ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

チリで購入したワインとの不思議な縁

2014-12-18 10:31:31 | ワイン&酒
“ミラマン・エステートのプレミアムなワイン” で登場した、ミラマンのワインコンサルタント
ステファノ・ガンドリーニ氏が自身で手掛けるワイン を紹介します。

彼は2012年に 「GVV TERROIRS」 というネゴシアンを立ち上げました。
チリとアルゼンチンの、家族経営でテロワールやクオリティを重視するウルトラプレミアムなワイナリーだけを厳選 して扱います。

その中には、自身が所有するワイナリー 「GANDOLINI」 などがあります。

これらのワインは、2014年11月上旬に日本で12年ぶりに開催されたVINEXPO NIPPON 2014で紹介され、私も彼のブースに足を運びました。
※VINEXPO NIPPON 2014 リポート → コチラ



ブースに立ち寄って驚いたのは、私が2013年9月にチリを訪問した際に、サンチアゴのワインショップで購入したワインがあったこと!



サンチアゴのワインショップで、ショップの若い男性店員さんに彼のオススメを尋ねたところ、「Ventolera Pinot Noir 2011」を提案され、購入しました。けっこういいお値段でした。

それは、すでにその年の12月(ちょうど1年前です)に地元のワイン仲間と飲んでしまったのですが、まだまだ飲み頃になっていなくて、もったいないことをした、と、後悔していたワインだったのです。


中央にあるのが「Ventolera」 (2013年12月の地元ワイン会にて)

この「ヴェントレラ」のチーフワインメーカーがステファン・ガンドリーニ氏 だったとは、思いもかけない偶然でした!
彼は2011年にヴェントレラに入ったそうですから、この2011年のピノ・ノワールは彼の初ヴィンテージだったんですね。



ヴェントレラは、海にごく近い場所に位置する レイダ・ヴァレーでつくられています。

ヴェントレラとは、スペイン語で“海から吹く強い風”のこと。
だから、樹が強風にあおられている姿がエチケットに描かれているんですね。



チリの首都サンチアゴのワインショップで購入しました

ちなみに、「GVV TERROIRS」という社名は、Gandolini、Ventolera、Von Siebenthalという3つの代表ワイナリーの頭文字からとっているようです。



VINEXPO NIPPON 2014 リポートでも紹介したように、ガンドリーニ氏の手掛けるワインはクオリティが高いものばかりなので、こういうワインが広まると、チリワインの日本でのイメージが変わるのかもしれません。

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