阿蘇の草千里駐車場には、もう14時近くになってしまったが、天気が良くなってきたので明るいうちには下山できるだろうと、登山の支度をする。駐車場も観光客でほぼ満車状態だ。
道路を渡ると、馬が繋がれている。草千里を馬に乗って観光できるようになっているのだ。
草千里は、烏帽子岳と杵島岳の間の標高1140mの地にある直径約1kmの二重火口跡で,低い火口壁に囲まれ、牛や馬の放牧に利用され阿蘇観光の中心的な場所だ。
広大な草原の中を歩き、烏帽子岳の登山口に向かう。
後方に見える烏帽子岳をバックに、草千里の風景と共に記念写真を撮る。
池の周りをぐるっと回っていく。阿蘇の火口からは噴煙が上がっているのが見える。
草千里から烏帽子岳への登山道に入る。ところどころにピンクの塊が見える。ミヤマキリシマがかなり咲いているのがよくわかる。
登山道を進むに従い、ミヤマキリシマが目立ってきた。
草千里と池がもうあんなに遠くに見える。
見渡す限りのすべての方向にミヤマキリシマの大群落が見え、みんな大興奮だ。
草千里とその後登る予定の杵島岳も一望だ。
40分ほどで烏帽子岳1337mに到着する。
阿蘇の噴火口や翌日登る予定の中岳・高岳もよく見える。
下山は、反対の尾根からミヤマキリシマを見ながら進む。まさに、高原のお花畑の中を下る夢のような道だ。
烏帽子岳山頂から30分ほどで草千里駐車場に戻り、反対側にある杵島岳の登山口に向かう。
杵島岳への登山道は整備されているが、気が遠くなるほどの長い石段が続いている。
石段は、膝に応えるので地面があるほうに歩いていく人もいる。
16時過ぎだが、杵島岳1321mに到着する。
杵島岳からは、より近くに噴火口が見える。噴火口の周りは植物が全くなく、荒涼とした風景が見える。ちょっと前までは噴火警戒レベルが3になっていた時もあって入山できなかったのだが、今はレベル1という事でここまでこられたことが本当にありがたい。
烏帽子岳から我々が下山してきた尾根も良く見える。
まだ明るい時間なので、杵島岳の火口をぐるっと回っていくことにした。
杵島岳火口周辺にも、烏帽子岳ほどではないが、ミヤマキリシマが咲いている。
お椀を伏せたような美しい山は米塚だ。比高約80m・山頂標高954.3mの均整のとれたスコリア丘で、約3,300年前の噴火で形成されたという。伝説では健磐龍命が収穫した米を積み上げて作ったとされ、貧しい人達に米を分け与えたことで頂上にくぼみができたとされている。熊本地震 (2016年)により山頂の火口縁などに亀裂が生じたので、現在は登山禁止になっているそうだ。
17時ちょっと前に、無事下山。草千里のレストランでソフトクリームを食べる。下山後の楽しみの一つだ。
その後、仙酔峡温泉の宿に向かう。
参考1.烏帽子岳・杵島岳の高低図&コースタイム
参考2.烏帽子岳・杵島岳のコースマップ
「2022湧蓋山&阿蘇山登山ツアー:3日目中岳・高岳」に続く。
道路を渡ると、馬が繋がれている。草千里を馬に乗って観光できるようになっているのだ。
草千里は、烏帽子岳と杵島岳の間の標高1140mの地にある直径約1kmの二重火口跡で,低い火口壁に囲まれ、牛や馬の放牧に利用され阿蘇観光の中心的な場所だ。
広大な草原の中を歩き、烏帽子岳の登山口に向かう。
後方に見える烏帽子岳をバックに、草千里の風景と共に記念写真を撮る。
池の周りをぐるっと回っていく。阿蘇の火口からは噴煙が上がっているのが見える。
草千里から烏帽子岳への登山道に入る。ところどころにピンクの塊が見える。ミヤマキリシマがかなり咲いているのがよくわかる。
登山道を進むに従い、ミヤマキリシマが目立ってきた。
草千里と池がもうあんなに遠くに見える。
見渡す限りのすべての方向にミヤマキリシマの大群落が見え、みんな大興奮だ。
草千里とその後登る予定の杵島岳も一望だ。
40分ほどで烏帽子岳1337mに到着する。
阿蘇の噴火口や翌日登る予定の中岳・高岳もよく見える。
下山は、反対の尾根からミヤマキリシマを見ながら進む。まさに、高原のお花畑の中を下る夢のような道だ。
烏帽子岳山頂から30分ほどで草千里駐車場に戻り、反対側にある杵島岳の登山口に向かう。
杵島岳への登山道は整備されているが、気が遠くなるほどの長い石段が続いている。
石段は、膝に応えるので地面があるほうに歩いていく人もいる。
16時過ぎだが、杵島岳1321mに到着する。
杵島岳からは、より近くに噴火口が見える。噴火口の周りは植物が全くなく、荒涼とした風景が見える。ちょっと前までは噴火警戒レベルが3になっていた時もあって入山できなかったのだが、今はレベル1という事でここまでこられたことが本当にありがたい。
烏帽子岳から我々が下山してきた尾根も良く見える。
まだ明るい時間なので、杵島岳の火口をぐるっと回っていくことにした。
杵島岳火口周辺にも、烏帽子岳ほどではないが、ミヤマキリシマが咲いている。
お椀を伏せたような美しい山は米塚だ。比高約80m・山頂標高954.3mの均整のとれたスコリア丘で、約3,300年前の噴火で形成されたという。伝説では健磐龍命が収穫した米を積み上げて作ったとされ、貧しい人達に米を分け与えたことで頂上にくぼみができたとされている。熊本地震 (2016年)により山頂の火口縁などに亀裂が生じたので、現在は登山禁止になっているそうだ。
17時ちょっと前に、無事下山。草千里のレストランでソフトクリームを食べる。下山後の楽しみの一つだ。
その後、仙酔峡温泉の宿に向かう。
参考1.烏帽子岳・杵島岳の高低図&コースタイム
参考2.烏帽子岳・杵島岳のコースマップ
「2022湧蓋山&阿蘇山登山ツアー:3日目中岳・高岳」に続く。