昨日の解禁日、箱根の某温泉施設では、
ボジョレー・ヌーヴォー風呂 に入浴なんてイベントがあったようですが、そこまでは行っていられないので、今回も取材の合間にデパ地下をハシゴし、ヌーヴォーの売り場を見てきました。
こちらはプランタン銀座
オレンジのラベルがポップでキュート
オーガニック認証機関デメターが認めた
オーガニックのヌーヴォー
今年のボジョレー・ヌーヴォーは、ピークといわれた2004年の約半分まで数量が落ち込んでいるようで、たしかに年を越すと売りにくくなる(売れなくなる)のは事実ですし、収穫サイドの状況(収量少なめ&収穫時期遅め)を考えると、輸入量のコントロールはあるでしょうね。
海外のニュースでも、「かつては“ボジョレー・ヌーヴォー命”だった日本人の熱が冷めた」なんて書かれてましたけど、実際に昨日の売り場の様子を見ると、
消費者の関心はまだまだまだ高い!と思いました。
解禁日にデパ地下のワイン売り場に来る人は、大半が本気でヌーヴォーを買おうと思っているらしい人が多く、1本、2本、3本・・・と手に提げて帰る姿がたくさん見られました。
今日は金曜日ですから、この週末の連休に飲もうと考えてワイン売り場に立ち寄る人が多いかもしれませんね。
人気のものは売り切れるのも早いようですので(売り場の方のお話)、買いに行くなら、早めにGO!です
肝心の味ですが、
とてもキレイにできていて、酸がしっかりしてバランスの取れているものが多いと感じました。
これは「気になるヌーヴォー」として10月24日に紹介したもの。
今年は
「9月26日」がこのワインの収穫日。
スッキリとした果実味で、エレガントな味わいでした(輸入会社にて試飲)
果実味は生産者やランクによってかなり違い、通常のボジョレー・ヌーヴォーは軽めの果実味がチャーミングですが、ヴィラージュ・ヌーヴォーは凝縮感があり、通常のワイン的なものが多かったです。
その上のプレミアムクラスのヌーヴォーになると(例えば上の写真の右側は樽を使ったもので、お値段も5250円と高価
)、生産者の個性がしっかり出ていているので、これは好みになるでしょうか(これは銀座三越)。
ボジョレー地区ではないワイン生産地の新酒も出ていましたが、試飲して気に入って購入している人を多く見かけました。
上の写真の白ワインは、南仏のミュスカでつくった香りが華やかな辛口でした。