とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2016尾瀬・燧ヶ岳登山:長蔵小屋~大清水

2016-06-15 21:52:52 | 山登り
2日目の朝である。長蔵小屋の部屋からくっきりと燧ヶ岳が見えていた。午前4時ころから明るくなっており、いつまでも寝ているのはもったいないので、そのまま起きて小屋の周りを散歩に出かける。木道を歩いていくと、既に多くの人たちが散策していた。


朝もやに包まれた尾瀬沼から燧ヶ岳を臨む風景は、最高のロケーションだ。長蔵小屋に泊まったら、一番のお勧めがこの風景だ。朝のほんの僅かな時間しか見られないから、ラッキーであった。


朝早くから、朝もやの中を歩き出している登山者もいる。


朝6時からの朝食を済ませてから、もう一度尾瀬沼の周りを歩いてみる。旧長蔵小屋の裏側からは、逆さ燧が見える。ここは、カメラ好きには知られている隠れた撮影スポットだ。


6:40。朝もやは、既に消え去り、多くの登山者が、歩き出している。


小屋近くで見かけたのは、シラネアオイだ。


我々が泊まったのは、長蔵小屋の別館である。食堂やお風呂のある本館から歩いて1~2分の場所にある。1階は、カフェバーとなっており、暖炉やソファーもあって洒落た建物だ。部屋も個室となっており、電気、水道、トイレも完備している。トイレは、温水洗浄便座となっており、山小屋としては感動ものだ。


7:50。小屋でのんびりしていたが、我々も下山を開始する。葉だけになった水芭蕉ともお別れだ。


10:40。初日、バスに乗って行った一ノ瀬も通り過ぎて、一気に大清水まで歩いた。帰りは、楽なもので、2時間50分で登山口に戻ることができた。


帰りは、日帰り温泉「花咲の湯」と「吹割の滝」に寄っていく。尾瀬でも、水不足という話があったが、「吹割の滝」も以前来た時よりは水量が少なく、東洋のナイアガラとは言えないほどの水量で、ややガッカリ。関東圏では水不足というニュースを聞いていたが、まさにそれを裏付ける状況だった。その後、多少の渋滞はあったものの、順調に車を走らせることができ、無事帰宅する。梅雨時とはいえ、好天に恵まれた登山で大満足だった。

参考1:長蔵小屋~大清水のコースマップ(YAMAPで記録)
  

参考2:長蔵小屋~大清水の高低図(YAMAPで記録)