とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2020秋・東北二百名山&三百名山登山ツアー:1日目姫神山

2020-10-13 22:06:18 | 山登り
昨年の秋、栗駒山を登って以来、東北の紅葉に魅せられ、今年も三座ほど登ってみようと先週末出かけてきた。ちょうど台風14号に追い立てられるようなスタートとなったが、いい具合に台風がそれてくれ、3日間の東北の旅を無事終えることが出来た。

1日目は、岩手県盛岡市にある姫神山に登る。盛岡市内から見ると、独立峰でピラミッド型をした山容が素晴らしい。山頂には、一等三角点があり、日本二百名山の一つである。山麓の渋民村(現・盛岡市渋民)出身の歌人石川啄木がこよなく愛したことで知られる山だという。

まずは、盛岡駅前でレンタカーを借りて、姫神山登山口に向かう。登山口は、一番ポピュラーな一本杉コースで登る事にした。12時少し前に、一本杉駐車場に到着する。


駐車場のすぐ先から登山口となり、トイレ前のポストに登山届を提出してスタートする。


最初は、秋の花が咲き乱れる草原の中を進んで行く。


リンドウやウメバチソウが咲いている。




小さな花が周囲に咲き乱れ、秋とは思えない風景だ。


後方に振り返ってみると大きな山が見える。岩手県のシンボル・岩手山だ。伝説では、かつて女性的な姫神山と男性的な岩手山は夫婦だったが、やがて早池峰山が側室となり姫神山は追放されてしまったと言われている。


やがて、一本杉コースの名前の由来である一本杉に到着する。この一本杉は大人4人で抱えても抱えきれないほどの大木で、周囲のスギとは格段に違い、直径や樹高が大きい。


12:30。五合目に到着する。


面白い形の岩を見つける。何か名前が付いていてもおかしくないような岩だが、特に名前が付いているわけでもないようだ。


7合目を過ぎた辺りから岩がゴロゴロしているようになってきた。


次第に周りの木々の紅葉が目立ってくるようになってきた。




頂上近くまで登ってきて、下の方を振り返ると、素晴らしい展望が広がっている、山頂から紅葉がグングン降りていく様子がよくわかる。


13:16。姫神山11248mに登頂する。


山頂でしばらく休憩したのち、下山はコワ坂コースを下っていく。


1時間ほどで、車道まで下りた。


一本杉駐車場までは、車道を少し歩けば着くのだが、路肩にはたくさんの栗が落ちていて、いつの間にか栗拾いに夢中になっていた。


大きくて美味しそうな栗がいくつも拾えた。


駐車場には、15時過ぎには到着する。3時間ちょっとの楽しい山登りであった。その後、盛岡市内に戻り、駅前のホテルに泊まる。

参考1.姫神山のコースマップ


参考2.姫神山の高低図&コースタイム


「2020秋・東北二百名山&三百名山登山ツアー:2日目森吉山」に続く。

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