ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

缶チューハイ比較ーストロングゼロVS本搾り

2018-08-01 17:18:01 | ワイン&酒
ここのところ、缶チューハイを色々飲み比べていますが、TVのCMでよく見る
サントリー「ストロングゼロ」が気になっていたので、買ってみました。



サントリー STRONG ZERO -196℃ 桃ダブル

桃は好きなフレーバーなので、選んでみました。
白桃の浸漬酒と果汁をダブルで使用しているので、「桃ダブル」だそうです。

飲んでみると、桃の風味はあります。
プリン体ゼロ、糖類ゼロで、“甘くない”が売りですが、さすがに“桃”だけに、ほんわりした甘みを感じます。

特徴的なのは、アルコール9%でしょう。
かなりアルコール感が高く、弱い人は、かなり酔っ払うと思います。

1缶350mlサイズなので、アルコール度数12.6%のワインを250ml(750mlボトルの1/3本)飲んだと同じだけのアルコールを摂取したことになります。



サントリー STRONG ZERO -196℃ ビターオレンジ

こちらは、オレンジの果皮(オレンジピール)とオレンジまるごとの浸漬酒をダブルで使用し、アルコール度数は9%。
液体はオレンジ色ではなく、透明です。
フレーバーがオレンジで、キレのあるシャープな味わいです。

アルコール度数は桃ダブルと同じ9%なのに、よりアルコール感を強く感じます。
飲み終わった後、アルコール感が長い間残り、眠くなってきました。

先述したように、これ1缶でアルコール12.6%のワインボトル1/3本と同じですからね。
私が家で晩酌をする際、ワインの場合は、ボトル1/3本を飲むようにしているので、それと同じになります。
なのに、ワインを飲むよりも短時間で飲み干してしまいますからね。

まだ1缶飲むだけならいいですが、これを3缶飲むと、ワインボトル1本飲んだのと同じになります。

アルコールを飲んだ!という満足感をしっかり楽しめますが、手軽に飲める高アルコールのRTD飲料は、飲み方に気を付けないといけませんね。
※RTD=Ready To Drink(開けてすぐに飲める容器入り飲料)



キリン 本搾り レモン

すでにいくつか飲んでいた「本搾り」のレモンを飲んでみました。
果汁比率は他のフレーバーよりも低めの12%。
それでも、キリリとフレッシュなレモンの風味が味わえます。
こちらはアルコール6%と、ビール並み。

甘さも他より控えめで、一番サッパリしています。
このシリーズの中では、もっともフードと合わせやすいと思います。



ストロングゼロは、アルコール感にガッツリと浸りたい人向けでしょうか。
本搾りは、フルーツのジューシーさが前面に出ているので、本物の果物らしいみずみずしさを楽しみたい人向けですね。

果実感たっぷりの缶チューハイは、アサヒの「贅沢搾り」があるようなので、次はそれを試してみようと思っています。

コメント
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