ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「Cuisine Cuisine」で中華料理@香港

2010-08-13 16:46:27 | レストラン&店
香港第二夜も或る筋からお誘いを受け、広東料理のディナーを堪能しました。

店は、香港エアポートエクスプレスの発着駅(香港駅)が入る IFC Mall のlevel 3 にある
「Cuisine Cuisine」 (香港島セントラル)。
このモールには飲食店がたくさん入り、ラーメン屋や寿司屋もあるので、日本食が恋しくなった人にも便利な場所でしょう




Prawns and Cod fillet with Premium Soy Sauce

海老とタラの素材の良さを生かしたシンプルなものですが、海老の身のむっちりプリプリした食感が楽しめます。



Braised Lobster Soup with Fresh Crab Meat

濃厚ですが、やさしい味わいのロブスターとカニのスープは滋味たっぷり



Braised Abalone with Oyster and Mustard Sauce

肉厚の見事な蒸しアワビは絶品!
プロヴァンスのロゼワインと合わせてみましたが、最高のマリアージュでした



Angus Beef Cube with Sweet and Sour Sauce

ビーフは連日のアンガス牛。香港のいい店ではアンガス牛が多いのでしょうか?
甘酸っぱいソースが酢豚のようでしたが、お肉がやわらかく、複雑な味わいの素晴らしい一皿。
南仏のスパイシーな赤ワインが合いました。



Sauteed Rice with Seafood and Thailand Shrimp Paste

シーフードチャーハン。これにはワインはあまり合いませんでした。



Profitroles and Chilled Coconut Roll filled with Mangoes

デザートは、プチシューにチョコがかかったプロフィットロール(左)と、生のマンゴーをもちもちとした皮で巻いたココナッツロール。

マンゴーを使ったスウィーツは香港の街中のお菓子屋さんでもよく見かけましたが、香港では人気のある食材だと、ご一緒した香港の女性から聞きました。
色々な産地がある中、フィリピン産かタイ産がオススメとのことでした。





中華料理店なのにフランス料理店のようなテーブルセットで、料理も1名ごとのサービス。
円卓で大皿料理を取り分けて、というスタイルよりも、こうしたモダンなスタイルが増えてきているのでしょうか?



広東料理は素材の持ち味を生かした調理法で、味付けもあっさりとしていますので、日本人好みの中華料理といわれていますが、ここ「Cuisine Cuisine」でいただいた料理も大変おいしくいただきました。


窓の外にはヴィクトリア湾が見えます

この店はミシュランガイド香港版にも紹介されているようです。
ワインも150種ほどあり、ソムリエもいますので(Nigel Chan氏にお目にかかりました)、中華料理とワインのマリアージュを楽しみたいならうってつけの店かもしれません。

「Cuisine Cuisine」
http://www.cuisinecuisine.hk/eng/index.html



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