ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「第4回 酒は未来を救う」に行ってきました

2012-03-20 22:53:24 | ワイン&酒
3月20日、横浜の大さん橋ホールで開催されたチャリティーイベント 「酒は未来を救う」 に参加してきました。

孤児や病気の子供たちの支援金を集めるため、皆で日本のお酒(日本酒、焼酎、泡盛、ワイン)を飲みましょう、というイベントで、今回4回目を迎えます。
※イベント告知の際にアップした記事は → コチラ

北は青森から南は沖縄まで、31の日本酒蔵、15の焼酎および泡盛の生産者、16のワイナリーが集まり、それぞれ自慢の酒を紹介しました。


来場者は約800人!大盛況でした

会場でまず気になったのは東北の酒。福島出身の私の母はいつも福島産のものを贔屓にするので、私も当然福島贔屓(笑)まずは福島の酒を飲まないと!
福島県からは下記2つの日本酒の蔵元が来ていました。


天明  曙酒造合資会社 (福島県河沼郡会津坂下町)

“中取りシリーズ”は初心者でも飲みやすいと思いました。2本の違いは米の品種の違いということです。日本酒もワイン同様、品種によって酒の味が変わってくるものなんですね。


奈良萬  夢心酒造株式会社 (福島県喜多方市)

“おりがらみ”はオリが入ったままの純米生酒。口当たりがやわらかいのがいいですね。
食前酒にオススメとのこと。
オリが絡んでいるから、こうした名前なんですね。ひとつ覚えました


左)デラウエア辛口 2011 塩山洋酒醸造(山梨県甲州市) 
右)惣誉酒造(栃木県芳賀郡市貝町)

今回は普段なかなか飲めない日本酒を中心に試飲してみました。
飲み比べると、自分の好みがわかってくるので、こうした試飲会はいい機会ですね。



会場にはいくつかの種類の募金コーナーがありましたが、私が今回どうしても協力したかったのが、「タイガーマスク募金」

福島の児童養護施設の新一年生のための募金で、ランドセルや文房具などを購入する支援金となります。名前は、“タイガーマスク/伊達直人”を名乗る人物がランドセルを寄付した昨年の社会現象に由来しています。


私も新一年生の子たちにメッセージを書きました/募金した人に「鳳凰美田」配布(先着)

※「鳳凰美田」(ほうおうびでん)大吟醸 特別限定品(270ml)は栃木県小山市の小林酒造の提供

新一年生全員分のランドセルが買えるだけの募金が集まっているといいですね。
(→ランドセル購入できる金額が集まったそうです )(3/21加筆)




海に突き出た桟橋のホールなので、目の前は海!

行きかう船を眺めながら日本の酒を昼から飲む贅沢を、たっぷり堪能しました



横浜大桟橋の周辺は観光スポットがたくさんあり、酔い覚ましに散策するにはピッタリ(笑)
今日は天気が良かったので、本当に気持ちのいい1日でした。

この日の募金総額は100万円を超えるかもしれない、とスタッフから聞きました。
3年前から始まり、ずっと続いている素晴らしい企画なので、これからもぜひ頑張って継続してほしいと思います。私も陰ながら応援を続けさせていただきます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする