お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

地球ドラマチック「レンガを運び続けて~バングラデシュの子どもたちは今~」

2016年09月12日 | テレビ

  昨日は貧困について書きましたが、今朝、録画しておいた、NHKの地球ドラマチック「レンガを運び続けて~バングラデシュの子どもたちは今~」(9月3日放送)を見て、こちらは正真正銘の『貧しさ』の問題だと思いました。

 学校にも通えず、幼いうちから家計を助けるために働く子ども達。その数350万人以上というのが驚きです!しかも、その労働のなんと過酷なことか・・・見ているだけでも涙が出てきます。 まだ10歳の男の子の額が、レンガの重みで老人のようにしわだらけになっているのを見たときは胸をつかれました

 レンガを頭に乗せてひたすら運び続ける少女。一日12時間、1000個のレンガを運んでも、その賃金は100円に満たないのです。日本とは物価が違うとは言え、あまりにも・・・

           

 また、鉄工所で働く13歳と14歳の兄弟の労働環境はさらにひどかった。鉄粉が舞う中で、いつ怪我をしても不思議ではない危険な作業に従事していて、見ているだけでもハラハラしました。二人は8歳の弟を学校に通わせるためと、体の弱い父親を助けるために働きます。

 本当は子ども達は学校に通って学びたいのです。しかし、あまりの貧しさ、子どもの労働がなければ一家が飢え死にしてしまう貧しさ・・・日本の貧しさとは違った『絶対的貧しさ』でした。

 ただ、子ども達はみな親や兄弟姉妹、友達に囲まれて過ごしていましたから、思ったよりも表情は明るかったです。関係性という点では日本よりも豊かな感じがしました。しかし勿論学校にも通えない状況の中で、明るい未来が見えるわけではなく、ただその日その日を食いつないで生きているだけ・・・

 私はワールドビジョンでモンゴルとベトナムのチャイルドを支援していますが、バングラデシュのように児童労働はさせられていません。支援先について迷いが・・・

 なお、この放送はYouTubeで見られますので、ぜひ!

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