prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「中学生円山」

2013年06月03日 | 映画
中学生の妄想をモチーフにしているのだけれど、妄想というのは本質的に脈絡や論理性を欠いているものだから長編をそれで支えるのは難しい。

「アンリエットの巴里祭」(そのリメークの「パリで一緒に」)とか「おかしなおかしな大冒険」ほか妄想をモチーフにした先行作品だと、現実との齟齬や対立で笑わせながら話を組み立てていったわけだけれど、ここでは現実の方が最初から大きくデフォルメされて現実離れしているのでどうにも緊張感とか展開のおもしろさというのが出ようがない。
DVDで見ているドラマの中の韓流スターが現実の電器修理工として現れるなんて、ありえますか? 縛りがなさすぎてだらけたみたい。

エッチな妄想そのものが初めからパンツをはいているみたいで自主規制ぎみ。中学生の妄想にありがちなあるある感も薄い。
作者の中から噴出してくる妄想としてケン・ラッセルみたいに妄想そのものが暴走して見るものを圧倒するほどの迫力や飛躍(それからそれを映像化する技術力と資金)があるわけでもない。

同じ作者でも「あまちゃん」の好評とヒットとはおよそかけ離れた結果になったみたいで、難しいものです。
(☆☆★★★)

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中学生円山@ぴあ映画生活

中学生円山@Movie Walker

6月2日(日)のつぶやき その2

2013年06月03日 | Weblog

一人救うために二人死ぬ。 #名作をオチだけで説明する やはり女の子の方が大事なのでしょうか。


【これ聴いてます】モーツァルト:歌劇「魔笛」(フィラルモニア・ヴェネタ管/リゴン) ml.naxos.jp/album/NEI23171… #nml


捨てたと思ったらヨットにひっかかってました。 #名作をオチだけで説明する



6月2日(日)のつぶやき その1

2013年06月03日 | Weblog

山田太一と大島渚のムックが並んで平積みになっている。そういえば同じ時期に松竹に助監督として働いていたのだな。


なんで今頃「魔女の宅急便」の原作本が平積みにされているのかと思ったら、実写映画化されるのか。


【これ聴いてます】ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」(アムステルダム・フィル/ヨー) ml.naxos.jp/album/arts4724… #nml


Googleのrssが今月いっぱいで停止するのに対応してあちこちのrss調べ中。Twitterだけで対応するの無理だし。


「罪証隠滅のおそれ」って何?~名(元)裁判官・原田國男氏が語る”裁判官マインド”(江川 紹子) bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/201… マスコミがこの99%神話の維持に加担しているんだよ。裁判所が無罪にすると、マスコミはすぐに被害者のところに行って談話をとるでしょ?


被害者は「納得できない」と言うよね。それを大きく報じる記事や番組を見ていると、まるで無罪判決がおかしいと言わんばかりじゃないか


あれ、いつの間にかチョモランマではなくてエベレストに統一されてるような。


サメが爆発。 #名作をオチだけで説明する

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