マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『まむしのテリトリー』

2008-09-17 15:00:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。
    ランニング友人が、まむしにかまれました。

「あちら様のテリトリーへの侵入を怒って、かみついてきたのよ」と友人。
ご自分の別荘で夕食もすみ、風呂にも入り、ちょっと夜の庭で涼みましょうと思って、一人で庭に出た。
「あちら様も、夜になり、人もいなくなり、一人で(いや一匹で!)ゆっくりくつろごうとした蛇のテリトリーに、私が土足で踏み込んだのがいけなかったのよ」と友人は言います。
庭に数歩足を踏み入れたら、運動靴の上から、がぶりだったそうです。
親指の付け根の辺りをがぶり! 運動靴をはいていても、毒が回るほどに、鋭い歯なのですね!

「ぎゃ~!」って具合で家にもどり、ご主人さんがすぐに、 口で毒を吸い出す毒素の吸引を何回も行ったそうです。これって、夫の妻への愛を感じません?
救急車が来て、病院に連れて行かれる間の痛みは、尋常ではなかったそうです。
3日間の入院をしたそうです。

彼女が私に電話をかけてきて、報告するには、
「今回の経験で、人間は事故で明日にも死ぬかもしれないと、心から思ったのよ。
それなら、やり残しがないようにしたいと思って、何をしたいか考えたの。 
答は、100KMウルトラマラソンを完走しないで死ねない、との考えに至ったの」・・だそうです。  そして私と一緒に走りたいと思ったそうです!
彼女は、マラソンが本当に好きなのだと、分かったそうです。
彼女の、「命をかけた希望」?に、私は答えなければなりませんよね

まむしは、平地の藪にも住むそうです。
夜行性だが、秋の気温が低い昼間に活動することもあるそうです。
危険を感じると、尾を細かく振るわせ、地面などを叩いて音を出して威嚇する。
意外に臆病で、よほど接近しすぎない限りはマムシの方から人を咬みに来ることはない。
もし野外で出会っても、それ以上近寄らずに無視して遠巻きに通り過ぎれば全く害はないそうです。

まむし事件を聞けば、今朝のランニングの練習で、毎日の小山の上り下りを、する気にはなれませんでした。 
私も、まむし様のテリトリーを侵害して、まむしに、がぶり!ってことになるかも?
一人のランニングなので、緊急時の助っ人がいないので、怖いです。
まむしさんが冬眠する?冬まで、小山はやめておきます。

それでも、11月の六甲全山縦走と、まむし友人と一緒の100kmウルトラ再挑戦のために、階段の登り下りの練習をしなければなりません。
考えて、近所のSOGOの1~5階の階段を、6往復することにしました。
208×6=1248階段は、結構な運動になります。 終わると、パワー全開って感じです!
     正に、スポーツの秋です

以前、捕まえた生のまむしを焼酎漬けにした「マムシ酒」を、頂いて飲んだことがあります。 それは、ビンの中に、まむしそのものが入っていました!!!
     今、思い出しても恐ろしい!
強精効果や薬用効果があると、聞いています。
「マムシ酒」効果が、今でも私の中に持続しているお陰で?か、パワー全開の私です!