拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

夫婦で合唱

2018-03-22 11:09:55 | 日記
(承前)彼女だけではない。某女史も、長らく単身赴任をされていたご主人が帰宅され、今では「ずーーーーーっと」(女史の表現)家にいるという。「もう、うっとうしくて」「なんで?」「だっていびきをかくのよ。うるさいったらありゃしない」「昔だってかいてたんでしょ?」「……昔はかいてなかったわ」。この夫婦の寝所を覗いたことはないから真偽のほどは分からない。それにしても、われわれの同期の結婚観の悲惨なこと。まるで「夫婦60歳にして席を同じくせず」だ。しまった。彼らにわれわれの後輩であるあの夫婦の話をすればよかった。最近歌の会でご一緒している某夫婦はまさに大学の合唱団の後輩。いつもご一緒で、デュエットをする様が限りなく麗しい。こういう「大後輩」がいるんだよ、と言ってやればよかった(そんなことを言ったらさらに巨大なブーメランになって返ってきたかもしれないが)。実際のところ、あちこちの合唱の会にはご夫婦で参加されている例がかなりある。どのご夫婦も仲がよい。夫婦で合唱をするのが円満の秘訣なのかもしれない……って、はいはい言われなくても分かってます。私が言えることではありません。まったくこの件について私は大きな事は言えないのだ。だから字も小さくなるのだ。

ブーメラン

2018-03-22 09:19:43 | 音楽
昨日は大学の合唱団(室内合唱団)の同期会。歌を歌って場所を移してお食事会になって出る話が子供の結婚相手の実家との付き合い方。こういう話になると私に出る幕はない。バッハのバの字も出ないし、猫のネの字も出ない。思い出話として「僕たちがイェフテを歌った時にイェフテの娘を歌って下さった市川倫子さんは、日本で最初にツェルビネッタを歌ったえらーい人だったんだよね」と言っても座はシーン。私らの代は人数がたくさんいたのだが音楽を続けてる人はほんのひとにぎりなのだ。だから、学生時代、あんなに美声を響かせていた某君も昨日の会ではおそるおそる歌ってる(カラオケはよく行くらしいが)。そうだ、某君は歌いまくる会に来て歌えばいいんだ!で、昔の美声を取り戻せばいいんだ!さっそく勧誘。ついでに奥さんも誘ってみる(私らの代は同期で三組が結婚していて、どのカップルも別れてない。これが同期会を開ける大きな要因)。すると、奥さん曰く、「ダンナが行くんだったらあたしは行かない」「えー?なんで?」「夫婦は一緒にいない方がいい」。そ、そんな、夫婦で仲良くすればいいじゃん。すると「いーじまくんだって、リコンしたじゃない」。いたー、とんだブーメランが返ってきた。