拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

好きな人に好きな人がいたので他人の買い物カゴに入れられた花束

2018-03-20 10:09:41 | 日記
「コンビナートの夜景がきれい」というのを聞いて、ふと思った。「コンビナート」って何語だ?「ナート」だから英語じゃないよな。でググったら、元ロシア語だって。なぜロシア語かというと、もともとソ連時代の工場団地を表したからだって。ということで本題。背景に「♪おー、シャンゼリーゼ」が流れるCMで、中年の男が若い女と向き合っている。背中に花束を隠し持って。次の瞬間若い男が来て女と去っていく。花束は渡せずじまい。そこに「好きな人に好きな人がいたら、あなたならどうしますか?」とのナレーションが入る。で、中年の男が一言「C'est la vie」(これが人生=人生なんてこんなもの)。この言葉が気になった。これ、ドイツ語でなんと言うのだろう。直訳すれば「Es ist das Leben」。とりあえずこれでググる。すると「So ist das Leben」が多数ヒット。なるほどね。ついでに英語では?「That's life」だって。実はこの台詞より気になったものがある。隠し持っていた花束の運命。男がそしらぬ顔をしてぽっと落とした先が他人の買い物カゴ。これってどうなんだろう。きっとCMの制作者は、買い物カゴの主が「あら、素敵。季節はずれのサンタさんありがとう」と思うストーリーを考えたのだろうが、え?なにこれ?誰が入れたの?気持ち悪いと不審がるかもしれないし、あたし花束なんか買った覚えない、でも買ったのかしら、やだもうきてると落胆させるかもしれない。因みに、私の母んとこの玄関にはリボンの付いたバウムクーヘンが鎮座ましましていて、私が行くたびにまるで毒物でも見るよう目で敵視しながら「これ、なんだかしらないけどここにある。気持ち悪い」と言う。誰かからもらったのを忘れたに違いないのだが、で、そう言う風に私も言うのだが「覚えがない」と言って聞かない。じゃあってんで私がもらってきたのだが、そのときの「ええー?お前、こんな気持ちの悪いもの食べるのか?」という母の青い顔がちらつくせいで、結局、私も食べないでいる。鎮座する玄関が母んとこから私んとこに変わっただけであった。誰か代わりに食べる?