とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2017お花見天竜マラニック:前半

2017-04-17 21:42:44 | マラソン
2014年以来途絶えていた「お花見天竜マラニック」を3年ぶりに開催した。ほとんど自分の長距離練習の為だったが、呼びかけをしたところ全部で14名のラン友が集まってくれた。週間天気予報では、いい天気ではなかったが、いざ当日になってみると思いのほかいい天気となり気温も暖かい日となっていた。

集合は、船明ダム公園の駐車場だ。船明ダムの桜は散り始めていたが、まだまだ鑑賞に堪える。ダムと桜をバックにして集合写真を撮る。


8:30。船明ダムの放流を見ながらスタートする。


堰堤の桜並木が、いい感じである。


ダムを渡り切り反対側の道路に出ると、サルがフェンス周辺に群れていた。


一匹の猿が木に飛び移っていったが、「猿も木から落ちる」の諺通り、この後、別の木に飛び移る際、枝が折れたのか、そのまま下に落下していった。


天竜川沿いを下って行くと、橋の欄干に「すわ湖より185キロ」の表示が見えてきた。


橋の袂を右折し、阿多古トンネルを抜け阿多古方面に向かう。30分ほど進むと、芝桜のきれいな民家の前に出た。毎回、ここで写真を撮るのだが、今年はだいぶ花が少ない。


阿多古川の清流。大きな魚影が見えた。


9:15。大なまず神社に到着する。この辺りに伝わる大なまずの伝説によると、村を洪水や疫病から守っていた大なまずが、ある時、皮から苦しんで浮き上がり死んでしまった。この大なまずの口や腹からたくさんのあきカンやゴミがあふれ出てきたという。そこで阿多古川をきれいにするように、ここに大なまずの神をお祭りすることになったという訳だ。木の幹や枝を使ってうまく作られた大なまずだ。


沿道では、たくさんのチューリップが咲き出していた。


上阿多古郵便局を過ぎてから右折して阿多古川沿いに北上する。次第に上りの坂道となっていく。9:40。東藤平の東六所神社に到着する。


杉並木の道をひたすら進んでいく。暑い日となっていたが、木立の日陰に守られ涼しくて気持ちがいい。


10:43。熊平の集落が見えてきた。


食事処の熊香苑(ゆこうえん)前に、先行メンバーがすでに到着していた。


いよいよ、ここからが今回のメインスポットである。熊平地区では、4月中旬頃になると辺り一帯が桃源郷になる。黄、白、ピンク、赤など色とりどりの花で埋め尽くされるのだ。






女性メンバーで集合写真。


男性メンバーで集合写真。


この地区で一番大きい屋敷の裏にあるエドヒガンは、樹齢120年といわれ、色鮮やかな花桃を前面に従えて咲き誇っている様は、まさに圧巻である。




ぐるっと回り、ミツバツツジの咲いているお宅の庭先まで下りる。


赤い花桃も見事だ。


熊平の入り口には、こんなユニークなモニュメントもある。




ぐるっとお花見をしたあと、熊香苑さんで昼食とする。多人数になる為、あらかじめ予約しておいて良かった。まずは、ビールを飲んで揚げたての天ぷらを頂く。




うどんも美味しかった。


お腹も膨れたところで、店を出る。


全員揃ったところで、熊平のエドヒガンをバックに記念写真を撮る。何回も、この時期にこの桜を見に来ているが、天気が良くて暖かい日となり今回はベスト1ともいえる咲き具合だった。


走った距離はまだ18キロくらいで、ゴールまではまだ20キロ以上もある。気分を一新し、後半も頑張って走ることになった。

「2017お花見天竜マラニック:後半」に続く。