我々が泊まったアオーネ白神十二湖の和室棟。朝から好天となった。
出発前にレストラン棟の前で記念撮影。奥にあるモスク風の建物は浴室棟だ。
その後、宿の近くにある十二湖に向かう。十二湖(じゅうにこ)は、青森県西津軽郡深浦町にある複数の湖の総称で、白神山地の一角にある。これらの湖は、1704年の能代地震による崩山(くずれやま、標高939.9m)の崩壊で塞き止められた川から形成されたと言われている。十二湖という名称は「大崩(標高694m)から見ると湖沼数が12に見える」ということに由来するとも言われているが、実際の湖沼の数は33もあるそうだ。要はたくさんの湖沼があるという意味合いだろう。まずは、十二湖ビジターセンター前まで行って車を止める。
全ての湖を見て回るなんてとてもできないので、主だった湖を見て回ることにした。最初にあったのが「中の池」。
よく見ると、枝に鳥がとまっていた。
十二湖のメイン道路に面した場所のある茶屋の前には、湧き水が出ている。上流にある沸壷の池から流れてきたきれいな水である。ごくごくと飲んでからペットボトルに汲んでいく。
水が少なかった「がま池」
湖畔の散策路を歩いて行く。
「鶏頭場の池」。鶏の頭のような形の池らしい。
「鶏頭場の池」の奥にあるのが、十二湖の代名詞ともいえる「青池」だ。離れた場所から見ると、白い靄が上がっている。
青池は、その名のとおり「青インクを流し込んだような」コバルトブルーだ。なぜ、池の水が青く見えるのかは現代でも解明されていないという神秘の池だ。光の加減によって、青の濃淡が変わる様子は幻想的。
青池を過ぎると、約500メートルにわたるブナの森を歩く。
ひんやりとした空気の中で、世界遺産を体いっぱいに感じられる場所だ。
最後に寄ったのが「沸壷の池」。青池と同じように青色の湖水が美しく底まで見えている。湧水は「青森県の名水」にも選ばれている。
少し足を延ばして寄ったのが、「日本キャニオン」と呼ばれる場所だ。浸食崩壊によって凝灰岩の白い岩肌がむき出しになったダイナミックなU字谷大断崖で、アメリカのグランドキャニオンにヒントを得て命名されたという。
十二湖を散策し終えると、竜飛岬までの長いロングドライブだ。海岸沿いの風光明媚な道を走る。128キロもあり、途中には十三湖の横も通り過ぎる。十二湖と十三湖とは直接の関連はなく、青森県で3番目に大きな湖で、十三の河川が流れ込むので十三湖と言われているらしい。
12時半過ぎに竜飛岬に到着する。石川さゆりの「津軽海峡冬景色」の歌謡碑の前で記念撮影だ。歌謡碑の前には、押し釦があって、押すと「津軽海峡冬景色」が大々的に流れるのがみそだ。
「風の岬龍飛」の前でも記念撮影。
上記の写真を撮ってくれたのは、近くでお土産を売っている「たっぴの母さん」だ。写真を撮ったり、観光ガイドもしたりと観光客へのサービスがいい。この辺りでは、名物として知られる女性らしい。
あとでお土産を買うからと約束して、階段国道に向かう。
この「階段国道」は、国道339号の一部で、竜飛岬の丘の上から、海沿いの漁港に通じる388.2mの区間を指す。青森県によると「日本で唯一」の車が通れない階段の国道だ。沿道のアジサイがきれいだ。
階段を下っていく。
中間地点には、階段国道歩行記念証があるので記念にもらっていく。
階段国道から戻り、近くの食堂で昼食を済ませると、「たっぴの母さん」の店に立ち寄る。母さんの軽妙な話術とサービスに負けて、ついついお土産をいろいろと買ってしまった。
その後は、1時間半かけて新青森駅まで向かい、無事帰路についた。初めて青森県の日本海側を旅したが、見どころ満載で記念となる旅となった。
出発前にレストラン棟の前で記念撮影。奥にあるモスク風の建物は浴室棟だ。
その後、宿の近くにある十二湖に向かう。十二湖(じゅうにこ)は、青森県西津軽郡深浦町にある複数の湖の総称で、白神山地の一角にある。これらの湖は、1704年の能代地震による崩山(くずれやま、標高939.9m)の崩壊で塞き止められた川から形成されたと言われている。十二湖という名称は「大崩(標高694m)から見ると湖沼数が12に見える」ということに由来するとも言われているが、実際の湖沼の数は33もあるそうだ。要はたくさんの湖沼があるという意味合いだろう。まずは、十二湖ビジターセンター前まで行って車を止める。
全ての湖を見て回るなんてとてもできないので、主だった湖を見て回ることにした。最初にあったのが「中の池」。
よく見ると、枝に鳥がとまっていた。
十二湖のメイン道路に面した場所のある茶屋の前には、湧き水が出ている。上流にある沸壷の池から流れてきたきれいな水である。ごくごくと飲んでからペットボトルに汲んでいく。
水が少なかった「がま池」
湖畔の散策路を歩いて行く。
「鶏頭場の池」。鶏の頭のような形の池らしい。
「鶏頭場の池」の奥にあるのが、十二湖の代名詞ともいえる「青池」だ。離れた場所から見ると、白い靄が上がっている。
青池は、その名のとおり「青インクを流し込んだような」コバルトブルーだ。なぜ、池の水が青く見えるのかは現代でも解明されていないという神秘の池だ。光の加減によって、青の濃淡が変わる様子は幻想的。
青池を過ぎると、約500メートルにわたるブナの森を歩く。
ひんやりとした空気の中で、世界遺産を体いっぱいに感じられる場所だ。
最後に寄ったのが「沸壷の池」。青池と同じように青色の湖水が美しく底まで見えている。湧水は「青森県の名水」にも選ばれている。
少し足を延ばして寄ったのが、「日本キャニオン」と呼ばれる場所だ。浸食崩壊によって凝灰岩の白い岩肌がむき出しになったダイナミックなU字谷大断崖で、アメリカのグランドキャニオンにヒントを得て命名されたという。
十二湖を散策し終えると、竜飛岬までの長いロングドライブだ。海岸沿いの風光明媚な道を走る。128キロもあり、途中には十三湖の横も通り過ぎる。十二湖と十三湖とは直接の関連はなく、青森県で3番目に大きな湖で、十三の河川が流れ込むので十三湖と言われているらしい。
12時半過ぎに竜飛岬に到着する。石川さゆりの「津軽海峡冬景色」の歌謡碑の前で記念撮影だ。歌謡碑の前には、押し釦があって、押すと「津軽海峡冬景色」が大々的に流れるのがみそだ。
「風の岬龍飛」の前でも記念撮影。
上記の写真を撮ってくれたのは、近くでお土産を売っている「たっぴの母さん」だ。写真を撮ったり、観光ガイドもしたりと観光客へのサービスがいい。この辺りでは、名物として知られる女性らしい。
あとでお土産を買うからと約束して、階段国道に向かう。
この「階段国道」は、国道339号の一部で、竜飛岬の丘の上から、海沿いの漁港に通じる388.2mの区間を指す。青森県によると「日本で唯一」の車が通れない階段の国道だ。沿道のアジサイがきれいだ。
階段を下っていく。
中間地点には、階段国道歩行記念証があるので記念にもらっていく。
階段国道から戻り、近くの食堂で昼食を済ませると、「たっぴの母さん」の店に立ち寄る。母さんの軽妙な話術とサービスに負けて、ついついお土産をいろいろと買ってしまった。
その後は、1時間半かけて新青森駅まで向かい、無事帰路についた。初めて青森県の日本海側を旅したが、見どころ満載で記念となる旅となった。