prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」

2009年10月01日 | 映画
オープニングの南北戦争からベトナム戦争までの長い時代を兄弟二人で戦っている姿をさまざまな映像処理を駆使して綴るタイトルバックが好調、続くミュータントたちが各種の戦闘能力を発揮するシーンもキャラクターとアクションが渾然として、これは期待できるなと思わせるが、だんだんキャラクターの殺し方がぞんざいになってくる。
善人をあっけなく殺すのもそうだし、ミュータントもどうすると殺せるのかはっきりしないので殺されるたびちょっとづつ不満がたまる。テレビ「LOST」のチャーリー役、ドミニク・モナハンも軽い扱い。
アクションシーンがきれいな直線や曲線を描く感じで爽快。かなりコンテが練れている感じ。
ヒュー・ジャックマンが半分野獣のようなワイルドな迫力を見せる。
(☆☆☆★)


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