ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

乗った飛行機の棚が他の人の荷物で占領されていた場合

2019-11-26 22:19:34 | お出かけ&旅行
先日、上海に行く時に乗ったJAL機のアナウンスで初めて聞いたものがありました。

それは、機内持ち込みの荷物については規定内で収めるようにしていただき、他の乗客とのトラブルにならないようにお願いします、とのアナウンスで、到着前に流れました。

これまで色々と飛行機に乗ってきましたが、こんなアナウンスは聞いたことがありません。



週明け、朝9時台の羽田発、上海行きのJAL機の搭乗ロビーは、ビジネスマンで大混雑。
ちょうどいい時間帯のフライトで、午前中に上海に着きますから、ビジネスには都合のいい便なのでしょう。
案の定、機内も満席。

今回の上海出張は期間が短いので、スーツケースは機内持ち込みサイズにしました。
私のスーツケースは超軽量で、上の棚には軽々と載せられます。
スーツケース以外は、小ぶりなショルダーバッグのみ。

座席は3-4-2という配列で、私は一人だったので、右2列のブロックの通路側を選びました。

やや前の方だったので、遅い搭乗順で乗り込むと、私の隣(窓側)は日本人の40代くらいの男性で、すでにテーブルにPCを出して作業してました。
さて、スーツケースを上げようと上を見ると、入るスペースがありません。
お隣さんは反応なしなので、どうやら、他の席の人の荷物のようです。

CAさんに相談すると、数列前の棚に入れるように指示されました。
その席の人はまだ来ていません。

え?私がそこを使ったら、その席の人が困るのでは?と問うと、
今なら空いている、後になるとスペースがなくなるので、早く入れてください、と言われました。
仕方なくそこに入れました。が、やはり、後から乗ってきたその座席の人は、荷物スペースがなく、CAさんとともに方々探していました。




上の写真はその時のJAL機ではなく、別の時のアリタリア機です。
この便はまだスペースに余裕がありましたね。


私のように持ち込み荷物が少ない人から見ると、何人分なの?というかさばる手荷物やお土産を持っている人をよく見ます。
荷物を棚に入れるために、できるだけ早く搭乗したい!という人もいるようですが、自分さえ良ければいいんでしょうか…

他の人のスペースを使うと、本来ならそこを使う人が使えず、結果として、別の人のスペースを使うことになります。
通常は、CAさんがなんとか収めるのでしょうが、この日は、荷物スペースを巡っての乗客同士のトラブルがあったんでしょうね、と思われたアナウンスでした。

こんなアナウンスを流すなんて、日本の航空会社ならでは?

いずれにしても、機内持ち込み荷物は、他の人の迷惑にならないよう、できる限りコンパクトに、スマートに、がマナーですね。



乗り物の棚問題といえば、電車の網棚は誰のものか?という話題がネットで上がっているみたいです。

網棚は立っている人が使う権利があり、座っている人は使ってはいけない、という意見が出ていて、それに賛同する人も多いとか。

私は、電車の棚の使用権(笑)なんて考えたことがありませんでしたが、こんなことが話題になるなんて、へえ~と思いました。

実際、今日の私は荷物が多く、帰りは帰宅ラッシュと重なって車内が混雑していたこともあり、重いサブバッグを網棚に載せました。
この時、私は立っていたので、網棚を使う権利あり?
もし座っていたら、網棚に載せてはいけない?(笑)

網棚問題に関しては、「誰のものでもなく、皆さんで」、という回答をJRが出しているそうです。

たくさん荷物を持って座っている人が、その荷物を目の前に置くよりも、網棚に上げてくれた方が他の乗客の邪魔にならないですから、電車の網棚に関しては、ケースによって臨機応変に、でいいんじゃないでしょうか?って私は思いますが。




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