prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「マイ・プレシャス・リスト」

2018年11月11日 | 映画
原題はCarrie Pilby。ヒロインの名前。
アメリカ映画やテレビには割と名前だけというタイトルがあるが、日本では名前だけでは誰なのか何のことだかわからないと思ってか、ついた横文字風邦題がこれ。

ヒロインは飛び級で14歳でハーバード大学に入学して18歳で卒業という大秀才で、作中で重要なモチーフになるJ・D・サリンジャーの「フラニーとゾーイー」というのが兄弟全員神童という「グラース家物語」というべき長大なサーガの一部なのとつながってくる。

秀才で社会不適応者ということなのだろうが、日本だと引きこもりになりそうなところ、実のところ周囲の人物もニューヨークという土地柄もあってかそれぞれ結構ヘンで特に浮いた感じは薄い。ヒロインが勝手に騒ぎながら離れていくみたいで、はっきりコメディとして作っている感じ。

回想で描かれる不適応になった理由らしきエピソードはあらずもがなという気はする。

「マイ・プレシャス・リスト」 公式ホームページ

「マイ・プレシャス・リスト」 - 映画.com

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