prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「親切なクムジャさん」

2005年11月19日 | 映画
前半、誰がどういう理由で誰に復讐するのか、なかなかわからないのでかなりダレる。映像的にも凝り過ぎ。やたらカットバックされるけれど、刑務所内の描写ってどこまで本筋の復讐と関係あるのか。ときどき入るナレーションが、視点を散漫にしている観。
いよいよ復讐が開始してからの趣向で、やっと面白くなる。
ただどうせなら、“協力”を要請される連中の視点から“親切な”クムジャさんを描いた方がよくなかったか。誘拐された家族に刑期を終えた誘拐犯から接触してくるのだから、かなり謎めいた展開になったはず。

しかし、こういうの見ると韓国人って肉食人種だなと思う。斧を出すあたりで本国だとげらげら笑うとか。
(☆☆☆)



親切なクムジャさん - Amazon


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。