PC上にいくつものウインドーが入れ替わり立ち代わりして現れるのだが、通常の映画のカット割りか、マルチスクリーンの延長線上にあるような見やすい組み立てになっている。
その上で、文字が打ち込まれたり逡巡するようにバックしたりするのがまた父親の心情の表現になっていたりと、PCの画面の操作自体が一種の表情を見せる。
斬新であると共にとっつきやすい。
冒頭で娘が生まれたあたりで使われているPCはWindows XP(かな?)なのが、現代ではMacになっている。映画自体の作り手がMac派なのかななどと想像したりした。
主演とその家族が東洋人というのは、別にそうでなくてはいけない理由はないので、ふつうにアメリカの中産階級の市民という扱いだろう。
エンドタイトルにRessia crewと出るのであれと思うと資本にロシアが入っているらしい。
誰が犯人なのかという疑いがあっちこっちに飛ぶ展開は海外ドラマにあるようなめぐるましさ。
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