拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ピンクレディーのこと

2018-03-21 08:40:16 | 音楽
キャンディーズ派の私としては、ピンクレディーの出現は驚異であった。♪ペッパーーーーーケイブッの声にはパワーがあった。でも、股を開く過激なフリはお色気路線でおじさんがターゲット、キャンディーズとは路線が違うと思っていた。ところがあっという間に子供達の人気者になり、「小中学校ではピンクレディーの方がキャンディーズよりも人気がある」と聞いたときはショックだった。負けないぞとキャンディーズ・ファンを貫いた私であったがピンクレディーも聞いていて、「渚のシンドバッド」は好きだった。イントロで左右に片足ケンケンをするフリが妙に好きだった。最近はっと思ったことその1。「ペッパー警部」=「sergeant pepper」ってビートルズの「サージェント・ペパーズ……」からきているのだろうか。当時は、これからいちゃつこうとしているカップルに「もしもし君達帰りなさい」などと辛いことを言うのでペッパーだと思っていたが。最近はっと思ったことその2。「UFO」を「ユーフォー」と言っている。今ではそれが当たり前だが、ピンクレディー出現の10年前、「謎の円盤UFO」では「ユーエフオー」と言っていた。その10年の間に「ユーエフオー」を「ユーフォー」と読むようになる大変革があったわけだ(シュッツとバッハの間の100年の間には、調性音楽が確立されたという大変革があった)。その「謎の円盤UFO」の原題は「UFO」。当時は「謎の円盤」を付けなければUFOがなんだか分からなかったのだろう(そんな時代だったから「ユーエフオー」と呼んだとも言える)。そのドラマにエリス中尉で出演していたガブリエル・ドレイクが色っぽかった。これを見ていたのは小学校の6年生のときで、それでもどきどきしたのだから、もし10年後に見ていたら鼻血が出たことだろう。ピンクレディーの話に戻る。「UFO」のイントロで、腕を前にして肘を左右に上げる仕草、あれはUFOを表しているのだろうか。だとすると、随分揺れるUFOだ。そういえば、ちょっと前、UQのCMにこの音楽が使われていた。このCMに出てる三人娘の一人が深きょん。この人がNHKのドラマで演じた若妻が見事におっかなくて、それ以来、私にとっての「深きょん」=「怖い女」。