10月8日、先週のイスラム教「東京ジャーミー」に続いての宗教施設見学。
今回は日本正教会の「ニコライ堂」と、カトリックの「東京カテドラル聖マリア大聖堂」の見学でした。
先ずは、御茶ノ水駅へ。学生時代は良く通った駅ですが、聖橋側に降りたのは初めて。ニコライ堂がこんなに近いなんて・・・何人もの人が絵を描いてましたが、確かに絵心をそそる建造物ですね。
見学の前に、駅のそばのビル「ソラシティ」の地下にある、ヘルシーなサラダが売り物の店でランチをいただきました。
写真中央にある、にんじんスープがとっても美味しくて、クセになりそうでした。
さて、ニコライ堂ですが、見学は一部だけで、写真も禁止で、案内の方の説明のみでした。しかも、ここだけ見学料300円が必要でした。
イスラエルに行ったときも、どの聖堂もごてごてと飾っていて、プロテスタントの私は違和感を覚えたのですが、ここもそれに似た感じでした。
その後、目白駅前からバスで、椿山荘の前にある東京カテドラル聖マリア大聖堂へ。ここは以前、川畠成道さんのバイオリン演奏を聞きに来たことがあり,礼拝堂にはいるのは二度目です。
丹下建三さんの設計だそうですが、シンプルで荘厳な感じでステキです。中に柱のない広々とした空間の礼拝堂ですが、東北地震のときでもびくともしなかったと、案内して下さった司祭さんはやや自慢げに話して下さいました。
今回は地下も見せてくださいました。そこは墓所になっていて、葬られた信者の方のお名前や写真のプレートが壁にびっしりと貼ってありました。
外に出ると、敷地の隅にはルルドの泉を模したものがありました。
しかし、泉とはいえ、水は一滴もなくちょっと残念!
今回、司祭さんの説明でとても印象的だった言葉。
「皆さんプロテスタントの方は、カトリックとの違いを良く問題にされますが、細かい違いなんてどうでも良いと思います。それよりも、同じところを探しましょう。たくさんありますよ。」
確かに、その通りだと思いました。
宗教に限らず、違いばかりを見つけ出し、それにこだわるよりも、同じ所、一致点を見つけなければ平和はいつまでもやってこないですよね。
帰りに売店で、小物や、マザーテレサのカレンダー、晴佐久昌英神父の詩集「だいじょうぶだよ」を買いました。
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