ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

本場ドイツのバウムクーヘン

2008-01-08 10:14:52 | 甘いもん
ドイツ菓子と聞いて、バウムクーヘン を思い浮かべる人も多いと思いますが、

そのバウムクーヘンを初めて作ったとされるのが、
「Kreutzkamm」 (クロイツカム)というお菓子屋さんです。



ドイツのドレスデン1825年に誕生したクロイツカムは、第二次世界大戦の際に被災したため、本店はミュンヘンに移ったのですが・・・

その後、故郷であるドレスデンにもお店ができたのです(1993年)

そこで今回、このドレスデンのお店で念願のバウムクーヘンを食べてきました。



お店があるのは、ドレスデンのアルトマルクト広場に面した建物の一角で、ちょうどシュトレン祭の開催される土曜日だったので、午後の店内はもの凄い混雑ぶり!



外から見たお店の外観はこんな感じ。

ここはテイクアウトでケーキ類やバウムクーヘンなどのお菓子類が買えるのはもちろん、カフェも併設されているので、ショーケースの中の好きなケーキを選んでお店で食べることができます。
寒いのに、外のテーブル席でケーキ&コーヒーを楽しんでいる人もいました。

50代以上の年配の人が多く、女性客ばかりか男性も、ボリュームのあるケーキ類を嬉しそうに口にしています。
観光客よりも、いつも通っている地元の人たちが多いようです。



色々と種類のあるケーキにも惹かれましたが、ここはやはりバウムクーヘンを 




大きなバウムクーヘンがスライスされてお皿に盛られ、コーヒーと合わせて約5ユーロほどでいただけます。

老舗のバウムクーヘンは思ったよりも甘さが繊細で、やさしい味わいです。
歩き疲れていた私をほっとさせてくれました。


面白いなと思ったのは「フォーク」で、店員さんがケーキを運ぶのを見ていたら、どのケーキの側面にもフォークが刺さっていました。
上のバウムクーヘンにもフォークが刺さっているでしょ?

たぶん、ケーキのお皿を運んでいる際にフォークがすべり落ちるのを防止するためと思われますが、日本ではまずありえないこと。
さすがにドイツは合理的です



 Kreutzkamm   http://www.kreutzkamm.de/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする