prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「俺俺」

2013年06月19日 | 映画
同じ人間が複数、というコメディは昔からあったけれど、ことにデジタル合成技術を使えるようになってマイケル・キートン主演の「クローンズ」とかやたらと人数が増えた。
ただ、ここでちょっと異色なのは他の人間が見て同じ人間だと思わず別人として扱うというところだろう。

もともとオレオレ詐欺を思わず手を染めてしまうあたりで、あまりにやり方がずさんなのでこれでバレないわけがないと思ったら相手の方から間違えてくれる、というのを通り越して相手が見たいように見たとおりの人間として扱われて、主人公が唯一無二の存在ではないという位置づけにエスカレートするのがおもしろいし、寓意を感じさせるところ。

ただそれが他の人間まで主人公と同じ顔に変貌するとなると亀梨和也がメイクでさまざまな顔を作って演じわけているのが裏目に出て、誰が誰だかわからなくなる、というより「他者がいない」状態を表現していること自体が腑に落ちるまで時間がかかって、消化不良感とがちょっと残った。

エンドタイトルで亀梨和也のすべての役名がずらりと並ぶのが笑わせる。もちろんれっきとした有名人であるのにも関わらずどこにでもいるアノニマス(無名者)になりきっている。役をつかむのに「千と千尋」のカオナシを参考にしたという発言がおもしろい。
(☆☆☆★)

人気ブログランキングへ


本ホームページ


俺俺@ぴあ映画生活

6月18日(火)のつぶやき

2013年06月19日 | Weblog

なぜか、昔撮った札幌中島公園の見世物小屋の写真集へのアクセスが増えている。どこかのテレビか何かでやったのか。 blog.goo.ne.jp/photo/162251 #見世物小屋 #ヘビ女


あまりに暑いのでクーラーを入れようとして、はたと気づいてフィルターを掃除する。相当な節電とカビ防止になったはず。


いい加減な記述が多いのも事実だが、ウィキの物凄く詳細に記述してある項目を見ると、これだけ書くエネルギーの源は何だろうと思う。少し書いたことあるけれど、正確を期すとえらい手間がかかるものです。


【本棚登録】『Banana fish (10) (小学館文庫)』吉田 秋生 booklog.jp/item/1/4091911…


【本棚登録】『Banana fish (11) (小学館文庫)』吉田 秋生 booklog.jp/item/1/4091911…


【本棚登録】『Banana fish (12) (別コミフラワーコミックス)』吉田 秋生 booklog.jp/item/1/4091335…


あれ、アングラ牧場に読めてしょうがなかったんだよな。結局それで正しかったのだけれど。 #ss954


そーいや、海江田は元経済評論家だったな。 #ss954


徴兵制を復活させて若いもんを兵隊にして鍛えろって、公務員を増やして職業訓練してくれるっていう意味ですか。 #ss954


「アルゴ」事件をイラン側から映画化するという話あったけど、実現するのかいな。実現したとして、日本で見られるか。 #ss954


最近のイラン映画では、「別離」が素晴らしかった。妻がキャリアアップしたくて外国に行きたがり、夫が老父の介護にこだわる設定で、イメージより進んでいるところと旧来のところと両方見られます。 #ss954


ロック版般若心経っていうのはYouTubeで見られますよ。これがなかなか。 @20440626  日本人も般若心境をラップにすれば良いのに、かなり良い事言ってるのにな。 #ss954