『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

大水

2014-10-16 08:00:00 | 風景


台風一過で、
「とやの橋」から
阿武隈川を見たら
橋脚が沈むほどに
増水していた。

数十年前には、増水で
母校の一中のグラウンドが
海のようになって、
近隣の家に救命ボートが
来たことがあった。





小さい頃から
大水になると、
なぜかワクワクして
必ず川を見に行く子だったので、
昔、同居していた叔母さんたちが、
大水が出ると
「オサムが川に行かないように」
と見張っていたという(笑)。

こういう子が、
きっと、ジジイになって、
大水の川を見に行ったら流されて
ニュースの行方不明者に
なるのかもしれない。



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台風休校

2014-10-15 06:40:00 | 映画
珍しくも、2週連続で
台風休校になった。

アメリカのニュースで
今年最大の「スーパー・タイフーン」と
騒がれていた台風19号だったが、
さほどの被害がなく
幸いであった。

コスキンも終わって
やや力抜けして、
ゴロゴロ寝ながら
録り貯めたBSの映画を
観ていた。




『飢餓海峡』は、
62年頃の水上勉の
推理小説が原作で、
65年に映画化された。

三國連太郎が42歳で
まだ若々しい。

喜劇役者の伴淳三郎が
シリアスな刑事役で登場する。

ヒロインの左幸子は
さほどに美人でもなかった。

高倉健は34歳で、
若々しい刑事役で登場する。

加藤嘉、沢村貞子、藤田進、風見章子
らの芸達者な脇役の面々が
懐かしかった。

3時間のモノクロ映画ながら
厚みがあったので
観ていて飽きなかった。








『軍用列車』は、
75年のアメリカ映画で
原題は『Breakheart Pass』。

50代の渋いチャールズ・ブロンソンが主役で、
美人奥さんのジル・アイアランドと
共演している。

まあまあの面白さであった。





『リーサル・ウェポン』シリーズは
全作観ているが、
いつものようなドガチャカで、
今回はカンフーを操る
中国系の敵と闘う。

ハリウッドらしい
勧善懲悪もので、
おしまいは決まって、
メデタシ、メデタシになる。





原作の『ライラの冒険』は、
イギリスの児童文学家
フィリップ・プルマンの
95年の作品である。

その原題は
『His Dark Materials』。

原作は三部作であるが、
映画は二作目以降は、
不況の煽りで製作中止になったという。

これまでのファンタジー物に
勝る作品とも思えなかった。





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コスキン 2014

2014-10-14 08:26:00 | ギター
自分にとって、
4回目のコスキンが終わった。

今年は40周年記念で、
史上最多の210組の参加があった。


周到な練習をして臨んだのだが、
2曲目の『鬼平』で途中、
ほんの一瞬、ど忘れして
頭が真っ白になり、
即興で曲をつないで
楽譜の1頁分を飛ばしてしまった。

聴衆の誰も気付かなかったようだが、
自分的には大ポカをやってしまい
かなり凹んでしまった。

同時に、ライヴの恐ろしさを
またも再認識させられた。

たった2曲の7分ほどの演奏だが、
楽屋に戻ってきた時には、
絞れるほどの汗をかいていた。

半分は冷や汗としても、
交感神経がかなり興奮して
アドレナリン全開だったみたいだ。

元来、コンサートも講演も
アガルことがほとんどないのだが、
どういうわけか、コスキンだけは
アウェイ感があって
出番前は緊張し、ステージ上でも
アガッてしまう。

フォルクローレの祭典で、
ほとんどがグループ演奏なので、
単身で参加している自分に
勝手に恐縮しているのだろう。

緊張し、不安にかられ、
そして、アガッてしまい、
演奏も失敗してしまうと、
何もいいことがないようでもある。

それでも、チャレンジ続けるのは
≪生涯ギタリスト≫の性(さが)
なのかもしれない。

来年は、やっと
連続5回出場の栄誉で
表彰に与れる。




1曲目は、クラシックでは
『アロンソの結婚の間奏曲』
というのだが、
中南米音楽祭なので、
スペイン語読みの
『インテルメディオ』とした。

これは、以前、発表会で
フルバージョンの10分版をやったが、
コスキンでは4分に短縮編曲した。

ハデなエンディングなので、
かっこよく決まり、
指笛と歓声が上がった。


通称『鬼平』は、ジプシーキングスの
『インスピレーション』という曲名だが、
やはりスペイン語読みで
『インスピラシオン』としたが、
プログラムでは
「インスパシオン」と
誤記されていた。


途中すっ飛ばすという
大ポカをやらかしものの、
他の決め所はキチンと弾けており、
エンディング(着地)もピタリと
決まったので、この演奏にも
指笛と歓声が上がった。

演奏者のみ
ガッカリしていたが・・・。horori





高畑からレッスンに来られている
ギター教室の生徒さんに
写真を撮って頂いた。

足元を見たら
ズボンの裾が捲くり上がり、
靴下が短かったので
素足がのぞいていて
かなりカッコ悪かったようだ(笑)。hi





今年は、40周年記念だからなのか
曲ごとに照明を変えてくれたようだ。

でも、やっぱり
スネチラが・・・(笑)。hekomi



「記念」の「アニバーサリー」は、
スペイン語では
「アニベルサリオ」と言うようだ。

今回は、踊りが入ったり、
ヴァイオリンを使ったグループが
いくつかあって、
例年とは違っていた。


********

聴きにきて下さった
ギター仲間からは
労いのメールが届いた。

「大熱演、ご苦労様でした。
かなり弾き込んだようですね!
マイクのノリもなかなか良かったですよ」

「二曲目が部分的逸脱? していたなんて
誰も判らなかったでしょう。
だってオラにも判らずでしたからね。
何事もなかったかの様に
ニコニコして引き上げる所なんかプロだわい!」

「来年の『復興支援コンサート』の
準備で20曲もですか!!
修先生のひたむきな努力は
必ずや報われるでしょう!
指のケアを十分にやりながら
練習に励んで下さい」


そうなのだ。
これからの半年間は、
来年四月の第二回『復興支援リサイタル』の
プログラム20曲と取り組まなくてはならない。

それは、苦しくも楽しい
「くるたのしい」道のりである。

自分とギターを通して
『音楽』の素晴らしさを
また、あの音楽堂大ホールで
鳴り響かせたい。







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秋祭り

2014-10-13 08:53:00 | 風景


稲荷神社大祭の
恒例の連山車を観に出かけた。

今年は、HPに
「7時半から巡行」とあったので、
その頃に出かけみたら、
もう最後の方で
危うく見逃すところだった。

やはり、例年どおりの
7時巡行だったのではなかろうか。



毎年の風景だが、
諸肌脱いだ氏子の
オネーチャンたちが
「やーれ、やれやれ!」
の掛け声を
引き手にかける。

50年前の自分は
柳町子ども会の引き手だったので、
「やーれ、やれやれ!」
と掛け声を上げていた。

その頃は、
電飾がなかったので、
昼間に銘々の町内で
引いていた。

今は、各町内が
いっせいに電飾して
100店ほどある露店の間を
巡行するのが見世物になっている。




三人の息子たちが、
幼い頃は泣いて近づかなかった
お化け屋敷も健在である。

自分も小学生の頃、
一度だけ入ったことがあるが、
おそらく、その頃と
仕掛けは何ら変わっていないだろう。

呼び込みのオバチャンの
潰れたしわがれ声が
なんとも祭りの風情がある。





毎年、新しいアイテムの
露店がないか好奇の眼で
ウォッチングしているが、
今年は、こんな「マジックボール」なる
ヘンテコなものが売られていた。







連山車巡行を終えて、
各町内に山車が戻るところに
方々で出くわしたが、
信夫橋を渡っていたら、
南町の山車の灯りが
隈畔(わいはん)の堤の上に
闇を照らすように引かれて行くのが
侘しいような風情があった。

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フラメンコギター

2014-10-12 08:49:00 | ギター
いよいよ明日が
中南米音楽祭
『コスキン・エン・ハポン・2014』
の本番である。

この数日間、
勤務校のほとんどが
中間テスト期間だったので、
出勤日がなくて
三連休を挟んでの8連休という
「秋休み」のような状態である。

にもかかわらず、
この数日間はダラダラと
過ごしてきた。

というのも、先月からの風邪が
あちこちに転移? して、
顔面神経痛まで出てしまったので、
お菓子を食べながら
マンガを読んだり、
録画した映画を観たりしながら
寝養生していた。

どうにか「うつ」っぽさも
抜けてくれて、
平常心に戻った。

さすがに、
夕べは本番の前々日なので、
ギターを手に取り
曲の最終チェックと
使用ギターの選定をした。




フラメンコギターは
現在3本あって、
ウィスキーと同じで
紫外線でニスが焼けるので
琥珀色の濃い順から
古いギターである。

73年のものは
高校に合格したときに
父親に買ってもらった
「中出阪蔵」という
日本の第一人者による
フルオーダー品である。

今では所有者同様に
40年のヴィンテージ物になったが、
枯れたいい音がする。

先日の『復興支援リサイタル』でも、
これでフラメンコを4曲弾いた。

それに
松岡良治の
80年代と90年代の既製品が2本ある。

1本は高畑から
レッスンに来られている生徒さんが
うちに預けておられる
セカンドギターであるが、
お許しを得て時々、
弾かせて頂いている。

昨晩は、これらの3本で
交互にプログラムの2曲を
通しで弾いてみて、
いちばんピタリと
マッチしたものを選んだ。

今日は、その弦を
新しいものに張り替えて
明日の本番に臨むつもりである。

『復興支援リサイタル』以来、
半年ぶりの大規模コンサートなので、
今から、緊張感と高揚感が
感じられてきた。

***

昨晩、
『サルト・フィニート』を
読んでいたら、
「音楽の女神(ミューズ)は、
わずかな怠慢も許さない」
という件(くだり)を読んで
ドキリとした。

この数日、ゴロゴロばかりして
ちっとも練習しなかったからだ。

本番で大ポカやらかすんじゃないか、
といささか不安が脳裏を過ぎったが、
風邪と「うつ」だったんだから
しゃーないや・・・と、
思い替えすることにした。

コスキンのプロMCの
飯田さんからは、
「川俣の宝石」とまで
大絶賛されたので、
今日一日、もすこし磨きをかけて
いくらかでもブリリアントに
光りたいものである。












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