prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「獣の剣」

2013年06月09日 | 映画
五社英雄監督の「三匹の侍」に続く劇場用第二作。
主役の平幹二郎は三匹のうちの一人、奇しくも長門勇が先日なくなったところ。

主人公が敵討ちに追われる側の役というのは割と珍しい、と思わせる。もちろんもっと悪い奴が上にいるわけだが、他に侍に格上げしてやると金探しに利用される夫婦とのシンパシーが絡んできたりして、敵討ちは脇にいってしまう感があって、やや座りが悪い

川上から女の帯が流れてきて、悲鳴が聞こえてはっとして駆けつけると犯された後、という描写の調子など、後年のこってりしたエロティックな描写の萌芽という感じ。

立ち回りが長い割りに今見るとそれほど目だった工夫が見られない。
このあとの「牙狼之介」だと血しぶきが盛大にとぶようになるわけだが。

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獣の剣@ぴあ映画生活

獣の剣@Movie Walker

6月8日(土)のつぶやき

2013年06月09日 | Weblog

あー、やっと草刈り終わった。これから暑くなりそうで、早めに始めて良かった。


ファシストたちが跳梁してます。 news.livedoor.com/article/detail… 「殺人や自殺に関する表現の法規制」を提唱。 「最初から調査結果と無関係に3年後の見直しで表現規制を実施することが前提になっている」


虚構新聞かと思ったら、イギリスで実際にあった出来事でした。gigazine.net/news/20130606-… 孫が水浴びしている写真をパソコンの中に保存したおじいさん、児童ポルノ単純所持の罪で警察に捕まり起訴される

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【これ聴いてます】ロータ:映画音楽集(フェデリコ・フェリーニの映画のためのオリジナル・ミュージック)(カルヴィ) ml.naxos.jp/album/ITM14108 #nml


(引用)イギリスには、優秀な政治家の資質は、事柄をできるだけ解決しないで、いかに長く結論を出さないでいるかっていうところにあるっていうんです。amazon.co.jp/dp/4309977979 山田太一 ---テレビから聴こえたアフォリズム (文藝別冊/KAWADE夢ムック)


そういうのを評価するって、すごいリアリズムですね。(山田太一)


いやに閣僚がだらしのない格好してると思ったら、クールビズなのか、あれ。見た目、かえって暑苦しいわ。