ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「ユーハイム」が抹茶と黒豆の新作バウムを発売

2014-02-01 16:51:13 | 甘いもん
ドイツ菓子 「ユーハイム」 は、新コンセプトに沿った新作2種を含む6種の究極のバウムクーヘンを 2014年2月5日より販売 します。

1月30日に都内で開かれた発表会で、抹茶と黒豆を使った新作のバウム2種 を試食しました。



「ユーハイム」といえば バウムクーヘン
バウム好きなら誰でも知っているお店ですね。
各ブランドごとにそれぞれのレシピのバウムクーヘンが販売されています。

※“ユーハイムのバウムクーヘン8種食べ比べ” 記事参照 → 【前編】 【中編】 【後編】



2009年に創業100年を迎えたユーハイムでは、伝統の技術でバウムクーヘンを作ってきましたが、おいしさの追求だけにとどまらず、日本ならではの伝統を取り入れた新たな洋菓子へのチャレンジをしよう!ということで “究極のバウムクーヘン” シリーズ6種を販売することになりました。

そのうちの新作2種が、日本の伝統的な食材 抹茶黒豆を使ったバウムです。

宇治茶の老舗 丸久小山園(京都府宇治市、元禄創業)が特別に厳選した抹茶を、
丹波黒の老舗 小田垣商店(兵庫県篠山市、1734年創業)の自慢の丹波産黒豆を使います。

「単に材料として使えばいい、というものではない。ユーハイムのバウムクーヘンのよさと、2店の老舗ののれんの技を掛け合わせ、合計700年の歴史のコラボで作りあげた」と、ユーハイム代表取締役社長 河本武さん。


抹茶のバウムクーヘン  3150円



抹茶の味が濃い!色も濃い!どれだけ入れたの?と思うほど、抹茶そのもの。

なのに、苦みがありません。いい抹茶ほど苦味が柔らかいそうで、実際にかなりいい抹茶を使用しているとのこと。しかも、抹茶バウムはパサつくのが常ですが、このバウムはみっちり&しっとりして、まったくパサつきを感じません。
私はパサつきが苦手なので抹茶バウムは好んで食べませんが、これは別格!素晴らしい



発表会では、お茶室でお抹茶をいただきながらこのバウムをお茶菓子としましたが、家庭では ほうじ茶 などがオススメと、丸久小山園の小山社長に聞きました。




黒豆のバウムリンデ  2100円

大粒の黒豆を使ったバウムクーヘンは、平たいリンデ(木の皮、という意味)スタイル。
生地に黒豆を混ぜて丸太に焼こうとしたものの、豆が下に落ちてしまったそうです。

そこで、バウム生地で黒豆をサンド。生地の間にはマジパンクリームを塗りますが、クリームには黒豆ペーストも混ぜています。原材料表示のトップが“黒豆”でしたから、かなり黒豆を使っているのでしょう。豆好きにはたまりません。



まず、黒豆そのものがとてもおいしい!
なんたって、選りすぐりの大粒のいい豆ですからね。



上部に黒豆の寒天寄せを載せていて、見た目は和菓子風でいい感じなのですが、個人的には、この部分はもう少し薄めがいいように思いました。というのも、私はバウムの生地の部分をもっと堪能したいので。



“究極のバウムクーヘン”という新コンセプトによるブランド展開に際し、ユーハイムは ロゴデザインを変更しました。



創業当時のロゴを現代風にアレンジして復刻
だから、なんとなく懐かしい感じがします。

また、店舗の店員のユニフォーム、ショッピングバッグなども、新ロゴのイメージに合わせて2月5日(水)から一新されます。
新店舗デザインを展開するのは、神戸本店(オンラインショップを含む)と、松坂屋上野店

これらのデザインを手がけたのは アートディレクターの北川一成さん。
(『ユーハイム×北川一成プロジェクト』発足)


北川一成さん(GRAPH代表取締役)

“究極のバウムクーヘン”のパッケージも北川さんが手掛けています。


抹茶のバウムクーヘン               黒豆のバウムリンデ

和を感じさせる重厚かつ華やかさのあるデザインは、贈り物にもピッタリ。
このパッケージに入ったバウムクーヘンをいただいたら、テンション上がります(笑)


カットバウム用のパッケージもオシャレでセンス抜群!



変わらないおいしさ、がユーハイムのバウムクーヘンの魅力ですが、新たなチャレンジで、よりおいしく&ステキになっていくのは大歓迎です


コメント
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