの白焼にも合わせてみたいと思いました。

日本の食卓向きのワインですね




これをつくっているのは、新潟県上越市「岩の原葡萄園」

ワインの教科書的な本に必ず名前の出てくる
川上善兵衛 (1868~1944年)が創業者です。

川上氏はブドウの品種改良に取り組み、日本の赤ワインとしてよく名の挙がる マスカット・ベリーA は、実は彼がベリー種とマスカット・ハンブルグ種を交配してつくった黒ブドウの新品種(1927年)。
同様に、 ブラック・クイーン も彼が交配してできた黒ブドウ品種(1927年)です。

確実に名前を残していますね、善兵衛さん 


現在、岩の原葡萄園の傍には「川上善兵衛資料館」が建てられ、見学ができるようですので(無料)、新潟方面に出かける機会がある人は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ワイナリーの敷地内には、ワインの飲めるレストランも併設されているようですので、ここはなかなかいい観光スポットでもあるかも?


岩の原葡萄園

http://www.iwanohara.sgn.ne.jp/


今もこんな雰囲気の葡萄園なのでしょうか・・・

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メロンパン@マックベーカリー

2008-08-08 15:30:56 | パン
7月18日の新発売以来、なかなか食べるチャンスのなかった
マクドナルドの“マックベーカリー”ですが、

ようやく第一希望の「メロンパン」を食べました



マックベーカリー メロンパン  100円 (289kcal)

お店で焼いているわけではなく、作られたパンを仕入れ、お店で温めてサービスしてくれます。

大きさは、だいたい直径10cm強という感じでしょうか。

温めているため、表面はややベタつき気味で、皮の厚みは薄め
中のパンは比較的やわらかいのですがが、皮の分量とのバランスを考えると中身の分量が多く感じ、飲物がないと食べにくいですね。
皮はもっと厚くてゴツゴツしている方が私の好みかな。

取り立ててウマイ!と思わなかったので、リピートは微妙かも・・・



ただ、TVのCMで、東儀秀樹と伊東たけしというオトナの男たちがメロンパンを食べながらコーヒー飲む姿がイイナ~と思います。

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新規開店☆「ワイン・サロン サンク・サンス」

2008-08-07 14:39:06 | レストラン&店
先月、青山通りのベルコモンズ隣(赤坂寄り)に

「ワイン・サロン サンク・サンス」 がオープンしました



1Fが花屋さんのビルの2Fに ワインショップ があります。
(上を見るとワインの看板があります)

細長い10坪の店内ですが、フランスを中心に世界各国のワインが約500種揃い、ウォークインセラーも完備されています。

手軽に買える1,000円台のワインからDRCなどの超高級ワインまで、幅広いラインナップが嬉しく、このあたり(外苑前)にはワインショップが少なかったので、気の利いたワインを置いてあるショップを求めていた人には朗報でしょうか。
地下鉄の駅からも本当に近いし、かなり便利 



しかも、お勧めワインの試飲が1杯500円からできる小さなカウンターバー(椅子あり)も併設されていますので、会社帰りにちょっと1杯、待ち合わせにちょっと1杯、なんて使い方もできちゃいます。

ビルの4Fにはテイスティングルームが設置され、試飲会やワインセミナーが不定期に開催されるようですので、今後は要チェックですね。

となると、お店のHPがあると便利なのですが・・・
ぜひ作ってください~!>永野店長




ワイン・サロン サンク・サンス

東京都港区北青山2-13-6原ビル2F  (銀座線「外苑前」駅下車すぐ)
電話:03-5414-6260
営業時間:11~20時
無休(年末年始除く)

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気軽に飲みたい「バリューボルドー」白

2008-08-06 14:41:40 | ワイン&酒
横浜元町の「オートルモンド」で飲んだ白ワインはこちら。



Chateau Puy Boyrein 2006  (Graves, Bordeaux, France)

ボルドーはグラーヴの辛口白ワイン 「シャトー・ピュイ・ボワレン」 で、
セパージュは、ソーヴィニヨン 50%、セミヨン30%、ミュスカデル20%。


輝きがあり、透明度が高く、香りもふわりと上品。白い花の印象があります。
口に含むと、このワインの健全さがすぐにわかり、のびやかで若々しく、実にクリーンな味わいです。

ほどよいコクもあり、温度を変えてサービスすれば、前菜から魚介料理、白身の肉料理にまで合わせるられる幅の広さもありそうです。

久々に清々しいボルドーの白ワインを飲んだわ~ と思いました。




そうしたら、このワインは、2008年のバリューボルドー100選 のひとつでした。

ボルドーは高級ワインで手が出ない・・・ というイメージがありますが、

“実はもっと気軽に楽しめるワインが幅広く揃っているのがボルドーです” ということをアピールするために、

「手頃な価格帯のボルドーワインキャンペーン」が世界主要市場で展開されています。

それが “バリューボルドー2008”

約600本のエントリーの中からブラインドで選ばれた、品質と価格のバランスに優れた100本です。
価格的には1,000~3,500円と、ほら、けっこうお手軽でしょ?

上で紹介した「シャトー・ピュイ・ボワレン」は小売価格で2,000円台。




今年選ばれたワインには上記のような特別なステッカーが貼られていますので、これを目印にするのもワイン選びのコツのひとつですね。

100本のリストボルドーワインのHPにありますが、ダウンロード用データはまだ2007年版なので(早く更新してほしいですね!)、画面下半分のワインラベルが並んでいる箇所を見てください。

http://www.bordeaux.com/Tout-Vins/default.aspx?culture=ja-JP&country=JP


  「シャトー・ピュイ・ボワレン」 の詳細は コチラ にあります


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トスカーナの猫ラベルワイン「A FILIPPO」

2008-08-05 15:36:31 | ワイン&酒
昨日紹介したレストラン「オートルモンド」でいただいたワインがコチラ。



A FILIPPO 2002  Poderi del Paradiso
(ROSSO IGT Toscana)


料理はフレンチでメインは仔羊でしたが、あえてフランスワインを選ばず、
イタリアのトスカーナ、それも100%メルロをチョイスしました。

それというのも、2002年というヴィンテージはトスカーナではあまり良くないとされていますが、だからこそ今ちょうど飲み頃になりつつあるのでは・・・という思惑でのチョイスです。


実際に飲んでみると、本当にいい具合に熟成が進んでいて、トリュフを思わせるような複雑味、旨味、まろみが出ていました。
これは「当たり」です



Poderi del Paradiso はトスカーナのサン・ジミニャーノの生産者で、オーナーは医者ですが、この地で中世から代々続く古い家柄なのだとか。

伝統的なサンジョヴェーゼやヴェルナッチャの他、カベルネやメルロ、シラー、シャルドネなども栽培し、ボルドーブレンドの赤ワインも定評があります。



この、シンプルなラインで描かれた猫ラベルは、見た目カワイイけれど、アルコール度数は14.5%もあります!
でも、アルコールを感じさせない、やわらかでなめらかな飲み心地が嬉しく、しかも、オーナーの遊び心を感じさせる、飲んでいて楽しくなるワインでした


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横浜元町のフレンチ「オートルモンド」

2008-08-04 13:39:15 | レストラン&店
横浜は元町のヒルサイドガーデン
フランス料理店 「オートルモンド」 で食事をする機会がありました。

高台になっている港の見える丘公園の海側にあるレストランのため、海側から来ると、長い階段を登って登って、ようやく到着。
食事の前の軽い運動になっているかも?(笑)

窓の外はベイブリッジと高速が見え、夜景がとてもキレイなのだとか。
昼間も明るくて気持ちがいいお店です。
ここでウエディングをするカップルもたくさんいるようで、なるほど~




今回は、ランチをいただきました。



海の幸のサラダ仕立て

とてもボリュームのある前菜で、魚介がたっぷりなのが嬉しい!



トウモロコシの冷製スープ

クープグラスに入れられた冷たいポタージュで、本当に冷たくサービスされ、気持ちが良かった!もちろん、おいしいのは言うまでもなく



本日の鮮魚 コチのポワレ エピス風味 トマトソース

やっぱりトマトソースは魚と相性がいいわと感じた一皿。
スパイスとトマトソースの酸味でさっぱりといただけます。



仔羊フィレ肉のグリエ 粒マスタードソース

ここまで来ると、けっこうお腹もいぱいになってきますが、量もそれほどドーンという感じではなく、かつ食べやすい形で出てきたのがgood。とてもやわらかく、臭みもまったくない仔羊でした。



ココナッツとパイナップルのムース 桃のソルベ添え

黄色いソースはマンゴー。
口の中で溶けるタイプのデサートは、すーっと入ってくれるのが嬉しく、フルーツの酸味もアクセントになっていて、もちろんペロリと完食



ここでのランチは本当に気持ち良かったですし、夜景もロマンチックということなので、元町散歩に来た時には覚えておくと重宝するかも。


ソフトでイケメンなソムリエさんのサービスも、とても丁寧でした。

「ぐるなび」を見ると、店で月1回程度の ワイン会 を開催しているようですので、まずはワイン会に参加してみるのも面白いかもしれませんね。




ヒルサイドガーデン フランス料理 「オートルモンド」  (横浜・元町)

http://r.gnavi.co.jp/g167400/

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塚田農園「ミヤマワイン」(後編)@群馬

2008-08-03 16:37:04 | ワイン&酒
さて、昨日から紹介している群馬県中之条町の「ミヤマワイン」の後編です。

ここのワイナリーを代表するワインが、以下の白と赤。

買う際に少し説明を聞きましたが、メモを取らなかったために、かなり品種があいまいです。
HPで確認すればいいか・・・と思っていましたが、この2本はHPに掲載されていませんでした

もう1本、私が買ってきた少し古いヴィンテージのワインもHPになく、もしや、直売所限定ワインとか?


以下2本は別々の時に飲んでみました。
(この2本もヴィンテージの記載ナシでした)



MIYAMA Tete De Cuvee Vin Blanc  (360ml  800円)




ミネラル感たっぷりの白ワイン。
セミヨンが入っているような雰囲気で、とてもクリーンできれいな味わいです。
こうしたエレガントなミネラル感を持つ白ワインは非常に好み~
色は非常に淡く、そして透明感があります。




MIYAMA Tete De Cuvee Vin Rouge  (360ml  800円)

昨日紹介した「AKAGI」の赤と比べると、こちらの方がデリケートなタイプ。
ちょっといい料理に合わせてもOKな品の良さがあります。




静かでしとやかな感じのワインなので、物足りなさを感じるかもしれず、実際、私は機能紹介した「AKAGI WINE」の赤の方が少し野生的な感じがして面白いなと思いました。
結局、ワインなんて「好み」の問題ですね。



MIYAMA Tete De Cuvee のレギュラーボトルは1,500円だったと思います。

1,000円台のデイリーワインを探している人は、ぜひ候補に入れてみてください。




塚田農園 「ミヤマワイン」  (群馬県中之条町)

http://tsukada-wine.jp/index.shtml

 *ネット販売もしていますが、直接買いに行くのがオススメで楽しいと思います

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塚田農園「ミヤマワイン」(前編)@群馬

2008-08-02 16:10:55 | ワイン&酒
昨年、伊香保温泉の宿で飲んだワイン(2007/11/6)がまずまずだったので、このワイナリーの他のワインも飲んでみたくなりました。

ちょうど出かける途中の国道沿いにワイナリーがあるということなので、これはもう立ち寄るしかありません。




関越道の渋川伊香保ICから国道353号線を草津方面に向かい、小野上温泉駅を過ぎてしばらく行くと「ミヤマワイン」の看板が右手に見えてきます。




土蔵が「直売所」になっていて、中に入るとひんやり~

意外にもたくさんの種類のワインがありましたが、まずは、基本の「赤城ワイン」をチョイス。

聞くと、赤城ワインの「白」はちょっと甘いということだったので、「赤」の方だけを入手。

他には、ここのフラグシップ 「MIYAMA WINE」 の赤白をゲット。
こちらの白は辛口です。

これらはハーフサイズがあったので、ハーフボトルでの購入です。

他にも色々ありましたが、ひとまず少し古いヴィンテージの白があったので(これはレギュラーボトルのみ)、それを含めて合計4本購入しました(クルマだと便利)(そのため、試飲はできなかったのが残念でしたが

観光地に行く途中で買っていけば、行った先ですぐ飲めますので、ここで仕入れていくのもオススメです。




私は家まで飲まずに持って帰り、しばらくしてからいただきました。

まずはこちらから。



AKAGI WINE Rouge (360ml  600円)

紫のニュアンスはあまり感じられないルビー色。
口に含むと、ちょっと熟成の始まりつつあるヨーロッパのワイン?という感じです。キャンディっぽさが若干あるものの、イタリアのサンジョベーゼかそのあたりのワインを思わせる果実感、酸の雰囲気があり、とてもまろやかでしなやかなボディを持っています。

年号は入っていませんが、HPによると2003年産のブドウを使っているようです。

赤城村産のマスカットベリーAとメルロのブレンドということですが、マスカットベリーAがキャンディぽさを、メルロがまろやかさを与えているのでしょう。
ちなみに、赤城村は、このワイナリーのある中之条町からかなり東に行ったところにあります。
赤城山麓ではワイン用ブドウの栽培をしているワイナリーが他にもあります。

このハーフサイズは600円ですが、フルボトルだと1,000円。
とても1,000円ワインとは思えない出来の良さで、これならハウスワインにしたいかも 


次に行ったときには、迷わずフルボトルで買います
でもハーフサイズも便利なので、やっぱりハーフも数本ゲットしたいですね 


→ 「MIYAMA WINE(赤・白)」については明日(後編)へ続きます・・・

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