ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

大人のためのフレンチ小料理ワインBarへ@赤坂

2016-06-17 16:08:54 | レストラン&店
転勤される先輩の壮行会で、大人のためのフレンチ小料理ワインBar 「オー・ヴェロルージュ」へ。

先日、たまたまオーナーと試飲会でバッタリ会いましたが、お店に伺うのは久しぶりのこと。
奇しくも、オー・ヴェロルージュの前身の店でも集った顔ぶれが揃い、ワインを飲み、食べてきました。

まずは、グラスシャンパーニュで乾杯し、フードを色々と。



自家製田舎風パテ


ゆで有機野菜野の盛合せ


タルトフランベ


タンポポサラダ

ゆで野菜があり、タルトフランベがあり、タンポポサラダ(初体験!)があるなら、ワインはアルザスにしてみましょう。


Alsace Muscat 2010 Domaine Fleith (France, Alsace)

アルザスのミュスカで、ヴィンテージ2010年だなんて、なかなか面白い!
店にワインリストはありますが、オーナーのオススメを4本ほど並べてもらった中から、このワインにしてみました。
タンポポの絵柄のエチケットとタンポポサラダもシンクロしていますしね。



色はやや濃いめのイエロー。
2010年ですから、少し熟成が進んできています。
ミュスカの華やかなアロマが匂い立ち、口にすると、マスカット風味とハチミツ的な要素が上品に広がります。テクスチャーは非常になめらかで、艶やかな厚みがありますが、酸がきちんと残っています。

ゆで野菜はアルザスの郷土料理タルトフランベはもちろん、苦みのあるタンポポサラダとも素敵なマリアージュでした。



ビオの生産者で、デメターやABの認証を取得しています。
アルコール14%と、意外と高め。 (輸入元:カーヴかないや)





メインは牛ハラミを塊でローストしてもらうことにして、さて、次のワインはどうしましょうか。
さっきと同様、赤ワインの候補を4本ほど並べていただきました。


vindemio regain Rouge 2011 Domaine MAROT et Fils (France, AOC Ventoux)

選んだのは南仏ローヌのAOCヴァントゥーの赤ワインで、グルナッシュとシラーのブレンド
タンニンはしなやかに溶けこみ、比較的軽やか。するする飲めます。



ここもビオロジックやビオディナミに取り組む生産者。
アルコール14.5%。(輸入元:出水商事)



ワインがスパイシーだったので、黒胡椒やマスタードを使った比較的シンプルな肉料理と、品のいい組み合わせとなったと思います。



3人でグラスワイン1杯ずつにボトル2本、お料理をいただき、ワリカンで一人7000円台。
今回もお世話になりました


Tonton-Pierre au Velo Rouge オー・ヴェロルージュ
東京都港区赤坂3-6-14 赤坂楓庵ビルB1F
tel/fax : 03-5545-5979
http://www.velorouge.info/

コメント
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