拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

テナーの充実ぶりが際だったフィアツェンのコンサート

2018-03-19 05:11:37 | 音楽

バッハといえば14。これをそのまま合唱団名にした「フィアツェン」のコンサートを聴きに行く。曲目はBWV39,101,182。この合唱団は、以前はテナーが少なくて、充実したSAB+優秀なテナーのソリスト達といった感じだったのだが、最近、コンサートに行くたんびにテナーが増えていって(知り合いも増えていって)、今回、テナーの充実ぶりが際だった。首都圏のいいテナーがみんなここに集まってるのかって感じ。合唱って、テナーがいいと映えるんだなぁ。特にBWV182の最後から2曲目(Jesu,deine Passion)は、どのフレーズも歌い出しはテナーから。これがバチッと入るから聴いてて心地よい。すっかり幸せな気分になりました。因んだ話その1。BWV182はヴァイマール時代の作。既にレチタティーヴォが登場している(ミュールハウゼン時代のカンタータにはレチはない)。それでも全体からすれば初期の頃だから、「歌いまくる会(カンタータの会第二)」で遠からず歌うことになりそう(予定どおり進めば今年の年末)。その2。フィアツェンはアルトにカウンター・テナーが3人いて、いっつも「いいなぁ、カウンター・テナーでアルトを歌わせてもらって」と羨んでいたが、気がつけば私だって(季節的な所も含めて)7つの団体でカウンター・テナーを歌わせてもらってる。そのうちの二つは本番が間近。そ、足もとでがんばらなければ。ということで、次回の第一の練習はお休みします(本番が近いところと重なったので)。ここ休むの入ってから初めてだ。その3。フィアツェンのコンサートが終わってKMCの練習に向かうべく東銀座を歩いていたら「ぐんまちゃん」なるものと遭遇。へー、こんなところに群馬県のアンテナショップがあったんだ。時間があれば寄ったところだが、また改めて。