とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

中国の対応は大人気ない

2012-09-25 22:08:41 | 政治
尖閣諸島を日本が国有化して以来、中国の対応は度を越している。
特に中国国内での反日デモのエスカレートぶりは、目にあまる光景だ。
混乱に乗じて、日本車を破壊したり、日本資本の店舗への襲撃や略奪等
とても成熟した国家としての体を成しているとは思えない。
いくら、主張が食い違うからといって暴力でしか主張できないなんて意識が低すぎる。
それにひきかえ日本国内では反中デモといった大きな動きはなく、日本人の冷静さが際立っている。

そして、最近では日中国交正常化40周年記念行事も中国側から一方的に中止された。
他にも、勝手に中止された行事が数多くあるという。
また、貿易品の受け入れ検査も、日本製品はわざと時間をかけるようになってきているらしい。
まさに、文化、経済、政治というあらゆる分野での嫌がらせがエスカレートしている状況である。

このままいけば、中国は日本との開戦も持さないというくらいの態度なのだろうか。
今日は、台湾からの抗議の船団が大挙尖閣諸島周辺に押し寄せてきたらしいが
まさに一触即発の事態にならなければいいなと祈るばかりだ。

中国は、日本近海だけでなく東南アジア諸国周辺でも同じような問題を起こしており、
どこまで領土を広げたいのかとその貪欲さにあきれてしまう。
外交問題で主張が異なっても、対話を通じた平和的なもので解決すべきである。
日本は、中国の挑発に乗って力と力で対抗するようなことには決してすべきではない。
ただ、尖閣諸島が本当に日本の領土だと主張できるような証拠をもっと日本国民にも提示するのが
日本政府の仕事であると思うのだが、その辺りが見えてこないのは、今の日本の外交力がないことを露呈しているのだろう。
尖閣諸島や竹島、北方領土など離島の領土問題をずっと棚上げにしてきた過去の政権のツケが今頃回ってきたともいえる。

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6 コメント

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同感です (小松)
2012-09-26 11:46:14
かういふ問題は神経質な内容なので、軽々に発言すべきでないことは十分理解しております。
かの国は60年程度前に、当時の中国(中華民国、国府)を台湾に追い出して成立した、民意を反映していない「政府」です。民度が低いのは仕方がありません。
今後は中国と呼ぶべきではないかも知れませんね。昔のやうに「中共」と呼ぶべきでせう。
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小松さんへ (とっちー)
2012-09-26 22:18:37
政治的な事は、なかなか難しいのでブログに載せる場合は気をつかいます。
しかし、それにも増して理不尽な対応だと思わざるをえません。

今日の新聞には面白いことが書いてありました。
今の中国は、一人っ子政策で若い男性が過剰になっている事と、資本主義の加速で貧富の差が拡大し、都市部に貧しく若い男子が過剰に詰め込まれている為に、ちょっとしたことで爆発するというのです。つまり愛国心は関係ないというのです。

それにひきかえ日本では、男子に代わって女子の識字率がたかまり、女子の多くが高等教育に達するような社会となったことで、どんなアジテーションを行なっても爆発するようなことにはならないというのです。

たしかに、今の日本は、ほとんどの物が自由に手に入り中国に比べればずっと安定して平和な社会です。こんな状況で爆発するようなことはまずないでしょう。今の日本は、そういった意味ではおとなしい国に成ってきているといえます。

そして、いずれは中国も女子が高学歴化し、少子化が加速しているので、日本と同じおとなしい国になるということが書かれていました。

やはり女子が強くなると平和になるという事でしょうか。興味深い話でした。
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領土問題 (見切り発車)
2012-09-27 20:16:32
尖閣諸島も竹島も 実に様々な考え方があり思惑が有るのだと日々感じさせられています。
北方領土が 一歩進んでは二歩後退とこじれるのを見て 一筋縄では行かないものだと思ってはいましたが
尖閣竹島は騒がれるまで どちらも 私は殆ど存在を知りませんでした。

領土意識は その国のそれまでの子供達の教育方針にも 大きく起因するものがあると思います
戦後教育について 私はあちこちで自分の意見をちょこちょこ書いているのですが それはおいといて

領土問題があることすら気がつかずに育つ日本人と
小さい頃から 白をしろ黒をくろ と教わる同じ自然さで かの地は自国の領土であると教えられた人達とでは
そもそも 土俵がちがうなあ と思います。

鎖国、或は安保の陰で平和慣れした日本人は 
陸続きの「隣国」と常にしたたかな外交折衝を行ってきた人達相手では むしろ外交慣れしていない、したたかさが足りない という意味で 子供であると感じます。

俯瞰的視点などもちようもない人民が 不満の捌け口として利用されている感もありますが
それも 一党独裁という人心を掌握しやすい体制もあると思います。
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見切り発車さんへ (とっちー)
2012-09-27 22:24:26
戦後、日本の歴史教育は明治時代辺りまでやると、大正、昭和の歴史背景等はおざなりに済ませ、しっかり教えてこなかったと思います。私も、学校の社会科の授業では、第二次世界大戦の起きた背景等、ぜんぜん教えてもらえなかったですね。

それに引き換え、中国や韓国では、子供たちに日本に侵略されたということを徹底的に教え込ませていたのでしょう。教育というのは、恐ろしいもので一旦信じ込んだら、それを覆すことは大変なことです。北朝鮮などは、その一番いい例ですね。平和ボケした日本では、隣国でそんなふうに若者が教え込まれていることも知らず、ドラマや音楽にうつつを抜かしている人も数多いのです。

やはり日本は、女性の立場が強くなり、国民性がおとなしくなっているという学説が当っているのかもしれません。韓国や中国が同じような状況になるまでには、まだ時間がかかりそうです。

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そればかりでは。。 (ひろ)
2012-09-28 22:55:50
 とっちーさん、見切り発車さん、私達年代、戦後教育では、近代歴史教育や歴史研究が、おろそかに成っています。
 女性の社会進出、教育が進めば、確かに命の価値観も変わるでしょうね。
 
 先の大戦の歴史研究や教育をおろそかにして来たことが対応の遅れでもあります。
日本人だけが、悪いのでは有りません。中国国内、内戦に巻き込まれた日本。
西欧人における人種差別や国の利権の為に、友好国アメリカとも戦争をしなくてはならなく成りました。ロシアについても和平条約が有りながら攻めて来られた。
最後には、非人道的な原爆も落とされ民間人が多く死んだにも関わらず。
アジアに置いて裁かりし国は、日本だけです。
 40年前に、日中国交回復と言う、一見素晴らしい出来事がありましたが、その後日本に来た小平氏は、素晴らしく親日ムードを見せました。
そして両国の為と称して、尖閣諸島問題を棚上げする発言をしました。
それを馬鹿正直に日本の外務省は、守り続けています。
 日本に来た小平氏の見たものは、新幹線や自動車産業・日本の経済成長に驚かされました。
 優しく対応もした昭和天皇にも驚いて見せました。
小平氏は、かつては、毛沢東や周恩来と共に抗日軍を率いたコミュテルンです。
そう簡単に気持ちが変わるはずが有りません。
中国に帰ると、南京虐殺の歴史を大きく広めたり、小学校教育に先の戦争への改めて抗日意識を擦り込み始めた張本人です。
 『経済成長の凄さに、驚いた』とされたとだけ報道されていますが、あれだけひどい目に遭って負けた筈の日本の経済成長に、中国の政治政策のまずさや、日本に対しての大きな嫉妬を抱いたことでしょう。
何度も政治失脚をしながらものし上がった男ですからね。
日中国交回復に喜んだ日本とその影では、中国はしたたかに路線を歩んだのです。
ともあれ、尖閣諸島問題のみは、上手く棚上げして始まった日中国交回復ですが、小平氏は、裏では抗日の歴史を改めて教育に盛り込みも、子供達の教育やり直した人なのです。
第二次天安門事件で軍を使って民主化への憧れを持つ学生や一般人達等を軍隊で殺した張本人です。
 尖閣の歴史なんて曖昧です。戦前まで住んで居たのは日本人ですが、現の時代から中国は、尖閣に来ています。中国からしたら歴史文献記載は、中国の方が古いとしています。
私には、国際法は、解りませんが、国際司法で白黒付けるのが筋でしょう。
法律で判断出来ないのならどちらのものでも無い土地です。
 領土問題で、モノを壊し戦争を始めるのは、愚かです。
私にも中国人の友達がいます。互いに政治を憂いています。
私達日本は、中立で正しい教育を推し進め両国の発展を願うべきと思います。
しかし教育とは、良くも悪くも人を変えてしまうものなのですね。
今後も両国の平和保たれる事を切に祈ります。
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ひろさんへ (とっちー)
2012-09-29 21:51:46
たいへん熱く長いコメントをいただきました。

仰るとおりですね。
1年先のことしか対応できない日本人と
10年、100年先のことを考えて行動する中国人との違いが
今回の問題にも表われているのかもしれません。

教育って大事ですが、やり方によっては一つの武器になるんですね。
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